本州の北西部に位置する秋田県は、東側は岩手県に、南側は山形県と宮城県に、北側は青森県に、そして西側は広大な日本海に面しています。県の東部を奥羽山脈が縦断するため、その西側では夏になると気温が上昇するフェーン現象が発生し、冬になると内陸部を中心として特別豪雪地帯にも指定されています。世界自然遺産にも登録されている白神山地や、田沢湖、十和田湖などの個性豊かな湖を有し、冬になると一面の雪景色も広がり、幻想的かつ風光明媚な景色が楽しめます。海と山に恵まれた秋田県では、四季を通じて豊かな自然とおいしい食べ物を楽しむことができ、日本の中でも特に自然に恵まれた県として注目を集めています。
秋田と言えば、「あきたこまち」に代表される全国有数の米どころとしても有名。全国一の生産量を誇るジュンサイや、畑のキャビアと呼ばれるとんぶりも名産品です。 そのほかコシの強さと喉越しの良さで人気を誇る稲庭うどんや、冬の風物詩であるきりたんぽ鍋も、全国的に愛される秋田の食ではないでしょうか。
子どもたちが家の前でかまくらを作って遊ぶ様子も秋田らしい風物詩。なまはげなどの独特な文化もあり、お祭りなどの多様な催しがあることも、秋田での暮らしの楽しみとなるはずです。