北は日本海、南は瀬戸内海に面する兵庫県。県土の約8割は山地が占め、そのほか丘陵や台地、扇状地、盆地などから成り立っています。県の中央を東西に横断する中国山地を境に、北側は冬に曇りや雪の日が多く、南側は乾燥した晴天が続く気候です。このように、兵庫県は地域によって風土が多様であることから、“日本の縮図”とも呼ばれています。
各地の気候を生かしてさまざまな農林水産物が作られており、特に黒豆、小豆、たまねぎ、いちじく、レタス作りがさかん。そして、最高級の霜降り肉である神戸ビーフは、全国的にも有名です。
世界一の大きさとも言われる「鳴門海峡の渦潮」や、日本で初めてユネスコの世界遺産に登録された「姫路城」、“天空の城”と呼ばれる「竹田城」、夜景で有名な「六甲山」、四国と本州を結ぶ「明石海峡大橋」など、県内各地にさまざまな見どころを有しています。「薬師温泉」「有馬温泉」「湯村温泉」「城崎温泉」などの温泉地も豊富です。
そのほか、中華街や宝塚歌劇などの文化的な魅力や、明石焼き、そばめしなどの美味しいローカルフードも盛りだくさん。さまざまな表情を見せてくれる兵庫県に、いつの間にか惚れこんでしまうこと間違いなしです。