山形県は東北地方の日本海側に位置し、東京から北に約300kmの山形新幹線で約3時間の距離にあります。 日本百名山に数えられる蔵王、月山、鳥海、吾妻、飯豊、朝日といった雄大で美しい山々に囲まれ、南から連なる米沢、山形、新庄などの盆地、 そして庄内平野には最上川が流れています。 四季がはっきりしているため季節により多様な情景が楽しめる、美しい自然に恵まれた地域です。そのような地域だからこそ、「奥の細道」を著した俳聖・松尾芭蕉は全行程のうちの1/3を山形県で過ごし、その旅は出羽三山を目指した心の旅でもあったと言われています。
またすべての市町村で温泉が湧き出しており、日常的にさまざまな温泉を楽しむことができるのも山形県ならではの魅力。銀山温泉や蔵王温泉は特に知名度の高い温泉地です。全国生産量の7割を占めるさくらんぼや、高品質な米沢牛など、おいしい食も揃います。
自然豊かな山形県には冬になるとスキーヤーで賑わいます。ウォーターアクティビティも人気で、最上川でラフティングやボート下りも楽しめます。蔵王樹氷祭りや花火大会など、季節ごとのイベントも多種多様。自然と人間が心地良く調和して存在する、魅力的でとても暮らしやすい県です。