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移住先での結婚ってどうなの?広島県にある子育て支援制度を調べてみた

地方移住を考える際に、大きな壁となって立ちはだかるのが家族の将来設計。「憧れの土地に移住したい!」と思っても、両親が近くにいないと何かあったときに頼れなくて不安、将来子どもを持つとして、夫婦だけでやっていけるのか?……など、悩みは尽きません。

筆者自身も、これまで縁もゆかりもなかった土地への移住を経て結婚したうちの一人。最初は不安もありましたが、実際に経験してみると、移住先での結婚にはそれぞれメリットとデメリットがあると実感しました。

この記事では、移住先で結婚することのリアルなメリット・デメリットをお伝えしつつ、広島県の子育て支援制度についてもご紹介します。

「地方移住に興味がある」「結婚後の生活を考えている」という方の参考になれば嬉しいです。

文/宮本デン

○メリット【1】夫婦二人、新しい土地でゼロから家庭を築ける

移住先はお互いの地元でもなく、新しく選んだ土地。だからこそ夫婦としてゼロから家庭を築いていく感覚が強くなります。

また、新しい土地に移住することでお互いの両親との距離感も適度に保てるため、関係を良好に保ちやすいこともメリットになります。

気軽に会うことができない分、会える時間を大切にしたくなりますよね。

○メリット【2】生活費を抑えて、将来設計が立てやすい

特に都内から地方へ移住すると、家賃や生活費の違いに驚くことが多いです。特に家賃の違いは顕著で、地方の中では家賃が高めと言われる広島県でも、都内との違いは一目瞭然。

<1LDK(築20年以内)の家賃平均>

東京都大田区......17.10万円

広島県広島市......8.03万円

(※情報元:CHINTAI https://www.chintai.net/

生活費が抑えられる分、貯金や投資子育て資金の準備がしやすいのも、大きなメリットとなります。特に「マイホームを持ちたい」「子どもの教育費をしっかり貯めたい」と考える夫婦には、地方移住はおすすめです。

○メリット【3】帰省が旅行気分に!遠距離ならではの楽しみ方

実家が遠くなると、帰省すること自体が特別なイベントになります。

私の実家は現在岩手県にあるため、広島県から帰省する際には飛行機を使用し、福岡県を経由したり宮城県を経由したりします。飛行機は新幹線よりも早くて安い事も多いですし、その分のお金を使って経由地で一泊して観光するのも楽しむのも良いですよね。

日程の組み方によっては1万円台で帰省が完了してしまうことも! 帰省のついでに、これまで行ったことない土地に行ってみるのも良いかもしれません。

×デメリット【1】子育てで困ったとき、頼れる人が少ない

結婚を機に新しい家庭を築いていきたい! とはいえ、身近に頼れる人が少ないのはやはり心細い部分があります。

現状大人二人で生活していますが、それでも両者が同時に風邪をひいたりすると生活が途端に立ち行かなくなります。そういう時、身近に頼れる人がいれば買い物を頼めるのに! と強く思うのですが、お互いの地元から遠く離れた私たちではそうもいかず。

その上さらに将来子どもができたとなれば、病気で寝込んでばかりもいられません。こういった病気や仕事などでどうしても世話ができないような時はどうすれば良いのか? また普段の日常の子育てで悩みを抱え、相談したいときはどうすれば良いのか?

身近に頼れる人がいないことによって生じる不安を解消するため、後ほど広島県の子育て支援制度を調べてみたいと思います。

×デメリット【2】緊急時の際、実家までの移動が困難

いくら飛行機を選択したとしても、広島県-岩手県間の移動は半日掛かります。特に、親が高齢の場合や、いざというときにすぐ駆けつけられないことへの不安は、移住後にじわじわと実感することが多いです。

先日、岩手県大船渡市で山火事が発生した際にも「もし近くに住んでいれば、一時的に避難させられたのに……」そんな思いが頭から離れず、火災が収まったニュースを耳にするまでモヤモヤし続けました。

移住先が遠いのであれば、すぐには移動できないことを前提にした準備が必要になります。

例えば、

・どのレベルの緊急事態ならすぐ帰省するのか、家族で話し合っておく

・緊急時の連絡先を共有し、事前に話を通しておく

・いざというときに迷わず動けるように交通手段と資金を準備しておく

実際に遠方に住んでみて、こうした事前の備えがいかに重要かを痛感しました。

デメリットは広島県の子育て支援制度で解消!

誰しも最初は初心者とはいえ、頼れる人がいない土地で子育てをするのは不安もひとしお。そこで、現在住んでいる広島県広島市にどんな子育て支援制度があるのか調べてみました。

とはいえ、現状なにも知らない状態。ひとまず広島県広島市の子育て支援を調べてみたところ、自治体公式HPの子育て支援のほか、子育て支援のポータルサイトを見つけました。

広島市子育てサポートサイト ひろまる

広島市の子育て支援情報をまとめた公式サイト。年齢別のサポートや行政の補助情報がチェックできます!

https://www.city.hiroshima.lg.jp/living/kosodate/1021253/hiromaru/index.html

広島県の子育てポータル イクちゃん

広島県全体の子育て支援情報を掲載したポータルサイト。子育てイベント情報や、お得なサポート制度について詳しく知ることができます!

https://www.ikuchan.or.jp/event/

このポータルサイトでは時期別・年齢別の悩みに合わせた手引きや各種イベントのお知らせ、行政の支援制度などがまとめられているようです。市をまたいで利用できる支援についても、ここから確認できました。

こういったポータルサイトは広島県だけじゃなく、各都道府県でも同様のサイトがあるところが多いみたいなので、移住先を検討する際にはチェックしてみることをおすすめします。

不安【1】子育てに関する悩みを相談したいときは?

子育てに関する悩みを抱えたときには、以下の制度や相談窓口が利用できそうです。

・こんにちは赤ちゃん訪問(新生児訪問)

・地域子育て支援センター

・親子のための相談LINE

・こども療育センター

……などなど

広島県広島市には、悩みや子どもの年齢に合わせて相談できる支援制度がいくつもあるため、状況に合わせて使い分けることができるとのこと。

こういった支援制度と言えば直接窓口へ行かなければならず、時間的な制約でなかなか使用できない......というイメージですが、LINEでも相談ができるなんて驚きでした。

子育てで大変な中、少しでも話を聞いてもらえるような場があると思えるだけで、気分的には少し楽になるような気がしますね!

不安【2】仕事や病気でどうしても預かってほしいときは?

やむを得ない事情で子どもを預けたいときには、以下の制度が利用できそうです。

・ファミリー・サポート・センター

・一時預かり事業

・子育て短期支援事業

……などなど他にも家事支援や病児保育など、いくつもの細かい支援制度がありました。

ただ、支援によっては利用可能時間が平日の日中のみだったり、余裕を持った事前予約が必要だったりするので、小さい子を抱えていると中々その利用も難しいという声も。

それでも「こういう制度があるんだ!」と知っておくことで、事前に計画を練ってうまく利用することもできそうです。

今回上記で挙げた支援制度や相談窓口は広島県広島市のものですが、各自治体にも同様の支援の設置を努力義務として掲げられているものも多いため、みなさんが検討中の移住先にも同じようなものがあるかもしれません。

確認してみると、意外な支援制度が見つかるかも!

今後、子どもを持ちたいと考えているカップルは、移住先の検討項目に「子育て支援制度」を入れるのも一つの指針になると思います。移住×結婚の選択肢を、ぜひ前向きに考えてみてくださいね!

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