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2023年度 山口県 お試し移住体験のすすめ

岩国市の街並み

温暖な気候でいくつもの絶景スポットがあり、観光地として人気のある山口県。山口県への移住や2拠点生活、テレワークをしてみたいと考えている方は、お得にお試し移住できる制度を利用するのがおすすめです。今回は山口県でも特に移住支援制度に力を入れているおすすめの自治体を2つご紹介します。


文/鰆

山口県のお試し移住体験に使える支援金

ふぐの名産地として有名な山口県。温暖な気候で風水害が少なく、住みよい土地として知られています。穏やかな瀬戸内海と猛々しい日本海に囲まれ、東西には中国山地が走っているため、山の恵みと海の恵みの両方を享受しながら移住生活が送れることが大きな魅力。

今回はそんな山口県での移住や二拠点居住、テレワーク体験を希望する方が利用できる支援制度についてご紹介します。「移住したいけれど、実際に住んだことの無い場所に移住するのは不安」「移住前に、実際にその土地での暮らしを体験したいが、お金がかかりそう」という理由で移住を躊躇している方も、当記事で紹介する制度を利用すれば、お財布に負担をかけず、気軽に移住体験が可能です。


山口県の支援金まとめ

移住支援金

山口県では、県外在住の移住希望者を対象に、「YY!ターン支援交通費補助金」制度を実施しています。居住地から山口県までの往復交通費(タクシーを除く公共交通機関を利用した場合に限る)の2分の1が実費で補助されるこちらの制度。実施期間は2022年4月1日〜2023年3月31日(予算がなくなり次第終了)、利用可能回数は1年度につき1回となります。

また補助対象事業は以下の通りとなります。

  • 民間事業者と県民会議が共同で実施する移住関連ツアー
  • 県、市長、関連団体らが実施・後援する移住関連ツアー
  • 県、市長、関連団体らが実施・後援する移住関連セミナーやフェア、その他のイベント
  • 山口県への下見や暮らし体験
  • 山口県への就職面接および就農林漁業面接


★詳細⇒【2023年度最新版】都道府県別 移住・テレワーク体験に使える補助金まとめ(中国編)


山口県でお試し移住・テレワーク体験

移住先探し

山口県には、全体で実施している支援制度とは別に、独自のお試し移住体験やテレワーク体験希望者向け支援金を用意している自治体があります。今回はその中から、お試し住宅の貸し出しに力を入れている、萩市と下関市を抜粋してご紹介します。

無料で利用できる住宅もあるので、移住を検討している方は、ぜひチェックしてみてくださいね。


萩市

萩市の街並み

総面積698.31㎢、総人口42,739人(令和4年11月時点)の都市、萩市。市内には毛利藩政期に形作られた城下町が現存しており、「江戸時代の地図がそのまま使えるまち」として知られています。幕末の動乱期に活躍した吉田松陰や高杉晋作出生の地としても有名です。

また北部は日本海に面しているため、移住後はまろやかで甘味のある「瀬つきあじ」や、イカの女王と呼ばれている「けんさきいか」など、新鮮でおいしい海産物が1年を通して楽しめます。

そんな歴史情緒あふれる萩市では、市内への移住や地域間交流、二拠点居住を検討している方などを対象に、3DK(和室2、洋室1)で家具家電付きのお試し暮らし住宅「#梅ちゃんち!」の貸し出しを行っています。利用期間は1週間〜4週間。利用料金は最初の1週間は1組7,000円、それ以降は、1泊追加ごとに1,000円となります。

利用する場合は、使用日の6ヶ月前から受付が必要で、同年度につき1人1回のみ利用可能となります。


詳細は、萩市公式HPの「お試し暮らし住宅(#梅ちゃんち)のご利用について」ページをご覧ください。


東京から萩市までの交通費を支援金・補助金あり・なしで比較

東京から萩市までの往復交通費を、移住支援金を利用した場合と、しなかった場合とで比較すると、以下のようになります。


■東京駅から東萩駅まで、JR新幹線とバスを利用して行った場合の往復交通費

  • 補助金を利用しなかった場合:46,480円
  • 補助金を利用した場合:23,240円

「YY!ターン支援交通費補助金」制度では、交通費の2分の1(上限30,000円)が補助されるため、23,240円お得となります。

※料金は代表的なルートを利用した場合の往復運賃概算です。実際の料金とは異なる場合があります。


大阪から萩市までの交通費を支援金・補助金あり・なしで比較

大阪から萩市までの往復交通費を、移住支援金を利用した場合と、しなかった場合とで比較すると、以下のようになります。


■新大阪から東萩駅まで、JR新幹線とバスを利用して行った場合の往復交通費

・補助金を利用しなかった場合:28,900円

・補助金を利用した場合:14,450円

「YY!ターン支援交通費補助金」制度では、交通費の2分の1(上限30,000円)が補助されるため、14,450円お得となります。

※料金は代表的なルートを利用した場合の往復運賃概算です。実際の料金とは異なる場合があります。


下関市

下関市の街並み

本州の最西端に位置する、総面積716.1㎢、総人口250,988人(令和4年11月時点)の都市、下関市。壇ノ浦の戦いや、武蔵と小次郎の決闘の舞台となった「海峡と歴史のまち」として有名です。

三方が海に囲まれており、対岸の福岡県には電車や船、世界でも珍しい「歩行者用海底トンネル」で簡単に渡れます。また関門海峡や角島大橋など、絶景スポットが数多く存在するため、美しい海を眺めながらのびのびとした移住生活が送れます。

そんな海に囲まれた移住生活が楽しめる下関市では、移住を検討している市外在住者を対象に、無料でお試し住宅を貸し出す「下関市お試し暮らし」を実施しています。

利用できる住宅は、関門海峡のすぐ近くにある「uzuhouse(ウズハウス)」と、駅前エリアにある「BRIDGE(ブリッジ)」、緑豊かな土地に建つ農業公園「みのりの丘」、海辺のゲストハウス「ペンシオーネ島戸」の4棟。町中暮らしと田舎暮らしの好きな方を選んで、体験移住できるのが魅力となっています。

体験期間は2泊3日〜4泊5日、利用人数は1〜5名までとなっており、利用者に1人でも40歳未満の方がいることが利用条件です。


東京から下関市までの交通費を支援金・補助金あり・なしで比較

東京から下関市までの往復交通費を、移住支援金を利用した場合と、しなかった場合とで比較すると、以下のようになります。


■東京駅から下関駅まで、JR新幹線と在来線を利用して行った場合の往復交通費

・補助金を利用しなかった場合:46,020円

・補助金を利用した場合:23,010円


「YY!ターン支援交通費補助金」制度では交通費の2分の1(上限30,000円)が補助されるため、23,010円お得となります。

※料金は代表的なルートを利用した場合の往復運賃概算です。実際の料金とは異なる場合があります。


大阪から下関市までの交通費を支援金・補助金あり・なしで比較

大阪から下関市までの往復交通費を、移住支援金を利用した場合と、しなかった場合とで比較すると、以下のようになります。


■新大阪から下関駅までJR新幹線とバスを利用して行った場合の往復交通費

・補助金を利用しなかった場合:30,000円

・補助金を利用した場合:15,000円


「YY!ターン支援交通費補助金」制度では交通費の2分の1(上限30,000円)が補助されるため、15,000円お得となります。

※料金は代表的なルートを利用した場合の往復運賃概算です。実際の料金とは異なる場合があります。


移住支援制度を利用しながら理想の移住生活をイメージ!

移住を検討する様子

今回は山口県で移住体験を行う際に利用できる補助金制度や、お試し住宅についてご紹介しました。

交通費が半額となる「YY!ターン支援交通費補助金」制度があるため、離れた場所に住んでいる人でも、気軽に移住体験ができる山口県。

お試し住宅を1泊あたり1,000円で貸し出している萩市、田舎暮らしと都会暮らしを体験できるお試し住宅を無料で貸し出している下関市といった、独自の移住支援制度を実施している市町村もあるので、賢く利用すれば、お得に移住体験ができますよ。

山口県への移住を検討している方は、ぜひ利用してみてくださいね。



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