山梨県市川三郷町は住みやすい？移住や二拠点生活にぴったりの街の魅力をご紹介

2023.05.13

2023.10.18

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^{5月の四尾連湖}

甲府盆地の南西に位置する市川三郷町は、南アルプスを源流とする釜無川と、秩父山系を源流とする笛吹川とが合流し富士川となる、その左岸に位置しています。四季折々の自然が楽しめる四尾連湖や芦川渓谷があり、豊かな自然との共存を日々感じることができます。

市川三郷町の冬は気温がマイナスになることもあり、積雪20センチ以上になることも。その分夏の気温は首都圏に比べ4度ほど低く、涼しくて過ごしやすい環境です。

甲府市への所要時間は車で30分程、電車で1時間程。通勤・通学も可能ですが、電車の本数が少ないので車で通う方がおすすめです。

山梨県市川三郷町ってどんな街？

^{神明の花火大会}

豊かな自然に囲まれた市川三郷町は、都心部（新宿）から中央線特急と在来線を乗り継いで2時間程の所要時間で到着できる都心に近い田舎町です。今後山梨県にリニア新幹線の駅舎が建設される予定もあり、東京や名古屋とも劇的に近くなる予定。アクセスの利便性もますます高まりそうです。

伝統と自然が調和する独自の文化や風土を有する市川三郷町。市川團十郎発祥の地として知られる「歌舞伎文化公園」をはじめ、花火・和紙・はんこなどの地場産業や、「大塚にんじん」やとうもろこしの「甘々娘（かんかんむすめ）」に代表される農産物など、誇れる資源が多々あります。

山梨県市川三郷町の住みやすさの理由は？

ここでは、市川三郷町が住みやすいといわれる理由をご紹介します。

都心から2時間！アクセス良好な市川三郷町で快適な田舎暮らしを

JR中央線特急あずさの車体

市川三郷町の主要JR駅は市川大門駅。中央線特急と在来線を乗り継いで、都心部（新宿）から2時間程のアクセス良好なまちです。車を使っても2時間程度で移動できるので、週末などの休日でも思い立ったらすぐ行ける利便性も魅力。

2027年にはリニア中央新幹線の開通が予定されており、山梨と東京とを約25分程で往来できるように。市川三郷町へのアクセスもさらに便利になるでしょう。

町内にはスーパーやコンビニ、ドラッグストア、病院も揃い、日常生活において不便を感じることは少ないようですよ。

安心して子育てできる育児サポートや医療体制が整っている

^{手を繋いで歩く家族}

移住先でも安心して子育てをできるよう、各自治体の支援制度や施設など、事前に知っておきたいですよね。市川三郷町には心強いサポート体制が用意されています。

子育て支援センターでは、子どもと親同士の交流や遊び場の提供、子育ての悩み相談などを行っています。0歳から未就園児とその保護者を対象としており、無料で利用できますよ。

また子どもの急な病気や怪我でも安心の医療体制が整っています。峡南医療センターには市川三郷病院と富士川病院があり多様な医療を受けることができ、富士川病院は救急にも対応しています。移動に便利な無料シャトルも走っており、利便性が高いこともポイントです。

自然に触れてのびのびと生活できる環境がある

子どもの頃に豊かな自然に触れる経験は、大人になった時にもとても大きな財産になってくれるものです。市川三郷町には、自然と文化を感じられる公園や施設がさまざまにあります。

文化資料館やいこいの森のある「歌舞伎文化公園」や、フィールドアスレチックやバーベキュー場のある「富士見ふれあいの森公園」は、特にたくさんの親子連れが集まる人気のスポット。

また身近に温泉を楽しめるのも市川三郷町の魅力。「みたまの湯」と「つむぎの湯」という2つの温泉があり、中でも「みたまの湯」は夜景100選にも選ばれた人気の温泉です。山々を一望できる絶景が楽しめて、全国各地から人が訪れる人気のスポットです。

山梨県市川三郷町の移住支援制度をチェック

移住や二拠点生活はしたいけど、仕事面や費用面、子育て支援制度が充実しているか、などさまざまな不安があるでしょう。ここでは、市川三郷町で利用できる子育て・支援移住制度をご紹介します。

子育て世代をサポートする充実した育児支援制度がある

^{子どもと医者と看護師}

たくさんのご家族が暮らす市川三郷町では育児支援制度も豊富。

18歳までの医療費を窓口無料とする「子育て支援医療費事業」や、育児中の保護者が相談できる場を提供する「地域子育て支援センター事業」、不妊治療に対する自己負担額の1/2を助成する「不妊治療助成事業」も。

小学校入学時1人につき20,000円を支給する「子育て祝い金支給事業」もあり、育児中のご家族を応援するムードを感じますね。この子育て祝い金を第3子の時は30,000円、第4子以降は50,000円を追加する「多子世帯子育て支援」も受けられます。

給食無償化事業では段階的な支援があり、公立保育所では給食無料、私立保育所では月1,000円の助成などを行っています。管内小学校や管内中学校に通う町内在住の児童生徒は給食無料です。

家族のかたちに合った住まい探しをサポート

市川三郷町では、移住にともなう住まい探しの支援も充実しています。

夫婦どちらかが40歳以下の若者世帯が住宅を取得したときに補助を受けられる「若者定住促進住宅補助金事業」や、夫婦の合計所得が400万円未満でどちらも39歳以下の若者世帯が賃貸住宅へ住むときに住居費や引越費用を補助する「結婚新生活支援事業」などがあります。特に若いご家族の移住の際に、心強い制度が揃います。

空き家バンクで契約が成立した物件に対する改修工事・家財処分に関する補助を受け取れる「空き家バンク登録利用促進事業」も。新生活をはじめるために重要な住まいも、さまざまな支援を受けながら進めていけますよ。

新たな門出を！起業・就業支援制度も用意

新しい仕事への挑戦を機に移住を決める方も多いです。「移住支援金交付事業」では、東京圏から市川三郷町へ移住して起業・就業などをした方へ支援金を交付しており、移住・起業の心強いサポートとなります。

商店等にある空き店舗を活用して起業する際に補助を受けられる「空き店舗活用チャレンジショップ事業」もありますので、自分のお店を持ちたい方にもおすすめです。有害鳥獣防除用の資機材料の購入に対して補助を行う「有害鳥獣防除用資機材補助事業」も、農業の盛んな市川三郷町ならではの支援です。

市川三郷町の求人には、配送関連や事務関連の求人が多くみられますが、近隣の甲府市や南アルプス市、中央市まで移動ができればさらに広い選択肢から仕事を探すことができます。

市川三郷町ライフを楽しもう！

市川三郷町にはさまざまな魅力がありますが、日常をより豊かにしてくれるポイントをご紹介します。

雄大な自然の恵み！美しい景勝を堪能

^{四尾連湖でのキャンプ風景}

町内には豊かな自然環境を活かした観光スポットが数多くあり、アウトドア好きのファミリーや若者の人気を集めています。トレッキングやトレイルラン、夜景・星空などの観賞が楽しめるなど、遊び方のバリエーションも豊富。

特に「四尾連湖」は人気のスポットで、桜、新緑、紅葉、氷結など季節の移り変わりを存分に楽しめる湖です。キャンプやパドルボートなどができ、アクティブ派にもおすすめ。富士山、八ヶ岳、奥秩父方面、北岳、間ノ岳と大パノラマを観られる「蛾ヶ岳」も、圧巻の自然の美しさを堪能できるスポットです。

「薬王寺」のオハツキイチョウ雄株や「宝寿院」の枝垂桜も、四季の彩りを感じさせてくれますよ。

「歌舞伎」に「はんこ」も！日本の伝統文化に触れる

国や県に認定された伝統工芸品や伝統文化をさまざまに有する市川三郷町。

中でも「市川手漉き和紙」と「甲州手彫り印章」は特に有名で、その製造技術も現代に脈々と継承されています。「印章資料館」「市川三郷町商工会六郷支社」「一秀製紙工場」は、これらについて体験を通じて学べる施設で、県外からもたくさんのご家族連れが観光に訪れます。

また市川團十郎家の発祥の地としても知られる市川三郷町は、歌舞伎文化の振興に力を注いでおり、各界からも注目を集める歌舞伎文化の拠点となっています。「歌舞伎文化公園ぼたん園」や「歌舞伎文化資料館」もその一助を担う施設です。

地域の歴史や文化に触れる機会が豊富にある環境のため、自然と地元への愛着や興味が育っていきそうですね。

美しい眺望が自慢の日帰り温泉で心身を癒やす

市川三郷町を代表する観光スポットといえば、温泉総選挙「絶景部門」で4年連続全国1位を獲得している「みはらしの丘みたまの湯」。地元の方も定期的に通う、眺望が自慢の日帰り温泉です。

標高370メートルの高さにある露天風呂からは、八ヶ岳や北岳などの山梨百名山の山々を望み、その眼下には甲府盆地の大パノラマが広がっています。特に夜景は煌びやかで、その圧巻の美しさから「夜景100選認定」にも選出されました。

また町内には泉質に定評がありリハビリ浴も備え湯治にも最適な「六郷の里・つむぎの湯」も。市川三郷町では、体の芯からあったかい、そんな至福な暮らしを楽しめそうです。

住みやすく日常も楽しめる市川三郷町で移住ライフを楽しもう！

今回は市川三郷町について、移住先や二拠点生活先としての魅力をご紹介してきましたが、気になるポイントは見つかりましたか？

都会とも繋がりやすい距離感の市川三郷町は、暮らしやすさを維持しながらも、「のびのびとした環境で子育てをしたい」「週末にはアクティブにアウトドアを楽しみたい」といった方にもおすすめです。

この記事も参考にしていただきながら、ぜひ理想的なまちを見つけてくださいね！

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たびすむ編集部