東北地方の南東部に位置する宮城県は、東北地方最大の人口を持つ仙台市を有しており、まさに文化・経済の中心地としての機能を果たしています。新幹線を使えば東京から2時間かからずに到着できるため、気軽なみちのくの観光地としても人気の街です。冬も比較的温暖で、東北地方の中では積雪量も少なく、暮らしやすい地域と言えます。
東は太平洋に面し、豊かな漁場と日本三景の一つ松島などの風光明媚な観光地に恵まれています。西には蔵王・船形・栗駒などの山々が連なり、中央部には有数の穀倉地、仙台平野が広がります。また近年では、美しいリアス式海岸が特徴的な三陸海岸エリアである「みやぎ三陸黄金街道」の人気が高まっています。南三陸金華山国定公園、陸中海岸国立公園など豊かな自然が織りなす迫力ある景観と、牡蠣やフカヒレ、ホヤ、銀ザケに代表される豊富な海の幸が、多くの観光客の心を掴んでいるのです。
また東北に属する県らしく温泉も豊富で、なかでも鳴子温泉郷は8種の泉質の湯を持つ贅沢な温泉地。ほかにもシニア層から根強い人気を有する秋保温泉など、さまざまな温泉地があります。お土産の定番は牛タンやずんだ餅も抜群のおいしさで高い人気を誇っています。