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2023年度 岩手県_お試し移住体験のすすめ

春の岩手山

岩手県への移住、二地域居住、テレワークを検討中の方必見! お得にお試し移住体験できる方法や、移住支援制度に力を入れているおすすめの自治体を2つご紹介します。移住支援制度を使った場合の東京と大阪からの交通費比較シミュレーションも必見。こんなに安くなるなんて!と驚きの結果です。ぜひ最後までお読みくださいね。

文/斎 信夫

岩手県のお試し移住体験に使える支援金

岩手県への移住、二地域居住、テレワークを検討されている方にとって見逃せないのが、各自治体が支給している移住・テレワーク体験のための支援金や補助金。移住を検討している方に費用を気にせず移住体験してもらったり、テレワーク体験を通じて、当該自治体への移住や二地域居住を促すのが大きな目的です。

実際に自治体に転入した場合に一括で現金が支給される支援金制度もありますが、この記事では、体験移住の交通費や宿泊費の補助などの制度を紹介します。支援金、補助金を貰うには申請手続きが必要で様々な条件もありますが、どれもお得なので利用しない手はありませんよ!

 

岩手県の支援金まとめ

岩手県は、本州の北東部に位置し、北海道に次ぐ全国2位の広さを誇っています。岩手山や奥羽山脈などの山々、内陸部の平野を悠々と流れる北上川、リアス式海岸の絶景が広がる海岸線と、変化に富んだ自然が魅力です。冬は雪が多いイメージですが、沿岸部にある宮古市の1月の平均気温は2.0℃で、積雪量もわずか。岩手県人は、辛抱強く生真面目な気質で、あたたかい人柄。移住者を優しく受け入れてくれます。そんな岩手県で、お得な交通費支援制度やお試し暮らし住宅を利用して、お試し移住、テレワーク体験してみてはいかがでしょう?

岩手県では、県外在住者が岩手県内企業で就職活動を行う際の交通費を補助する「就職活動交通費支援制度」が用意されています。補助額は東北地区の居住者(岩手県を除く)が5,000円、東北地区外居住者が10,000円。支給回数は年度内2回までとされています。ふるさといわて定住財団のホームページに利用者登録し、「いわて就職マッチングフェア」や県内企業の職場見学、個別説明会などへの参加が支給対象となります。

 

詳しくはこちら➡【2023年度最新版】都道府県別 移住・テレワーク体験に使える補助金まとめ(北海道・東北編)


岩手県でお試し移住・テレワーク体験

移住 イメージ

岩手県の交通費支援とは別に、独自の移住支援制度を用意している自治体もあります。ここでは「久慈市」「雫石町」のお試し居住施設についてご紹介します。1〜2泊から安価で滞在できるなど、移住検討者にとって大変嬉しい内容になっています。県の交通費支援制度と一緒に利用すれば、わずかな費用で移住体験が可能です。移住先、テレワーク先がまだ決まっていない方は、是非ご利用してみてくださいね。



久慈市

ドラマ「あまちゃん」のロケ地でもある久慈市の小袖海岸

久慈市は、岩手県の北東部、北上山系を背に太平洋に面しています。陸中海岸国立公園と久慈平庭県立自然公園に囲まれた風向明媚な町で、NHK朝ドラ「あまちゃん」のロケ地としても有名。寒流と暖流が交錯する久慈近海一帯は好漁場として知られ、アワビ、ウニ、ホヤなどの磯漁が盛んに行われています。八戸市までは鉄道で1時間47分。東北自動車道の九戸I.C.へは約50分。海の近くで田舎暮らしするには最適のロケーションです。

そんな久慈市では、市外からの移住をご検討中の方を対象に、久慈市での暮らしを気軽に体験できる「お試し暮らし住宅」を提供しています。契約期間は、気軽に移住体験できる2泊3日から、最長14泊15日まで。契約額は1日あたり2,000円と大変安価に設定されています。使用できる期間は、原則として5~10月の間となっています。

 

詳細は「お試し暮らし住宅(KUJIターン 久慈市総合政策部 地域づくり振興課)」のページをご覧ください。

 

東京から久慈市までの交通費を支援金・補助金あり・なしで比較

東京から久慈市までの交通費を、県の就職活動交通費支援制度を利用した場合と利用しない場合とで比較してみます。岩手県には三沢空港、花巻空港もありますが、空港まで遠いため、東京からだと東北新幹線利用で八戸駅経由がおすすめです。

東京駅⇔八戸駅⇔久慈駅

補助金なしの場合:35,080円(東北新幹線、JR在来線利用) 

補助金ありの場合:25,080円

 

東北地区以外の居住者の場合、一律で10,000円支給されます。

※料金は代表的なルートで、列車等を利用した場合の往復の運賃概算です(大人1名分、指定席料金含む)。あくまでも例であり、実際の料金とは異なる場合があります。

県の交通費支給制度に加えて、「お試し暮らし住宅」に宿泊すればさらにお得。例えば2泊の場合、交通費と合わせて約3万円で久慈市に移住体験することが可能です。

 

 

大阪から久慈市までの交通費を支援金・補助金あり・なしで比較

大阪から久慈市までの交通費を、県の就職活動交通費支援制度を利用した場合と利用しない場合とで比較してみます。いわて花巻空港からは、JR在来線で盛岡駅まで移動し、岩手県北バスの特急久慈こはく号に乗車するルートがおすすめです。

 

伊丹空港⇔いわて花巻空港⇔盛岡駅⇔久慈駅

補助金なしの場合:39,749円(飛行機 34,029円+JRとバス 5,720円) 

補助金ありの場合:29,749円

 

東北地区以外の居住者の場合、一律で10,000円支給されます。

 

※料金は代表的なルートを利用した場合の往復の運賃概算です(大人1名分)。航空機運賃は格安航空券検索サイトにて記事執筆時から1ヶ月先の最安値の運賃(往路午前便、復路午後便)を元に算出。あくまでも例であり、実際の料金とは異なる場合があります。

神戸空港からはフジドリームエアラインズ(FDA)がいわて花巻空港まで就航しています。JALより安い便もありますので、より交通費を安く抑えたいならFDA便もおすすめです。また、「お試し暮らし住宅」に宿泊すれば、より費用を抑えて久慈市に移住体験することが可能です。


雫石町

雫石町にある小岩井農場

岩手郡雫石町は、岩手県中部、奥羽山系の山脈に囲まれた扇状の盆地に位置し、西側は秋田県(仙北市)と接しています。秀峰岩手山をはじめ1,000m以上の山が連なっており、これらの山岳や高原が総面積の約80%を占め、有名な小岩井農場も雫石町にあります。天然林や田畑がのどかな田園風景をつくりだし、農業に興味のある移住希望者にもおすすめの地といえます。盛岡市へはJRで16分。市内には秋田新幹線の駅があり、東京まで約2時間半とアクセスの良さも魅力。移住地、テレワーク地に最適です。

そんな雫石町には、恵まれた自然環境での宿泊体験が可能な上に、常駐のスタッフに雫石移住についての相談を持ちかけることもできる「七ツ森地域交流センター」があります。岩手山も一望できる緑に囲まれた環境で、定員1〜3名、2〜6名の2タイプのお試し住居を、1室1泊あたり2,000円から利用できます。

 

詳細は「七ツ森地域交流センター(雫石町)」のページをご覧ください。

 

 

 

東京から雫石町までの交通費を支援金・補助金あり・なしで比較

東京から雫石町までの交通費を、県の就職活動交通費支援制度を利用した場合と利用しない場合とで比較してみます。

東京駅⇔雫石駅

補助金なしの場合:33,000円(秋田新幹線利用) 

補助金ありの場合:23,000円

 

東北地区以外の居住者の場合、一律で10,000円支給されます。

 

※料金は代表的なルートで、列車等を利用した場合の往復の運賃概算です(大人1名分、指定席料金含む)。あくまでも例であり、実際の料金とは異なる場合があります。

県の交通費支給制度に加えて、「七ツ森地域交流センター」に宿泊すればさらにお得。2泊しても、交通費と合わせて3万円弱で雫石町に移住体験することが可能です。

 

 

大阪から雫石町までの交通費を支援金・補助金あり・なしで比較 

大阪から雫石町までの交通費を、県の就職活動交通費支援制度を利用した場合と利用しない場合とで比較してみます。いわて花巻空港からは、JR東北本線で盛岡駅まで移動し、JR田沢湖線で移動するルートですが、運行本数が少ないので秋田新幹線での移動もおすすめです。


伊丹空港⇔いわて花巻空港⇔盛岡駅⇔雫石駅

補助金なしの場合:34,889円(飛行機 34,029円+JR在来線 860円) 

補助金ありの場合:24,889円

 

東北地区以外の居住者の場合、一律で10,000円支給されます。

※料金は代表的なルートを利用した場合の往復の運賃概算です(大人1名分)。航空機運賃は格安航空券検索サイトにて記事執筆時から1ヶ月先の最安値の運賃(往路午前便、復路午後便)を元に算出。あくまでも例であり、実際の料金とは異なる場合があります。

神戸空港からはフジドリームエアラインズ(FDA)がいわて花巻空港まで就航しています。JALより安い便もありますので、より交通費を安く抑えたいならFDA便もおすすめです。また、「七ツ森地域交流センター」に宿泊すれば、より費用を抑えて雫石町に移住体験することが可能です。


賢く利用して理想のライフスタイルをイメージ!

村近くでの移住生活 イメージ

岩手県の移住・テレワーク体験に使える支援金、補助金まとめ、いかがでしたか。

県による支援制度は、「いわて就職マッチングフェア」などへの参加が支給対象となりますが、交通費を1万円安く抑えられるのは嬉しいですね。また、久慈市と雫石町のお試し居住施設は1〜2泊から利用でき、気軽に移住体験できるのが魅力です。岩手県への移住やテレワークをお考えの方は、是非利用されてはいかがでしょう?

全国にはこういった移住やテレワークを検討している人が使える様々な支援金、補助金や補助制度などを提供している自治体があります。たびすむでは随時こういった情報を発信していますので、チェックしてみてくださいね。

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