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2023年度 長野県 お試し移住体験のすすめ

長野県の代表的な観光地 上高地

長野県への移住、二地域居住、テレワークを検討中の方必見! お得にお試し移住体験できる方法や、移住支援制度に力を入れているおすすめの自治体を2つご紹介します。移住支援制度を使った場合の東京と大阪からの交通費比較シミュレーションも必見。こんなに安くなるなんて!と驚きの結果です。ぜひ最後までお読みくださいね。

文/斎 信夫

 

 

長野県のお試し移住体験に使える支援金

長野県への移住、二地域居住、テレワークを検討されている方にとって見逃せないのが、各自治体が支給している移住・テレワーク体験のための支援金や補助金。移住を検討している方に費用を気にせず移住体験してもらったり、テレワーク体験を通じて、当該自治体への移住や二地域居住を促すのが大きな目的です。

実際に自治体に転入した場合に一括で現金が支給される支援金制度もありますが、この記事では、体験移住の交通費や宿泊費の補助などの制度を紹介します。支援金、補助金を貰うには申請手続きが必要で様々な条件もありますが、どれもお得なので利用しない手はありませんよ!

 

長野県の支援金まとめ

長野県は、中部地方の内陸部に位置する県で、日本アルプスなどの山々が連なる自然豊かな環境が魅力です。果物や高原野菜、蕎麦などの栽培が盛んな一方、充実した交通インフラがあることから、高い技術力を持つ精密機器、情報機器の企業が集積しています。また、平均寿命が長い長寿県としても知られ、「田舎暮らしの本(宝島社)」による移住したい都道府県ランキングでは、平成18年以降、令和4年まで連続で1位。人気の移住先になっています。そんな長野県にお得な交通費・宿泊費補助制度でお試し移住やテレワーク体験してみてはいかがでしょう?


長野県では、IT関連事業の個人・法人を対象に、最大約6か月のおためし期間中のオフィス(コワーキングスペース)利用料や引越し代、県外への業務上の交通費のほか 、家具・家電・自動車のレンタル料を補助する制度「おためしナガノ」があります。※2022年度は申込み終了。2023年度の申込み時期は未定(2023年1月現在)。

 

詳しくはこちら➡【2023年度最新版】都道府県別 移住・テレワーク体験に使える補助金まとめ(中部編)

 

長野県でお試し移住・テレワーク体験

移住 イメージ

「おためしナガノ」は、短期での滞在を対象としたものではなく、募集数も少ないので気軽にお試し移住体験できないのが難点ですが、県とは別に独自の支援制度を用意している自治体もあります。ここでは「佐久市」「岡谷市」の支援制度についてご紹介します。滞在費補助金制度などで安価に滞在できるなど、移住検討者にとって大変嬉しい内容になっています。移住先、テレワーク先がまだ決まっていない方は、是非ご利用してみてくださいね。


 佐久市

佐久市の田園から望む浅間山


佐久市は、群馬県との県境、千曲川流域の佐久盆地に位置。北に浅間山、南に八ヶ岳連峰を望む自然環境に恵まれた高原都市です。涼しい地域でありながら日本トップクラスの晴天率を誇るのも魅力。豊富な農作物にめぐまれ、市内には11もの酒蔵があります。古い町並みも多く、住民同士の強い絆が息づく「田舎らしさ」が残る町である一方、医療機関が充実し、地域医療の先進地としても知られています。高速交通網も発達し、周辺各地や首都圏へのアクセスも良好。移住やテレワークに最適の場所です。

そんな佐久市では、二地域居住を検討している方(世帯)を対象に、仕事探しや住居探し目的等で佐久市に滞在する際にかかる経費の一部を補助する「佐久市移住検討者滞在費補助金」の制度が用意されています。補助額は実費の2分の1以内で、上限は補助対象により異なります。例えば、新幹線乗車券は上限が10,000円。宿泊費は上限3,000円となっており、うまく活用すればほぼ半額で滞在することも可能。

 

詳細は「佐久市移住検討者滞在費補助金(佐久市)」のページをご覧ください。

また、佐久市では移住を考えている方を対象にした試住支援サービス「Shijuly(シジュリー)」というのがあり、家やコワーキングスペースなどを借りる際には最大50%の補助金が出ます。

詳細は「Shijuly(シジュリー)in 長野県佐久市」のページをご覧ください。

 

 

東京から佐久市までの交通費を支援金・補助金あり・なしで比較

東京から佐久市までの交通費を、佐久市の移住検討者滞在費補助金を利用した場合と利用しない場合とで比較してみます。

東京駅⇔長野駅⇔佐久平駅

 

補助金なしの場合:13,720円(北陸新幹線利用) 

補助金ありの場合:6,860円

 

佐久市移住検討者滞在費補助金は、1日あたりの経費の2分の1以内、上限は10,000円(新幹線の場合)ですので、交通費は半額になり大変お得です。

 

※料金は代表的なルートで、列車等を利用した場合の往復の運賃概算です(大人1名分、指定席料金含む)。あくまでも例であり、実際の料金とは異なる場合があります。

 

移住検討者滞在費補助金は、佐久市内の宿泊費も補助対象になっています。こちらも実費の2分の1以内で上限が3,000円ですので、例えば1泊6,000円のビジネスホテルの場合は、半額の3,000円で宿泊できます。

 

大阪から佐久市までの交通費を支援金・補助金あり・なしで比較

大阪から佐久市までの交通費を、佐久市の移住検討者滞在費補助金を利用した場合と利用しない場合とで比較してみます。大阪から長野までは高速バスもありますが、今回は一番所要時間が短い新幹線利用のルートで計算しています。

 

新大阪駅⇔東京駅⇔佐久平駅

 

補助金なしの場合:40,920円(東海道新幹線、北陸新幹線利用) 

補助金ありの場合:20,920円

 

佐久市移住検討者滞在費補助金は、1日あたりの経費の2分の1以内、上限は10,000円(新幹線の場合)ですので、交通費は約半額になり大変お得です。

※料金は代表的なルートで、列車等を利用した場合の往復の運賃概算です(大人1名分、指定席料金含む)。あくまでも例であり、実際の料金とは異なる場合があります。


岡谷市

諏訪湖の夕景

岡谷市は、長野県のほぼ中央にある諏訪湖の西岸に面しています。東に八ヶ岳連峰、遠くには富士山を望むことが出来、自然と湖と都市機能が魅力の街です。戦前は製糸業が盛んで、戦後は精密加工技術の集積地となり、ものづくりのまちとして発展を続けています。首都圏へは電車や車で約2時間半。高速道路網も充実し、県内の移動も容易。環境とアクセスの良さが移住地、テレワーク地に最適です。

そんな岡谷市では、交通費・宿泊費・体験住宅の家賃について、その費用の一部を助成する制度が用意されています。交通費は、往復の経費の2分の1以内で、上限は10,000円。鉄道だけでなく高速バスなども対象です。宿泊費も2分の1以内ですが、上限は5,000円となっています。

 

詳細は「【移住を検討される方へ】交通費・宿泊費・体験住宅の家賃を補助します!(岡谷市)」のページをご覧ください。

 

また、岡谷市では移住を考えている方を対象に、自然豊かな郊外の高台に立地する移住体験住宅「ヴィラ塩嶺」が用意されています。1カ月単位で最大2カ月まで利用でき、利用料金は80,000円/月ですが、40,000円/月が岡谷市から補助金として交付され、実質的な負担は40,000円/月となります。

 

詳細は「移住体験住宅『ヴィラ塩嶺』 利用者募集」のページをご覧ください。

 

 

東京から岡谷市までの交通費を支援金・補助金あり・なしで比較

東京から岡谷市までの交通費を、岡谷市の補助制度を利用した場合と利用しない場合とで比較してみます。

新宿駅⇔岡谷駅

 

補助金なしの場合:12,580円(JR中央線特急利用) 

補助金ありの場合:6,290円

 

岡谷市の補助制度は、1回あたりの経費の2分の1以内、上限は10,000円ですので、交通費は半額になり大変お得です。

※料金は代表的なルートで、列車等を利用した場合の往復の運賃概算です(大人1名分、指定席料金含む)。あくまでも例であり、実際の料金とは異なる場合があります。


岡谷市の補助制度は、岡谷市内対象宿泊施設の宿泊費も補助対象になっています。こちらも実費の2分の1以内で上限が5,000円ですので、例えば1泊10,000円のホテルの場合は、半額の5,000円で宿泊できます。

 

大阪から岡谷市までの交通費を支援金・補助金あり・なしで比較

大阪から岡谷市までの交通費を、岡谷市の補助制度を利用した場合と利用しない場合とで比較してみます。大阪から長野までは高速バスもありますが、今回は一番所要時間が短い、新幹線とJR特急利用のルートで計算しています。


新大阪駅⇔名古屋駅⇔岡谷駅

補助金なしの場合:22,620円(東海道新幹線とJR中央線特急利用)

補助金ありの場合:12,620円

 

岡谷市の補助制度は、1回あたりの経費の2分の1以内、上限は10,000円ですので、交通費は1万円引きとなります。

※料金は代表的なルートで、列車等を利用した場合の往復の運賃概算です(大人1名分)。あくまでも例であり、実際の料金とは異なる場合があります。


賢く利用して理想のライフスタイルをイメージ!

農村での移住生活 イメージ

長野県の移住・テレワーク体験に使える支援金、補助金まとめ、いかがでしたか。

県による短期滞在の交通費支援、補助制度は2023年1月現在用意されていませんが、佐久市、岡谷市であれば、各市が提供の制度がありますので、お安い費用で短期滞在できます。長野県への移住やテレワークをお考えの方は、是非利用されてはいかがでしょう?

全国にはこういった移住やテレワークを検討している人が使える様々な支援金、補助金や補助制度などを提供している自治体があります。たびすむでは随時こういった情報を発信していますので、チェックしてみてくださいね。

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