北海道根室市イベント『北海道移住セミナー「食と自然の宝庫#ねむろ暮らし」』が開催!根室での暮らしってどうなの?が実感できる貴重な機会
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11月3日(祝)、東京駅から徒歩4分の移住・交流情報ガーデンにて、『北海道移住セミナー「食と自然の宝庫#ねむろ暮らし」』が開催されました。
根室市にまつわるクイズや、気になる冬の様子など、ボリュームたっぷり、遠く離れた北海道根室市をぐっと身近に感じられたイベントの様子を紹介します。
今、地方移住が人気! 移住の輪はどんどん広がっている
▲この日の登壇者のみなさんです。
オープニングでは、まず「たびすむ」を運営している株式会社BeA 代表取締役・武内 大氏から、最近移住が注目されている理由や人気の移住先について解説がありました。
北海道で人気の移住先は札幌と旭川ですが、実際に自分が根室市に出かけ、根室市も移住先として十分魅力あふれる土地だという事がわかったので、今回のイベントで是非根室市についてもっと知って欲しいと熱く語っていました。
【第1部】根室市の基礎知識「雪はほとんど積もりません!」
続いて第1部は根室市の基礎知識についてです。解説してくださったのは根室市総合政策部総合政策室の齊藤昌洋氏。
北海道の最東端にある根室市は、日本で一番早く朝日が昇る、朝日に一番近い町。観光スポットとしては、納沙布岬や春国岱が有名です。
中標津空港と釧路空港が利用でき、中標津空港からはバス、釧路空港からはバスと電車を乗り継いでアクセスします。
最初は遠いと感じるそうですが、実際に移住してきた人たちに聞くと、「慣れるとそんなに遠いと感じない」と答えるそうです。道が広くて運転しやすいそうなので、それもあるのでしょうね。
雪が多いイメージですが、実はほとんど雪は積もらないというのは驚きでした。第2部で元旦の写真が映し出されましたが、本当に雪がありませんでした。
それでいて夏は最高気温が25℃前後のため、エアコンいらずの過ごしやすい気候とのこと。東京の酷暑にうんざりしている人達には羨ましい限りですよね。ワーケーションでの利用もおすすめだそうですよ。
他にも、人口に対して飲食店が多いのも特徴だそうです。無料で利用できるBBQ場が多くあり、休日の日などはみんなでBBQを楽しんでいるんですって。屋根付き、照明付きのBBQ場も無料なんて、自宅の第2キッチンとして利用できそうです(笑)。
根室市といえば花咲ガニやサンマといった海鮮が有名。スーパーの写真もありましたが、都内からは考えられない値段で海鮮が売られていました。なんと、コンビニでも海鮮が買えるそうです。
新鮮な海鮮を外で焼いて食べる…想像するだけで涎がでそう!
大きな公園が多く、屋内遊戯施設もあり、小学校・中学校の給食が無償など、子育て支援も充実しているのが説明を聞いてわかりました。
根室市については、「たびすむ」内でもたくさんの情報を掲載しています。
もっと詳しく知りたい方はこちらも参考に!
◆根室市情報ページ
https://tabisumu.jp/municipality/HOKKAIDO/nemuro
◆根室市特集ページ
https://tabisumu.jp/special/municipality/02_no3
【第2部】移住ノウハウ「ふるさと納税額は全国3位!」
第2部は根室市総合政策部総合政策室の谷口亮氏による移住ノウハウについて。
でも、その前に根室市クイズ!
写真を見て、その場所を当てたり、難解地名クイズがあったりと盛り上がりました。
ちなみにクイズのひとつを紹介すると、日本最東端の郵便局がある「珸瑤瑁」の読み方は?と言うもの。
みなさんはわかりますか?正解は「ごようまい」。これは住民じゃないと読めませんよね。
クイズ正解者には、「根室さんま節ラーメン」などの根室ご当地グルメがプレゼントされていました。ご夫婦で参加して、それぞれ商品をゲットした人も!
会場がすっかりリラックスモードになったところで、セミナー再開です。
ここからは根室での生活費や暮らし環境、食の自慢やふるさと納税の寄付金の使い方などが紹介されました。
根室市といえば何と言っても食が自慢。四季を通じて数えきれないほどの種類の魚介類が獲れるそうで、特にサンマをはじめとする魚類は早朝水揚げされセリが行われた後、すぐに鮮魚店や地元スーパーの店頭に並びます。その日に水揚げされた鮮度抜群な魚を食べられるのは、海の街ならではの特権ですよね!
根室の名物グルメ「エスカロップ」をご存じですか? タケノコと一緒に炒めたバターライスの上に豚カツ、そこにさらにデミグラスソースをかけた料理です。うーん、想像するだけでも美味しそう!
古くから漁師まちとして栄えた根室市。素早く食べられて、かつ栄養もある料理が重宝されたそうで、エスカロップ以外にもお肉を使ったご当地名物グルメが他にも沢山あるそうです。海産物のイメージが強い根室市ですが、こんな名物グルメがあるなんて、ぜひ根室市に行かなきゃ、いや!住まなきゃ損!?
根室市のイベントの紹介もありました。毎年秋に開催される「根室さんま祭り」では、200円でトレーとお箸を購入すると、サンマが食べ放題!ということで大勢の観光客が訪れます。コロナで中止が続いていたサンマ祭りですが、今年は4年ぶりに開催されました。
根室のサンマは、数量で13年連続、金額で25年連続日本一を記録しているそうですよ。
特産品のカニやウニなど地元の名産品が返礼品として有名な根室市ふるさと納税では、納税額が3年連続全国3位!
寄付金はこどもの未来基金や地域医療安定化基金、人材確保安定化基金など多岐に分類されていて、その活用についても多くの支持をいただいているそうです。
根室市での暮らしをリアルに感じられる時間でした。
【第3部】先輩移住者の声 雄大で美しい、根室の自然
休憩を挟んで最後は先輩移住者の声。根室市地域おこし協力隊の片山 貴夫氏のお話を聞きました。
北海道旭川出身で、看護師をされていた片山氏が根室市に移住した理由は、Webデザインや映像撮影など自分のスキルを活用して働きたいと考えたから。夢を目指すには、地域おこし協力隊の制度がピッタリだったそうです。
根室市はどこよりも景観や野生動物が美しくて、何度も足を運んでいた場所だったのも決め手のひとつだったとか。
今回のイベントのために、1ヶ月半という短い撮影期間で制作されたという映像が流れると、一瞬で会場内の空気が変わりました。
みんな画面にくぎ付け!小さな画面から清涼な空気があふれ出し、会場全体を包んでいきます。
片山さんが北海道で一番好きな動物だというキタキツネのかわいらしい姿や月をバックにした凛々しい雄鹿の姿に、全員が息をのんで、美しい映像に魅了されてしまいました。終わると拍手喝采!
自分の目でこの場面を見たい!と、強く思わせる映像でした。
会場内には片山氏が撮った写真パネルも展示されていました。まるでジブリ映画に出てくるような美しい風景に、今にも動き出しそうなほどいきいきとした表情の動物たち……。
気になるのは冬の燃料費! 質問コーナー
最後は質問コーナー。
様々な質問がありましたが、印象的だったものをひとつ紹介します。
根室市の光熱費について質問がありました。雪は少ないですが寒い根室市、確かに冬場の燃料費とか気になりますよね。
冬の暖房は灯油ストーブや電気などでのセントラルヒーティングが中心。なんと職場によっては燃料費の支給があるそう。しかし年間で考えると光熱費ははそれほど高くないとの事でした。なぜなら夏場はエアコンを使用しないからだそうです。
2時間という長い時間ではありましたが、終始和やかな雰囲気で最後は登壇者と記念撮影をする人も。参加された方々に根室市の魅力が伝わったようです。
「雪深いイメージだったけど、雪が少ないというのに驚きました」
「海鮮が大好きなので、移住したら毎日新鮮な海鮮が食べられるかと思うと心惹かれます」
「根室の映像に感動しました。自分の目であの光景が見られるのかと思うとドキドキします」
「実際に移住した人の話が参考になりました」
参加者の嬉しい声がたくさん聞かれました。
根室市の海鮮食品をプレゼント!参加特典もありました
リアル会場では参加特典もありました。
参加特典は根室市の海鮮食品「花咲がにラーメン」や「さんまの旨煮」。みなさんニコニコと笑顔で受け取られていました。