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便利&土地が安い!沖縄県北中城村の人口が増えたワケ|村の特徴や魅力、移住支援策も紹介移住する人も増えている北中城村について紹介します

北中城村

人口減少や過疎化が叫ばれる昨今、人口増減率が上昇している沖縄県北中城村。那覇まで通勤圏内であることや、大型商業施設・病院の開業もあり、移住する人も増えています。


移住・子育て支援策を見ながら、北中城村の魅力を探っていきましょう。


文/sayu


北中城村ってどんな街?

中城城跡

沖縄県北中城(きたなかぐすく)村は、沖縄本島の中部に位置する村。人口は男性が8,612人、女性が9,293人、総人口は17,905人(令和4年4月末)、面積は11.54㎢です。沖縄県内では2番目に人口が多い村として知られています。

そんな北中城村の人口増減率を見てみると、近年大きく上昇していることが分かります。なぜ人口が増えたのか、村の魅力を探りつつ見ていきましょう。


北中城村の暮らしやすさの理由

便利なのに土地代が安い

日本国内で最も人口密度が高い北中城村。マイカー所持が必至な地域ですが、近年移住者も増加しています。

北中城村が人気の理由の一つは、便利なのに土地代が安いこと。沖縄市を中心とする”沖縄都市圏”に含まれていることもあり、那覇市内まで通勤できる範囲内に位置していることがポイントです。

実際、那覇市内まで車で約35分、那覇空港まで車で40分と主要都市まで1時間かからずに到着します。

沖縄自動車道の北中城ICも近くにあるため、車を持っていれば十分に不便なく生活できますが、那覇市内から離れているのは事実。そのため土地代が安く、お手頃価格で家を借りられたり、マイホームを建てられたりできますよ。


待機児童が大幅に減少

おもちゃ

元々待機児童が多く、長年の課題として挙げられていた沖縄県。近年は待機児童対策に力を入れ、大幅に減少しています。

ゼロに向けてまだ課題が残るところではありますが、北中城村も例外ではなく、平成28年に92人いた待機児童が令和3年には4人に減少。保育士の正規雇用支援や保育所の整備に県が積極的に取り組んでいます。


大型商業施設&24時間診療の救急病院が開業!

ライカム交差点

米軍専用のゴルフ場「アワセゴルフ場」跡地が2010年(平成22年)に返還されて以降、“ライカム地区”として開発が進められてきました。

その中で大きな目玉としてオープンしたのが「イオンモール沖縄ライカム」です。食料品はもちろん、GUやユニクロといったプチプラアパレル、映画館にフィットネスなどが入った複合商業施設で、県内外から多くのお客さんが訪れ賑わいを見せています。

イオンモールの隣には「中部徳洲会病院」も開業。2016年4月開業の比較的新しい病院で、ドクターヘリを受け入れる屋上ヘリポートや、ICUといった最新の医療機器が集結した24時間診療の救急病院です。


北中城村の移住支援制度をチェック

子育て支援が充実

子供が字を書いている様子

子育て支援が充実しているのも北中城村の魅力。中でも注目したい3つのポイントをご紹介します。

1つ目は、妊婦健康診査費用の助成。北中城村では、妊娠中14回の妊婦健診費を助成しています。また、令和3年7月からは多胎児を妊娠された方向けに、5回分の追加助成を開始。定期的な健診を受けることをおすすめします。

2つ目は、親子保育所体験の実施。北中城村内にある喜舎場保育所では、月1で保育所体験を実施しています。保育所の子どもたちとの交流や、育児についての悩みなどを解決するきっかけにもなるかもしれません。

3つ目は、ふれあい子育てサロンの実施。北中城村内の複数の施設で10:00~12:00まで体操や絵本の読み聞かせなどを行っています。おやつ代の100円で参加できるため、親子の交流や情報交換にも役立ちますよ。


0歳~中学卒業までの医療費を助成

親子が歩く様子

北中城村では、0歳〜中学卒業までの保険診療分の医療費を助成しています。通院や入院費用はもちろん、食事療養費も対象です。

申請手続き後に受け取れる受給者証と健康保険証を医療機関にて提示することで、一時負担等することなく無料で医療が受けられるのがポイント。


企業・求職者にも手厚いサポート

北中城村では、失業者対策と人手不足を同時に解消すべく「北中城村雇用サポートセンター」を創設。企業と求職者がそれぞれセンターに申し込みをすることで、代わりに紹介と斡旋をします。手数料や相談料は無料なので、気軽に利用することができますよ。

北中城村に移住を考えている方も利用できるため、ぜひチェックしてみてくださいね。


住んで楽しい北中城村の魅力


世界遺産登録!中城城跡

中城城跡

中城村と北中城村にまたがった「中城城(なかぐすくじょう)跡」。世界遺産にも登録されているスポットです。

そもそも城=グスクであり、甲冑などを指す”具足”の字が当てられているとのこと。これが日本でいう城に当たるため、琉球でも使われるようになったそうです。

かつて琉球王国にあった300余りのグスクは、戦争などで焼失してしまったものも多かったものの、中城城は沖縄県内で最も原型を留めた城跡と言われています。琉球王国の当時の建築技術を学ぶのにも最適な施設です。

施設内は快適に見学ができるよう、無料の電動送迎カートも導入。正門から経路順に見て回ることが可能です。


中城城跡の基本情報
  • 施設名:中城城跡
  • 営業時間:8:30~17:00(5月~9月は18:00まで/閉門は30分後)
  • 入場料:大人400円、中・高校生300円、小学生200円
  • 公式サイト:https://www.nakagusuku-jo.jp/


沖縄こどもの国で遊びつくす!

子どもと遊びに行くなら「沖縄こどもの国」がおすすめ。北中城村から車で10分もかからない場所に位置しているため、週末のお出かけスポットにぴったりです。

園内には、沖縄県で初めて作られた動物園のほか、ワンダーミュージアムとチルドレンセンターが設置されています。

特にワンダーミュージアムでは、科学の力を使ったさまざまなワークショップが体験できるため、子どもたちの想像力や知恵を膨らませることができそう。楽しみながら学べる体験がたくさん待っています!

入場料も非常にリーズナブルなのがうれしいポイント。ぜひ子どもと一緒に出かけてみてくださいね。


沖縄こどもの国の基本情報
  • 施設名:沖縄こどもの国
  • 営業時間:4月~9月は9:30~18:00(入場は17:00まで)/10月~3月は9:30~17:30(入場は16:30まで)
  • 入場料:大人500円、中高生200円、4歳~小学生100円、0歳~3歳無料
  • ワンダーミュージアム入場料:大人200円、4歳~高校生100円、0歳~3歳無料
  • 公式サイト:https://www.okzm.jp/


国の重要文化財に指定「中村家住宅」

中村家住宅

北中城村といえば「中村家住宅」も見逃せないポイント。国の重要文化財にも指定されている中村家住宅は、戦前の沖縄の建築技術や特徴が全てそろった建築物です。

現在でもこのように綺麗な状態で残っていることはとても珍しいことで、歴史的にも大変貴重な建築物として知られています。

例えば「柱」には、チャーギやイークといった農民には使用許可が出ていなかった高級材が使用されているなど、当時の生活様式や文化を見て取ることができます。魔除けのシーサーも特徴的ですよね。

沖縄自体の歴史はもちろん、建築の歴史を学ぶのにも最適な場所です。


中村家住宅の基本情報
  • 施設名:中村家住宅
  • 営業時間:9:00~17:30
  • 入場料:大人500円、中高生300円、小学生200円、小学生未満無料
  • 公式サイト:https://www.nakamurahouse.jp/


北中城村でのんびりライフをはじめよう

那覇まで通勤圏内であることやライカム地区の開発などから、近年移住者が増えている沖縄県北中城村。沖縄の歴史を感じられるスポットも多くあるため、のんびりとした沖縄ライフを過ごしたい方にぴったりな村です。

子どもの医療費助成や待機児童問題に積極的に取り組むなど、子育て支援に力を入れている北中城村。自然豊かな地で子どもを育てたいという方にもおすすめです。


北中城村 基本情報

https://tabisumu.jp/municipality/OKINAWA/kitanakagusuku


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