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沖縄県中城村は移住先におすすめ!村の魅力や支援制度を紹介中城村への移住を考えている方必見です

中城村のビーチ

自然が豊かで、中城城跡をはじめとする琉球王国時代からの風景が色濃く残る中城村(なかぐすくそん)。車を利用すれば那覇市に約38分、沖縄市に約20分でアクセスできるため、都会暮らしと田舎暮らしの両方をいいとこ取りした快適な移住生活を送れます。

今回はそんな中城村の魅力や支援制度についてご紹介します。

文/


沖縄県中城村ってどんな街?

中城村の全体写真

沖縄県中部に位置する沖縄県中城村(なかぐすくそん)。那覇空港から車で約39分の場所にある、面積15.46 km²、総人口22,076人(令和4年3月末地点)の全国で2番目に人口密度の高い村です。琉球王国時代から農業が盛んで、村内には名産品であるサトウキビや島ニンジンの畑が広がっています。

村の年平均気温は約23度で、亜熱帯海洋性気候に属しているため、一年を通して寒暖差が少なく暖かい日が続きます。

村をあげて子育て支援を積極的に行っているため、「自然いっぱいの環境でのんびり子育てをしたい」という方の移住におすすめです。


沖縄県中城村の魅力とは?

中城城跡

中城村の魅力として人口増加率が県内第一位であること、琉球王国時代時代の史跡がたくさん残っていること、車があると便利に暮らせることがあげられます。


人口増加率は県内第一位

中城村は1980年代後半以降人口増加が続いており、現在は沖縄県内一の人口増加率を誇ります。人口増加の理由としては、1984年に那覇市の首里城跡にあった琉球大学が中城村の隣にある西原町に移転したことが挙げられます。

この移転に伴い、中城村では大学に近い南上原地区を、より住みやすい町にするために、以下のような区画整備を行いました。

  • 安全でゆとりのある歩道を整備
  • 在来種の樹木や花による道路空間の緑化
  • ベンチスペースや、木や花を植えるための「植栽体」の設置
  • 道路に庭が面した建物が連続して立ち並ぶ「庭(ナー)のみち」の形成
  • 中城村固有の緑と都会的な商業施設が合わさった「都市文化のみち」の形成

その結果、商業施設の誘致や住宅街の形成、保育園・小学校の建設などが進み、移住者する人が増えたのです。


琉球王国時代の史跡が数多く残されている

琉球王国時代からの史跡が数多く残されているのも中城村の魅力の一つ。歩いて行ける場所もあるので、移住してからのお散歩コースにするのもおすすめです。

史跡の例として以下の場所があげられます。


■安里(あさと)のテラ

無病息災や子孫繁栄、航海安全を祈願する拝所(うがんちゅ)。県指定有形民俗文化財に指定されています。琉球王国時代、病を患った漁師が浜で一休みしていたところ、テラ(神)から「土に埋まった霊石を掘り出してあがめよ。そうすれば、あなたの願いが叶い、病気が治る」というお告げをもらったことがきっかけで建てられたそう。


■伊集世持殿(いじゅゆむちどぅん)

健康長寿祈願を行ったり農作物の豊作を感謝したりするための拝所。地元住民には「ユージドゥン」と呼ばれている。琉球王国時代の英雄である「大城賢雄(うふぐすくけんゆう)」の子どもが、中城村の「伊集ムラ」に引っ越してきた際、この場所に観音菩薩の掛け軸が掛けられた屋敷跡を見つけ、その場所に霊石と香炉を置いたのが始まりだといわれている。


■安里のムラガー

琉球王国時代から戦前にかけて使われていた共同井戸。かつて干ばつが7カ月続いた際も水が枯れることは無かった。水が湧きすぎて石で蓋をしたこともあったという。現在でも、水が湧き続けている。


車があると便利に暮らせる

中城村は那覇市から20㎞圏内、沖縄市から10㎞圏内にあるため、移住する際は車があるとショッピングモールや通勤の際、大変便利です。

ただ村内にはスーパーやコンビニ、複合ショッピングモールが揃っているほか、一律200円(一般料金)で利用できる「護佐丸バス」と、村外の移動に便利な「東陽バス」も運行しているため、車をもっていない方でも安心して暮らせます。


沖縄県中城村の支援制度をチェック

親子で団らんする様子

沖縄県中城町では、住民に向けた支援策として「子育て支援」「医療福祉支援」「就農支援」を行っています。


子育て世帯をきめ細かくサポート

中城村では、0歳から中学校卒業まで子どもの子育てをきめ細かくサポート。子育て支援例としては以下のものが挙げられます。

  • 0歳から中学校卒業までの子どもの医療費無料(保険適用外費用や入院の際の食事療養費などは対象外)
  • 非課税世帯の保育料を無償化(給食費は別途で必要)
  • 非課税世帯の子どもの大学・専門学校等進学を目的とした無料塾の開校
  • ひとり親家庭の学童クラブ利用料を助成(月額5000円が上限)
  • 認可外保育施設を利用するひとり親世帯の保育料を一部助成
  • 保育料2000円、食費500円で回復期に至っていない病気の子どもや児童を預かる、病児保育事業の実施(非課税世帯は保育料1,000円、生活保護世帯は無料で利用可能)
  • 1歳以下の子どもをもつ家庭に家事代行や配食サービスなどに使えるクーポンを配布


医療福祉支援策が充実している

総合病院が2カ所、クリニック・診療所が10カ所、歯科医院が7カ所ある中城村。村の医療福祉支援策として以下のことを実施しています。


■医療支援策

  • 40歳、50歳、60歳、70歳の方を対象に無料の歯周疾患検診を実施
  • 2歳児を対象に、無料個別歯科検診の実施
  • 就学前の子どもを対象に健康診断の実施


■福祉支援策

  • 重度心身障がい者を対象に医療費の一部を助成
  • 障がい者と暮らしている家族が休息を取れるように、日中障がい者の見守りや訓練を実施(負担額は1割で生活保護世帯は無料)
  • 身体障がい者が利用する自動車改造費用を助成(上限10万円)
  • 65歳以上の方を対象とした筋トレや体操などの介護予防事業の実施
  • 高齢者のみで暮らす世帯を対象に配食サービスの実施
  • 在宅で要介護高齢者を介護する世帯を対象に紙おむつや尿取りパットの給付
  • 1人で暮らす80歳以上の高齢者のみが暮らす世帯を対象に、週に1回ヤクルトの配送


農業を始めたい人を応援

中城村では、農業の担い手を育成するため、就農希望者を対象に「新規就農一貫支援事業補助金」を交付しています。

助成の対象や金額は以下の通りです。

■助成の対象者

  • 満65歳未満で就農開始から5年未満であること
  • 「農業経営基盤強化促進法※1」に基づいた、青年等就農計画の認定※2を受けていること
  • 村長が定める条件や基準を満たしていること

※1 利用する農地を拡大しつつ、効率的で安定的な農業経営を促進するための法律のこと

※2 新規就農者がこれからどのように農業を進めていくのかを記した計画を提出し、市町村が認定すること。認定後、市町村はその計画に沿った支援を行う


■助成金額

農業機械や施設等農業に必要な経費の10分の8(上限8,000,000円)


沖縄県中城村での暮らしを満喫しよう!

島ニンジン

この項目では、中城村の暮らしをさらに楽しめるような情報をご紹介します。


中城城跡は世界遺産に認定されている

2000年に世界遺産に認定された「中城城跡」は、中城村のシンボルのような存在。地形と自然の岩石をたくみに利用して築城されているのが特徴で、第二次世界大戦後、沖縄県内で最も原型が残っている遺跡としても知られています。ちなみに1853年には「黒船来航」で有名なペリーも中城城跡を訪れ、その城壁を賞賛したんだそうですよ。

現在では打ち上げ花火や村民達による演舞などが楽しめる村の祭り「中城護佐丸まつり」の会場にもなっています。


津覇の獅子舞は迫力満点

毎年旧暦の1月2日、7月16日、8月15日に村内の拝所「火の神殿地」で、無病息災や五穀豊穣などを願って奉納される「津覇の獅子舞」。三線や太鼓に合わせて、猛々しい雄の舞としなやかな雌の舞を演じ分ける中城村の伝統舞踊です。

毛むくじゃらの身体を大きく動かしながら舞う様子は迫力満点ですよ。


名産品の島ニンジンは栄養豊富

中城村の名産品である「島ニンジン」。黄色く細長い見た目で、地元では「チデーグニ(黄色い大根)」と呼ばれています。

紫外線による老化防止や生活習慣病予防の効果があるといわれている「カロテン」や鉄分、カリウムが豊富に含まれています。中国に伝わる薬用植物や動物などを記した書籍「本草綱目」では、効能の高さから「益あって損なし」と記されていたんだそうですよ。

また島ニンジンと豚レバー、ニンニクなどを一緒に煮込んだ伝統料理「島ニンジンのシンジムン」は、滋養食として、村で親しまれています。


中城村で移住ライフを楽しもう

今回は沖縄県中城町の魅力や支援制度についてご紹介しました。沖縄県内一の人口増加率を誇る中城村。子育て支援と医療福祉支援が充実しているため、自然豊かな場所でのんびり子育てしたい方や、セカンドライフ世代の家族がいる方の移住におすすめです。

気になった方はぜひ、琉球王国時代の風景が色濃く残る中城村で、穏やかな移住生活を送ってみてはいかがでしょうか。


中城村 基本情報

https://tabisumu.jp/municipality/OKINAWA/nakagusuku

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