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石川県七尾市・中能登町・羽咋市で2泊3日のワーケーション体験レポート!youtube等で活躍中のインフルエンサー"あゆっし"が石川県・能登半島でワーケーション体験!

石川県七尾市・中能登町・羽咋市で2泊3日のワーケーション体験レポート!

 

石川県というと金沢や輪島が有名ですが、能登半島の中央に位置する七尾市・中能登町・羽咋市も、絶景・パワースポット・グルメと、知る人ぞ知る魅力満載のエリアなんです。しかも最近はテレワークスペースも充実。今回はyoutubeやインスタグラムで活躍中のお友達、インフルエンサーあゆっしと一緒に2泊3日のワーケーションを体験してきました。本物の宇宙船見学やミシュランひとつ星のレストランとレジャーやグルメを満喫しながら、お仕事もサクサク進んだ3日間の様子を紹介します。 


文/鈴木由香

【目次】

  • ワーケーションとは
  • 七尾市・中能登町・羽咋市はどんな場所?
  • 1日目 中能登町
  • 2日目 七尾市
  • 3日目 羽咋市
  • 2泊3日じゃ短すぎ!遊びも仕事も充実したワーケーション 

ワーケーションとは

最近注目のワーケーション。「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、帰省や旅先など自宅以外の場所で、リモートワークを活用しながら休暇と仕事、両方を行うことです。 

七尾市・中能登町・羽咋市はどんな場所?

本州の中央、日本海側に位置している石川県能登半島。さらにその真ん中にあるのが七尾市・中能登町・羽咋市です。世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」が広がり、豊かな自然に囲まれ、里山里海の幸にも恵まれています。

歴史と文化が根付いたこのエリアでは、年間を通して多くのお祭りやイベントを開催。地域の人達の結びつきも深く、都会にはないあたたかな人間関係が築かれています。 

石川県の中心都市金沢までは、車、JR七尾線、どちらを利用しても約1時間ほど。東京方面からは羽田空港との間を1日2便往復している、能登半島の空の玄関「能登空港(のと里山空港)」からも車で1時間圏内です。ほどよい田舎で、自然・食・温泉・文化を堪能できるエリアです。

 1日目 中能登町

1日目に出かけたのは中能登町。伝統工芸を体験し、パワースポットでテレワーク、おばあちゃんの家のような古民家宿に宿泊しました。 

【体験】能登上布会館

中能登の伝統産業である能登上布。約2000年前から伝わる麻織物です。熟練の職人が、糸から紡ぎ、櫛型の染付道具で染め、機織り機で織りあげた布は、独特な透け感と光沢が美しい上質なもの。

「能登上布会館」では、制作過程の見学と実際に機織り体験をすることができます。

教えてくれるのは現役の機織り達人のお母さんたち。自他ともに認める不器用な私は、何度も何度も糸を切ったり、杼を飛ばしたり…。お母さんは嫌な顔もせず、ニコニコと毎回直してくれました。そのうち慣れてくると、機織りに集中して心が無に!ほんの10㎝でも、織りあげたときの達成感はひとしおでした。

  • 施設名 能登上布会館
  • 営業時間 9:30~16:00(4月~9月) 9:30~15:00(10月~3月)
  • 定休日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
  • 入館料 入館無料 体験料3,000円(70cm)
  • 住所 石川県鹿島郡中能登町能登部下1
  • 電話番号 0767-72-2233
  • 公式サイトのURL https://www.town.nakanoto.ishikawa.jp/soshiki/kikaku/4/1/1/1325.html

 

【観光・テレワーク】天日陰比咩神社

2000年以上の歴史を持つ「天日陰比咩神社 ( あめひかげひめじんじゃ )」。鳥居の前に立つだけで、なにやら神聖な気が感じられます。後方の石動山までの間に多くの神様が祀られ、どんな願い事も聞き届けてくださるとか。

 境内に湧く多くの湧き水は、近隣が水不足の時も水が枯れることはなく、大祭では必ず雨が降るほど水にご縁のある神社。こちらの水と地元のお米を使って、お供え用のどぶろくを醸造しています。中能登町は国から「どぶろく特区」の認定を受けていますが、神社でどぶろくの醸造が認められているのは全国でも数少なく、とても貴重です。 

本来なら氏子さんしか飲むことができないどぶろくですが、一般の人も飲む機会があるんです。それは、テレワークすること。

何とこちらでは神社の社務所でワーケーションができるんです。それぞれ思い思いの場所でパソコンを広げてしばらくお仕事。境内の中なので、雑音もなく集中できます。夏は参道の緑と心地よい風に癒される縁側の廊下が人気なのだとか。疲れたら湧き水で淹れたコーヒーを自由に飲むこともできます。そして、仕事の後のご褒美はどぶろく!もっと甘いのかと思ったら、キリリとした辛口で、シュワシュワした発泡感がクセになりそうです。

神様のご加護もあったのか、仕事もスムーズに進みました。 

  • 施設名 天日陰比咩神社
  • 住所 石川県鹿島郡中能登町二宮甲8
  • 電話番号 0767-76-0221
  • 公式サイトのURL http://amehikage-hime.jp/
  • ※テレワーク利用料はお気持ちとのこと

 

【ショッピング】道の駅 織姫の里なかのと

どぶろくのおいしさが忘れられなくて、「道の駅 織姫の里なかのと」へ。中能登の新鮮な野菜や能登豚、鮮魚のほかに特産品も販売しています。もちろん、どぶろくや日本酒も。

中能登では弥生時代のものと判明した日本最古のおにぎりが発見されています。本物は石川県埋蔵文化財センターに保管されていますが、レプリカをここで見ることができます。

  • 施設名 道の駅 織姫の里なかのと
  • 営業時間 産直織姫市場:8:45~18:30
  • フードコート織姫ダイニング:11:00~18:00
  • (店舗都合により短縮の場合がございます)
  • 定休日 産直織姫市場:1/1.2・第1.3木曜日(1月~3月)
  • フードコート織姫ダイニング:1/1.2(テナントが交替で定休日はございます)
  • 入場料 なし
  • 住所 石川県鹿島郡中能登町井田部10−1
  • 電話番号 0767-76-8000
  • 公式サイトのURL http://orihime-nakanoto.jp/

 

【宿泊】おり姫の宿くつろぎ

宿泊は築136年の古民家を改装した「おり姫の宿くつろぎ」。1日1組限定の民宿なので、たくさんのお部屋を自由に使うことができます。笑顔が素敵な御夫婦が、まるで親戚のように温かく迎えてくれました。 まずは囲炉裏の前で干し柿とお茶でひと休み。夕ご飯は発酵食が中心の滞在飯(たいざいめし)です。中能登への移住を考えている人に食べて欲しいと、地元の食材を伝統的な調理法で作ったお惣菜が並ぶ、おいしくて体に良いメニュー。

素朴な家庭料理と思いきや、天ぷらには小さく刻んだ海老が入っていたりと手が込んでいます。どこか懐かしさを感じる味の中でひとつ衝撃的だったのが、どぶろく汁。粕汁より甘さは控えめで、野菜の旨味がより感じられます。しかも食べた後は体の芯からポカポカに!すっかりこの味の虜になりました。

デザートはお屠蘇で煮た黒豆とコーヒーゼリー。最後までワザありです。 

食事の後はゆっくりお風呂をいただき、私はこたつのあるお部屋でパソコン作業。本当に自宅のように寛いでしまいました。

夜は温かいお布団が用意されていて、広いお家で夜中寒いのではと心配していましたが、朝までぐっすり熟睡。翌日の朝ごはんにもどぶろく汁が出て、大喜びでいただきました。

宿を経営している島さんご夫妻は、以前からこちらに住んでいたわけではなく、当時宿泊施設が少なかった中能登に移住してきて、2018年に民宿を開業。現在は同じように移住してきた人の相談にものっています。

旅行者にも移住者にも、頼れる親戚のおじさん・おばさんといった感じです。

 

<中能登町 基本情報>

https://tabisumu.jp/municipality/ISHIKAWA/nakanoto

 

2日目 七尾市

2日目は七尾市へ。七尾港で獲れる新鮮な魚介や有名パティシエのケーキなどグルメを満喫。能登島の景勝を眺めながらお仕事をした後は、開湯1200年の名湯で癒されてきました。

【ショッピング】能登食祭市場

七尾湾を望む「能登食祭市場」。1階には新鮮な魚介や珍味が揃った「能登生鮮市場」、2階は能登グルメが堪能できる「能登グルメ館」、さらに浜焼きコーナーまであり、能登の食が大集合した施設です。

くちこ、このわたとズラリと並んだ珍味も気になりましたが、やはり海鮮が安い!加能蟹が信じられない値段で売られています。カワハギも肝付で500円!どうしてお腹ぱんぱんの朝イチで立ち寄ったんだろうと後悔。市場内の「スギヨ」はカニカマを初めて作った元祖のお店。お腹に余裕があったら、ズワイガニの抜き身を再現した「香り箱」は必食ですよ。 

  • 施設名 能登食祭市場
  • 営業時間 8:30〜18:00(グルメ館は店舗により異なります)
  • 定休日 毎週火曜日(祝日の場合は営業) ただし7月〜11月は無休、1/1は全館休業
  • 入館料 無料
  • 住所 石川県七尾市府中町員外13-1
  • 電話番号 0767-52-7071
  • 公式サイトのURL http://www.shokusai.co.jp/

 

【体験】能登島ガラス工房

能登島にあるガラス工房「能登島ガラス工房」では、吹きガラスやサンドブラスト、とんぼ玉、ガラスアクセサリーなど、様々なガラス体験ができます。私たちは1300℃で溶けたガラスを風船のように膨らませて、グラスや花瓶を作る吹きガラスにチャレンジ!

前日の機織り体験で散々迷惑をかけていたので、また失敗続きだったらどうしようと不安でしたが、抜群のタイミングでわかりやすい指示を出してくれるので、自分が作ったとは思えないくらいかわいい風鈴ができました。 

  • 施設名 能登島ガラス工房
  • 営業時間 9:00~17:00 体験16:30まで
  • 定休日 年末年始・不定休
  • 入館料 入館無料 吹きガラス体験 3,300円~
  • 住所 石川県七尾市能登島向田町122-53
  • 電話番号 0767-84-1180
  • 公式サイトのURL https://notojimaglass.com/

 

【グルメ】お食事処 みず

ランチは能登島にある「お食事処 みず」。朝9時の営業開始からたくさんのお客さんで賑わっている、地元の人に大人気の食堂です。

 店内に入るとズラリと並ぶ小鉢。定食の人は3個、丼の人は2個、好きな小鉢が選べます。

私が注文したのは海鮮丼。丼からはみ出す海鮮が迫力!分厚い寒ブリは口の中いっぱいに脂が蕩けます。これで1,210円はお得すぎ! 

  • 施設名 お食事処 みず 
  • 営業時間 9:00~19:00
  • 定休日 無休
  • 住所 石川県七尾市能登島半浦町20-1
  • 電話番号 0767-85-2160

 

【体験・テレワーク】ホテル海望

和倉温泉の中でも特に歴史が深い老舗日本旅館のひとつ「ホテル海望」。名前の通り、穏やかな七尾湾に浮かぶ能登島の絶景が自慢の旅館です。1階のNAGISA DINING(渚ダイニング)では、地元の食材を使用した夕食や朝食を宿泊者に提供。窓の外に広がるパノラマビューもご馳走のひとつと好評です。

でも、能登の里山里海を五感で感じられる体験プログラムや、海を眺めながらのテレワークなら、宿泊者じゃなくても利用することができるんです。せっかくなので両方体験してきました。

まずは、ほうじ茶煎り体験。和倉温泉の老舗お茶屋さん「田尻虎蔵商店」の能登棒ほうじ茶を、自分好みに焙じます。お茶を火にかざして焙じるだけなのですが、意外に手が疲れます。でも、どんどん良い香りが漂ってきて、心が落ち着いてきました。

 煎りたて、淹れたてのほうじ茶と、加賀藩伝統の迎春菓「福梅」で、ほっこりとひと休み。同じお茶を同じ道具で同じように焙じているのに、仕上がりは人それぞれ個性が出るのもおもしろい!飲み比べてみるのも楽しそうです。

香ばしいほうじ茶と甘いお菓子でリラックスしたら、能登島を眺めながらテレワーク。脳に糖分を補給したせいか、仕事もサクサク進みました。

コワーキングスペースとして利用できるのは10時から16時まで。3日前までに予約が必要ですが、空きがある場合は当日でも利用できます。使用料は宿泊者なら無料!ビジター利用の場合は、3時間2,000円、6時間4,000円、どちらも税込で1名の値段です。

七尾湾に面したカウンターは、ひとり集中して作業をするのに最適!テーブルタップをレンタルできるので、長時間の作業でもバッテリー切れの心配がありません。

テーブル席では少人数のミーティングが可能ですが、グループ利用の場合は4名まで。貸切は応相談とのことです。

予約は公式ホームページ、もしくはメールにて。電話予約はできません。

  • 施設名 ホテル海望 NAGISA DINING
  • 営業時間 10:30 ~ 16:00 (コワーキングスペース利用時) 
  • 定休日 お問合せください
  • 利用料 お問合せください
  • 住所 石川県七尾市和倉町和歌崎部12ー3
  • 電話番号 0767-62-1515
  • 公式サイトのURL https://www.kaibo.co.jp/nagisadining/


【グルメ】ル ミュゼ ドゥ アッシュ

七尾市出身の有名パティシエ辻口博啓氏による、能登・金沢・加賀等の食材を使用したスイーツを提供するカフェ&ショップ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」。辻口氏による砂糖の芸術作品を展示したミュージアムも併設しています。

ちょっと前にいただいた福梅の糖分はテレワークで消化。頑張った自分へのご褒美ということで、海を眺めながらスイーツとお茶をいただきました。私はエーグル。ころんとしたかわいいケーキは、最初口の中にレモンムースの酸味が広がり、あとからヘーゼルナッツとミルクチョコレートの甘さがゆっくりと追いかけてきます。ちょっぴり添えられた、蜂蜜を使った能登金時のバームクーヘンも嬉しい! 

  • 施設名 ル ミュゼ ドゥ アッシュ
  • 営業時間 9:00~18:00
  • 定休日 年中無休
  • 入館料 無料 
  • 住所 石川県七尾市和倉町ワ65-1 辻口博啓美術館
  • 電話番号 0767-62-4002
  • 公式サイトのURL https://le-musee-de-h.jp/

 

【体験】和倉温泉お祭り会館

ユネスコの無形文化遺産として登録された「青柏祭の曳山行事」をはじめ、数多くの伝統的なお祭りがある七尾市。お祭りの時期じゃなくても「和倉温泉お祭り会館」に行くと、お祭りの雰囲気が味わえます。 

エントランスの天井から下がっている垂れ幕は、すべて七尾市で行われいるお祭り。こんなに数があるんだと驚いてしまいます。 

でも、中に入るとさらにビックリ!本物の青柏祭のでか山、石崎奉燈祭の奉燈が展示されています。どちらも高さはおよそ12メートル。漁師町の狭い路地を、こんな大きなものが練り歩くなんて想像できない、見てみたい、体験してみたい、と思いますよね。

 

できるんです!

 

大型のスクリーンに映し出されたでか山を、みんなで引っ張りました。

他にも石崎奉燈祭、お熊甲祭、能登島向田の火祭が体験できます。全部体験してみたくなりますよ。

  • 施設名 和倉温泉お祭り会館
  • 営業時間 9:00~17:00
  • 定休日 毎月第2、第4水曜日、年末年始
  • 入館料 大人800円、小学生・中学生400円、乳幼児無料
  • 住所 石川県七尾市和倉町2-13-1
  • 電話番号 0767-62-4332
  • 公式サイトのURL https://wakura-omatsuri.com/

 

【観光】和倉温泉

開湯1200年以上の和倉温泉。観光スポットはコンパクトにまとまっています。ホテル海望、ル ミュゼ ドゥ アッシュ、和倉温泉お祭り会館、どこも歩いてまわれる距離なので、和倉温泉の散策とともに楽しめます。歩き疲れたら、無料で利用できる足湯でひと休みしましょう。

 【グルメ】松乃鮨

天然のいけすと呼ばれるほど、魚の種類が豊富な七尾湾が目の前に広がる七尾市。自ら「すし王国」を名乗るほど、1年中おいしいお鮨が食べられます。夕ご飯は1868年創業、初代は江戸幕府11代将軍徳川家斉公に、「江戸三鮨」と謳われた「安宅松が寿司」の幻の玉子巻きを受け継ぎ玉子巻「玉宝」を献上したこともある「松乃鮨」でいただきました。 

地元の旬のネタと能登のお米を使用した「能登前寿し」や玉宝も入った「七尾満喫コース」です。能登半島は天然ふぐの水揚げ量日本一。冬はふぐもおいしいということで、前菜には、ふぐが贅沢に使われていました。 ぷっくりと大きな蒸し牡蠣は濃厚でクリーミー。お鮨は白エビ、アカニシガイ、カワハギ、サバ、どれも絶品!玉宝は将軍になった気分でいただきました。ふぐを思う存分満喫できる「ふぐ会席」もお勧め。てっさやふぐ鍋、そしてふぐの握り。 

どちらも大満足のコース。それでいて各5,500円(税込)というのですから驚きです!都内の1/3~1/4の値段ではないでしょうか?七尾の人がうらやましい! 

  • 施設名 松乃鮨
  • 営業時間 11:30~14:00、17:00~22:00
  • 定休日 不定休
  • 住所 石川県七尾市府中町220-6
  • 電話番号 0767-53-0053
  • 公式サイトのURL https://matsuno-sushi.net/

 

【宿泊】虹と海

 2日目の宿泊は「虹と海」。加賀屋といえば日本有数の高級旅館。その加賀屋グループのホテルですが、少しカジュアルでモダンなお部屋は、まるで自分のお部屋のように気楽に過ごすことができます。大きな窓の外に広がる海と空は、いつまででも眺めていられます。

大浴場では海を眺めながら極上の温泉が楽しめます。お湯は無色透明で無臭、“熱の湯”とも呼ばれる塩化物泉。湯冷めしにくく保温効果があって、冷え性の女性には嬉しい泉質です。塩分を多く含んでいるので味は塩辛いです。大浴場には源泉100%の飲泉コーナーもあるので、ぜひ試してみてくださいね。高濃度なので最初は盃1杯くらいからにしましょう。

 ホテルの朝食はバイキング形式。体に優しいヘルシーなメニューが並びます。ライブキッチンで作ってくれるオムレツが美しい!海を眺めながらいただく優雅な朝ご飯は、素敵な1日が約束された気分になれますよね。

  • 施設名 虹と海
  • 住所 石川県七尾市和倉町ヨ 部96
  • 電話番号 0767-62-8888
  • 公式サイトのURL https://www.nijitoumi.jp/

 

<七尾市 基本情報>

https://tabisumu.jp/municipality/ISHIKAWA/nanao

 

3日目 羽咋市

最終日は、パワースポットに宇宙人、日本で唯一車で走ることができる砂浜と、他にはない魅力いっぱいの羽咋市へ。観光にグルメ、テレワークと充実した1日を過ごしました。

【観光】気多大社

2100年以上の歴史を持つ能登国一宮の気多大社は、名前の通り多くの“気”が集まる、能登半島、いや北陸でも屈指のパワースポットです。国指定重要文化財である拝殿・本殿の後ろには約3万平方メートルの森が広がっていますが、そこは足を踏み入れてはいけない禁足地「入らずの森(国の天然記念物)」となっています。入口に立つだけで、奥に生い茂る原生林から清々しく大きな気が流れてきているように感じられました。様々な願いを叶えるお守りは、カラフルな見た目から持っているだけで元気がもらえそうです。私もひとつ授けてもらいました。

気多大社は、特に縁結び・復縁の効果が凄いとSNSでも話題になっています。日本でここだけの縁結び専用祈願所もあります。既婚の私はお仕事とのご縁を祈願。

  • 施設名 気多大社
  • 参拝時間 8:30~16:30
  • 定休日 なし
  • 住所 石川県羽咋市寺家町ク1−1
  • 電話番号 0767-22-0602
  • 公式サイトのURL https://keta.jp/

 

【観光】妙成寺

本堂、五重塔、祖師堂、経堂など、境内にある10棟が国重要文化財に指定されている「妙成寺」。2018年に建立400年を迎えた五重塔は、多彩な彫刻が施された優美な姿は北陸随一とも言われています。庭園にある池のほとりはベストビューポイント。映える1枚となります。

 寺院でありながら野面積みの石垣があったり、五重塔には見張り窓、抜け道のような地下倉庫があったことから、加賀百万石・前田藩の城砦だったのではという説もあります。 

  • 施設名 妙成寺
  • 拝観時間 8:00~17:00(4月~9月) 8:00~16:30(10月~3月)
  • 定休日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
  • 拝観料 大人(高校生)500円 小・中学生 300円
  • 住所 石川県羽咋市滝谷町ヨ1
  • 電話番号 0767-27-1226
  • 公式サイトのURL http://myojoji-noto.jp/

 

【ランチ】ラ・クロシェット

ランチは、ミシュランひとつ星のフレンチレストラン「ラ・クロシェット」で。田園の中にポツンとある一軒家レストラン。大きな窓から見える田園は、春の水鏡、夏の青田、秋には黄金の稲穂、冬は白の世界と、絵画のような四季の景色が楽しめます。

こちらでいただけるのは地元の食材を使用したフレンチのコース。どれもアートのように美しい料理です。

かわいい豚のクッキーに挟まれたアミューズは能登豚のパテ。クッキーもチーズ風味でパテとよく合います。前菜には石川の冬の味覚、ガンドブリをマリネとタルタルで。魚料理は能登牡蠣のベニエ。鴨のグリルは噛むとジュワ~ッと旨味が広がります。全10品のコースが5,300円(税込)!旅の目的地となるレストランです。

同じ敷地内に焼き菓子のお店があり、こちらはシェフの奥様のお店。ご夫婦はともに東京出身で、羽咋市に移住してきてお店を開きました。ここでお店を開くことになったのは、いろんな偶然が重なってのことでしたが、自然栽培への思い入れが強い人が多く、心強い地域とのこと。

平日のお昼でしたが、若い人から年配の人まで、ほぼ満席となっていました。

  • 施設名 ラ・クロシェット
  • 営業時間 Lunch 11:30-13:00(lo)
  • Dinner 18:00-20:00(lo)
  • 定休日 毎週日曜・月曜日(祝日の場合は翌日)
  • 住所 石川県羽咋市柳田町ほ79-1
  • 電話番号 0767-23-4713
  • 公式サイトのURL https://clochette-noto.jp/

 

【観光】宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋

羽咋市に入ると町のいたるところで見かける目の大きな宇宙人のイラスト。実は羽咋市は「UFOのまち」として有名なんです。江戸時代からこの地域では空飛ぶ円盤が目撃されていたと伝わっています。 

それではとUFOで町おこし。「宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋」を1996年に開館しました。地方の宇宙科学博物館なら、きっと精巧なレプリカが展示してあるくらいなんだろうなと、軽い気持ちで出かけたところ、とんでもないものばかり展示されていました! 

たとえば旧ソビエトのヴォストーク宇宙カプセル。「地球は青かった」で有名なガガーリンが地球に帰還した時に乗っていたカプセルです。  他にも世界にひとつしかないボイジャー・ゴールデン・レコードの原版とか、はっきりいって「どうしてこんな所にあるんですか?」と叫びたくなるような、貴重なものばかり!

マニアじゃない人も、きっと時間を忘れて魅入ってしまいますよ。 屋外の「レッドストーン・ロケット」も一度宇宙に行ってきた本物のロケットです。

  •  施設名 能登上布会宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋
  • 営業時間 8:30~17:00
  • 定休日 毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)
  • 入館料 大人500円、小人(小中学生)250円、乳幼児無料
  • 住所 石川県羽咋市鶴多町免田25
  • 電話番号 0767-22-9888
  • 公式サイトのURL http://www.hakui.ne.jp/ufo/

 

【テレワーク】レストハウス千里浜

最後は2021年2月にリニューアルオープンした「レストハウス千里浜」。目の前は日本で唯一車で走ることできる千里浜ドライブウェイです。

1階は旬の海産物から特産品、石川の伝統工芸品まで揃ったお土産ショップ。奥には浜焼きが楽しめるレストランやオーシャンビューの絶景カフェ「SSTR CAFE」があり、多くの観光客で賑わっています。

2階は海を眺めながら仕事ができるコワーキングスペース。7時から23時の間利用可能です。 

1階にショップやレストランがあったら集中できないのでは…という心配は無用!事前に予約した時に発行される暗証番号を知らなければ、コワーキングスペースには入室できないようになっています。中に入ると外の音はまったく気になりません! 

当日利用したい場合は、1階売店で現地決済で利用することも可能です。売店の営業時間は10時から17時。 

3部屋ある個室はオンラインミーティングにも対応できます。個室のドアもガラス張りなので閉塞感なし!海に背を向けて仕事をすることになりますが、リアルな海を背景にミーティングへ参加して、他のメンバーを羨ましがらせちゃいましょう。 

広いスペースに30席のみなので、ゆったりと過ごせます。ちょっと疲れたら、SSTR CAFEのおいしいコーヒーをテイクアウトしてひと休み。都会のビルの一室や自宅での仕事では体験できない、贅沢なワークタイムですよね。

コンセントも多く、USBポートのある席もあるので充電はバッチリです! 

前を向いても左を向いても右を向いても海のパノラマビューは、仕事のストレスもス―っと消えていきそうなくらい癒されました。

  • 施設名 レストハウス千里浜
  • 営業時間 10:00~17:00
  • 定休日 年中無休
  • 入館料 入館無料 コワーキングスペース 1,100円~
  • 住所 石川県羽咋市千里浜町タ4-1
  • 電話番号 0767-22-2141
  • 公式サイトのURL https://www.chirihama.co.jp/

 

中能登町 基本情報

 https://tabisumu.jp/municipality/ISHIKAWA/nakanoto


2泊3日じゃ短すぎ!遊びも仕事も充実したワーケーション

あまり馴染みのなかった七尾市・中能登町・羽咋市ですが、今まで知らなかったのが悔やまれるくらい、観光も、グルメも、温泉も、充実したエリアでした。お仕事もWi-Fiは高速でメールもオンラインミーティングもスムーズ!どこも広々としたスペースなので、プライバシーもばっちり保たれます。なによりお部屋にこもって仕事するより、気持ちも明るくなってアイデアも浮かびます。2泊3日はあっという間でした。

市場では旬の食材が安く手に入ることもわかったし、能登エリアでワーケーションするなら週単位で出かけるのがお勧めです!

 

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