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静岡県掛川市が住みやすい理由とは?移住支援制度や魅力についても紹介!掛川市に移住を考えている人必見の情報が盛りだくさん

掛川城

利便性の高い交通網や、情緒あふれる街並みが美しい「掛川市」。静岡県西部に位置しており、ほどよく都会で暮らしやすいエリアです。

八高山をはじめとした山地や小笠山丘陵、遠州灘に面する砂浜海岸など、自然豊かな点も魅力。新幹線の停まる掛川駅や、東名高速道路上の掛川インターチェンジなど交通の便にも優れています。

この記事では、掛川市の住みやすさや魅力、移住に役立つ支援制度について解説します。


掛川市ってどんな街?

掛川城の天守からの眺め

掛川市は、静岡県の静岡市と浜松市の中央に位置し、静岡県の西部に属しています。江戸時代には、掛川城を中心とした城下町として栄えていました。

新幹線の駅があるため東京は約1時間40分、名古屋は約1時間で行くことができ、二地域居住を実現できるのも魅力。高速道路を利用すれば静岡、浜松へも気軽に足を伸ばせます。二地域居住とは、都心に暮らしながら、週末や数ヶ月の一定期間を地方で過ごすライフスタイルです。

掛川市は、生活拠点を都心に置きつつ、地方で穏やかに過ごしたい人のニーズを捉えています。また、掛川茶や城、キャンプ場など観光資源も豊富です。


掛川市が住みやすい理由は?

東海道新幹線・掛川駅

掛川市が住みやすい理由について、具体的に見ていきましょう。


交通の便に優れている

先述の通り、新幹線を利用すれば東京まで約1時間40分、名古屋駅までは約1時間で辿り着けます。さらに、新大阪駅までは約2時間10分と、関東・中部・関西の主要都市へのアクセスの良さが大きな魅力。東名高速道路の「掛川IC」や、新東名高速道路の「森掛川IC」が近いのもうれしいポイントです。

掛川駅から「富士山静岡空港」までは、約35分ほど。空港からは札幌(新千歳)・福岡・鹿児島・出雲・沖縄へ直行便があるため旅行や出張のときにも移動しやすいでしょう。


気候が温暖で落ち着いている

掛川市は日照時間が長めで、1年を通して温暖な気候です。そうした特徴を生かし、掛川市ではお茶やイチゴ、メロン、バラなどの栽培がさかんに行われています。

降雪はほとんどないものの、冬は「遠州のからっ風」が吹くことが特徴。遠州のからっ風は、北西の季節風です。強風なので、体感温度は寒く感じるかもしれません。


子育てに適した環境が整っている

大型遊具がある「22世紀の丘公園」や、夏を満喫できる「つま恋 彩の郷 ウォーターパーク」など、子どもが元気に遊べる環境が整っています。

豊かな自然に囲まれながら、のびのびと子育てができる街です。子育て支援センターや児童館・児童交流館などの施設が充実しており、子育ての相談ができるのも魅力。

掛川市では、掛川流子育て応援事業「スキンシップのすゝめ」を提唱しています。また、掛川市子育て総合案内サイト「かけっこ」の運営など、子育てに関する情報発信も実施。街全体が子育てにやさしい雰囲気です。


医療体制や防災・防犯対策が充実している

掛川市は、「健康・子育て日本一」のまちを目指しさまざまな取り組みが行われています。中でも、市民が生涯健康で生きがいを持って生活しできるよう、かけがわ「生涯お達者市民」推進プロジェクトを実施。

さらに、「健康医療日本一のまち・掛川」の実現に向けて、中核エリアの「希望の丘」の整備を行うほか、、地域健康医療支援センター「ふくしあ」を設置するなど、地域健康医療を促進しています。

街として防犯・防災対策を重視している点も特徴です。特に、「海トラフ巨大地震」を想定した海岸防災林「掛川潮騒の杜(しおさいのもり)」づくりの計画を進めています。


掛川市の移住支援制度をチェック

ノートパソコンを使う女性

掛川市の移住支援制度をチェックしていきます。移住のハードルを下げるために、うまく活用しましょう。


移住・就業支援金制度

掛川市を含む静岡県では、最大100万円(単身60万円)の移住・就業支援金を支給する「移住・就業支援金制度」を実施しています。

対象は、東京圏から静岡県に移住し、就業・起業した人。東京23区内の在住者または東京圏に住む23区への通勤者に適用されます。しかし、移住してから3ヶ月以上1年以内であることなど細かな要件が設定されているので、事前にチェックしましょう。

また、テレワークに関する要件があるのもうれしいポイントです。会社からの指示ではなく、自らの意思で移住した場合に適用されます。

例えば、東京の企業に勤めながら静岡でテレワークを実施していても、支給の対象です。実際に申請する際には、「移住・就業支援金交付申請書」や「住民票」などを提出する必要があります。


子育て世代向け認定住宅供給事業

掛川市では、子育て世代向けの支援として「子育て世代向け認定住宅補助制度」が運用されています。

「子育て世代向け認定住宅補助制度」では、掛川市の基準に則り「子育て世代向け住宅」として認定された戸建て住宅を新築・購入・改築した人に最大35万円が支給されます。対象は、子育て世代向け認定住宅を所有し、小学生以下の子どもをもつ親。ただし、市税などが未納の場合は、適用されない可能性がある点に注意しましょう。

ベースの金額は10万円で、居住誘導区域内に住む場合はさらに15万円が支給されます。また、掛川市外から移住する場合は、追加で10万円が補助される制度です。


農業に関する支援制度

これから農業をはじめたい人向けに、研修を行うのが「がんばる新農業人支援事業」です。受け入れてくれる農家のもとで、約1年間知識や技術を学べます。

農家出身ではない人にとっては、就農する際にあらゆる課題に直面します。そのため、農家や市が協力して自立就農をサポートしてくれる事業です。募集人数や期間は決められているので、チェックしてみてください。掛川市の募集作物は、イチゴが中心です。

また、「農業次世代人材投資事業」「青年等就農資金」「経営体育成支援資金」といった資金支援の制度も活用できます。

さらに、掛川市はお茶の産地として有名です。掛川市は、市内で茶を生産する個人・法人に対する補助制度を設けています。

「掛川市高付加価値茶生産拡大推進事業費補助金」は、市内で茶葉を生産し、有機JAS認証の取得を目指す個人・法人を対象に、有機栽培もしくは被覆茶栽培用資材などの購入にかかる費用を補助する制度です。


掛川市ならではの魅力とは?

掛川茶

実際に住んでみると、掛川市ならではの魅力を感じられます。移住を検討している人はもちろん、掛川市を観光したい人もチェックしてみてください。


数々の受賞歴を誇る掛川茶

掛川市は、お茶の生産に適した温暖な気候と自然環境に恵まれた有数の茶産地。世界農業遺産にも認定されている「静岡の茶草場農法」が行われています。

品質の高い茶を生産しつつ、環境にも配慮した農法です。掛川茶は日本でもトップクラスの品質を誇り、注目を集めています。

「掛川茶」の主流は、「深蒸し煎茶」です。「全国茶品評会深蒸し煎茶の部」の産地賞の受賞回数は、全国最多。通常の煎茶より蒸し時間が長く、濃厚で甘みの深い味わいを楽しめますよ。

茶葉にはカテキンが多く含まれており、食物繊維やミネラルも摂ることが可能。掛川茶は、健康効果が期待できるお茶としても市民から親しまれています。

また、掛川市民にとって茶畑は身近な存在です。掛川市としても掛川茶のブランディングに力を入れており、公式WebサイトやTwitter、Instagramで情報を発信しています。


情緒豊かな城の街

掛川市は、江戸と京都をつなぐ交通の要衝として栄えていました。掛川城・横須賀城・高天神城といった歴史的なスポットがあります。

中でも人気の観光地が「掛川城」。室町時代に、駿河の守護大名で今川義元の祖父・今川義忠が命じて築城されました。

戦国時代には、土佐藩初代藩主・山内一豊が主として10年間滞在。後に山内一豊が築城した高知城は、掛川城を参考にしたと言われています。

1994年には、本格木造天守閣としては日本初の復元を果たしました。「東海の名城」と称されるほど美しい外観です。

掛川城の周辺には、しだれ桜やソメイヨシノなどが植えられています。花見の季節にもぴったりな観光地。また、掛川市には城下町としての街並みも残されており、文化的な香りの漂う街です。

「掛川祭」や「八坂神社祇園祭」などの伝統行事も行われ、多くの市民から愛されています。


アウトドア体験

掛川市は、八高山や粟ヶ岳といった山や原野谷川、そして遠州灘を望める自然豊かな街です。粟ヶ岳の茶畑を登ると、壮大な景色が広がりますよ。山頂の「かっぽしテラス(粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラス)」から、茶畑の風景を楽しめるでしょう。

さらに、富士山や伊豆半島、駿河湾などを見渡せます。山間部にはキャンプ場があり、清流での水遊びやアマゴ釣りを経験できるのでファミリーにも人気です。

「ならここの里キャンプ場」や「炭焼の杜 明ヶ島キャンプ場」などの施設があります。掛川市国安の「菊川河口」周辺は、マリンスポーツが行われるエリアです。ウィンドサーフィンやボディボードなどを楽しむ人が多くみられます。

また、菊川河口に架かる「潮騒橋(しおさいばし)」も掛川市のアウトドアスポット。自転車・歩行者専用の橋なので、サイクリングやウォーキングコースとして人気を集めています。夕暮れや日の出を眺められるスポットでもあり、美しい風景を満喫できるでしょう。

「上垂木ホタルの里」では、ホタルの鑑賞会を実施。幻想的な光景を堪能できます。


掛川市で移住ライフを楽しもう!

広大な茶畑

掛川市は東京や名古屋へのアクセスがよく、自然環境に恵まれたお茶の街です。ほどよく都会で生活の利便性に優れています。

また、移住セミナーや相談会が開催されることもあるようです。掛川市に移住相談窓口が設けられているので、移住に際して相談したいことがある人は掛川市の公式サイトをチェックしてみてください。


掛川市についての基本情報

https://tabisumu.jp/municipality/SHIZUOKA/kakegawa


















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