宇都宮市が住みやすさランキング上位に選ばれる理由とは?移住支援策まとめ
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「住めば愉快だ宇都宮」のブランドメッセージを持つ栃木県宇都宮市は、北関東の中でも最も大きな都市で、その住みやすさや災害の少なさが魅力の街です。
東北新幹線やJR東北線、JR日光線、東武鉄道宇都宮線の4線を利用することができ、新幹線であれば東京駅まで約50分というアクセスのしやすさも人気の理由の一つ。
宇都宮市は餃子をはじめとした地域おこしに熱心な街なため、移住者の受け入れも積極的に行っています。
そんな宇都宮市の住みやすい理由や、取り組まれている移住支援策の内容など、宇都宮市に移住を考える上で把握しておきたいポイントについて紹介していきます!
宇都宮市ってどんな街?
宇都宮市は北関東随一の都会という顔と、農業に恵まれた環境で一次産業が盛んな街という顔があり、首都圏のベッドタウンとしても機能しています。
東洋経済新報社が毎年公表している、50万人以上の市を対象にした「住みよさランキング」では2013年~2017年に5年連続で1位に輝き、近年も上位に選ばれ続けるランキング常連の宇都宮市。
住みやすさだけでなく、宇都宮市には全国的に有名な宇都宮餃子の他に、ジャズやカクテル、自転車など日々を楽しめる文化が数多く根付いているのも魅力です。
では、そんな魅力溢れる宇都宮市の人気の秘密を具体的にみていきましょう!
子育てしやすい環境が整っている
宇都宮市では妊娠、出産、育児の一貫した支援を行っており、子育てにやさしい街として人気があります。日経DUALによる「共働き子育てしやすい街ランキング2017全国編」では千葉県松戸市に次いで第2位に輝きました。
その大きな理由の一つに保育所などの保育施設の充実が挙げられます。
宇都宮市は待機児童解消に特に力を入れており、認定こども園や民間保育所を充実させることで、全ての子育て家族に適切な保育サービスが行き渡るような取り組みを行っています。
これらの取り組みの結果、栃木県が発表している「市町別保育所等利用待機児童数(2020)」では、宇都宮市の待機児童数は0を達成しており、子育てしやすい環境が整っていることが分かりますね。
病院施設が充実しているため、ケガや病気の際にも安心
2015年の国勢調査では、宇都宮市の人口10万人当たりの一般診療所数は全国平均を上回っており、身近な医療サービスが充実しています。
病院病床数も全国平均を上回っていて、入院のしづらさも少なく、突然のケガや病気の際にも安心できる医療体制が整っています。
75歳以上の1千人当たりの介護施設数も全国平均並なため、老後の介護サービスなども安心です。
毎年市が発行している「健康づくりのしおり」には幼児から高齢者までの健康に関する情報や事業などが紹介されているため、宇都宮市の医療情報について知るのに役立ちますよ。
毎日のお買い物や休日のショッピング施設が充実
北関東随一の都会でもある宇都宮ではショッピング施設が充実しており、お買い物に困ることはありません。
特にJR宇都宮駅や東武宇都宮駅周辺には「トナリエ」、「東武宇都宮百貨店」などの大型ショッピング施設が並び、ファッション・家電・グルメまで幅広く楽しむことができます。
市内には商店街や数多くのスーパーやコンビニもあり、毎日の食材などのお買い物にも困ることはありません。24時間営業のスーパーもあるため、夜遅くなっても食材などのお買い物ができるのもありがたいですね。
- 宇都宮市 移住・定住相談窓口
- 電話 028-632-5038
宇都宮市の移住支援制度をチェック
子育て世代にはうれしい支援制度が充実
・「子ども医療費助成制度」
中学3年までのお子さんが、ケガや病気で健康保険の適用になる診療を受けた場合の医療費(自己負担分)を市が助成する制度です。
・「乳幼児の健康診査」
4ヵ月児から3歳児まで、定期的に医療機関で健康診査を実施し、病気の早期発見・早期治療を促進するとともに、保護者に対しても育児に関する助言や相談を行うことで、子育て支援を行っています。
・「ファミリーサポートセンター」
子育ての援助をしたい人と、子育ての援助を受けたい人がお互いに会員となり、地域全体で助け合いながら子育てをしていこうという会員組織です。
これら以外にも子育てに関する施策が分かりやすくまとめられたホームページ「宮っこ子育て応援ナビ」が開設されているため、子育てに関連する支援情報などを調べる際はぜひ活用してみてくださいね。
「宮っこ子育て応援ナビ」
https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/kurashi/kosodate/miyakosodate/index.html
住まいに関する支援制度
・「ようこそ宇都宮へ マイホーム取得支援事業補助金」
宇都宮市が指定する居住誘導区域などに新たに住宅を取得し、転入、転居する世帯に対して住宅取得費用の一部を助成してもらえる制度です。
市外在住者の場合は最大60万円、市内在住者の場合は最大30万円助成されます。
・「ようこそ宇都宮へ フレッシュマン・若年夫婦・子育て世帯等家賃補助金」
宇都宮市の居住誘導区域にある民間賃貸住宅に転居した、若年夫婦世帯・子育て世帯(市外在住者のみ)、新卒採用者、結婚を希望する女性に対し、家賃の一部を助成する制度です。
市外在住者の場合は最大12万円、市内在住者の場合は最大6万円助成されます。
これら以外にもリフォーム、耐震、環境にやさしい家にするための助成など、様々な住宅に関する支援制度があるため、ぜひ宇都宮市ホームページなどをチェックしてみてください。
「農業王国うつのみや」で農業しよう
宇都宮は豊富な水資源や長い日照時間など恵まれた農業環境を持っており、その恵まれた環境を活かして水稲を中心に野菜・花卉・果樹・畜産など多様な農業が行われています。
宇都宮の主な特産物は米・いちご・トマト・梨などで、特に梨は県内トップクラスの出荷量を誇ります。
そんな宇都宮市では農業の担い手を応援するための新規就農者支援に力を入れています。
・「新規就農者支援」
先進農家のもとで一定期間の実践的な農業体験をするインターンシップ制度や、就農後間もない不安定な経営を支援するため、無利子での資金貸付など様々な形でサポートを得ることができます。
移住を機に農業に挑戦してみたい人には、ぜひ活用してもらいたい制度です。
- 宇都宮市 移住・定住相談窓口
- 電話 028-632-5038
住むだけでなく、宇都宮ライフを楽しもう!
宇都宮市民には欠かせない餃子を楽しむ
「週に数回は餃子を食べる」のが宇都宮市民のスタンダード。
総務省の家計調査では1世帯当たりの年間購入額が2010年まで15年連続第1位。静岡県浜松市と常に1位を競い合っていますが、近年では2019年にその王座を奪還しています。
宇都宮餃子の最大の特徴は、あんが一般的な餃子のひき肉ではなく、野菜がメインになっていること。野菜のおいしさを引き立てるために少量のひき肉が入れてありますが、野菜の甘味や旨味を味わうのが宇都宮餃子の醍醐味です。
市内各地の店舗によって大きさや素材、皮の厚さ、つけだれなどが異なるため、色んな味や食べ方を楽しむことができます。
毎年11月の第一土日には「宇都宮餃子祭り」が開催され、2日間で約15万人以上の宇都宮餃子ファンが訪れるビッグイベントを体感することができますよ。
大人な夜を彩るカクテルとジャズの街
宇都宮市はカクテル技能競技の全国大会で数多くの優勝者を輩出してきました。
そのため、日本を代表するバーテンダーが各店舗でその腕を競い合い、大人な夜に彩りを演出してくれます。芸術的なカクテルとバーテンダーのおもてなしで極上の時間を味わえますよ。
また宇都宮からは世界的にも有名なジャズプレイヤーも輩出され、ストリートでジャズを演奏するミュージシャンも増えていることから、市をあげてジャズの街としてのブランド化を推進。ライブハウスなどの個店を中心に毎日のように生演奏のジャズライブを楽しめます。
カクテルとジャズという文化が市民レベルで根付いている宇都宮で、大人な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
全国に誇る自転車の街
起伏が少なく平坦地が広がる宇都宮市は、自転車を楽しむのに適した街であり、1世帯当たりの自転車購入額や自転車専用レーンの多さが全国的にもトップクラスです。
サイクリングを楽しむために、途中の休憩や簡単な修理ができる「自転車の駅」が各地に設置されるなど、サイクリング好きの人にはうってつけの環境が整っています。
日常的に乗る楽しみだけでなく、毎年10月に開催されるアジア最高位ジャパンカップサイクルロードレースでは、ツール・ド・フランスでも活躍する世界的選手たちの熱い戦いを間近で見ることができます。
大会開催期間中は日本全国から約12万人の自転車ファンが宇都宮に集まるため、「自転車のまち 宇都宮」の盛り上がりを肌で体感してみください。
住みやすく日常も楽しめる宇都宮市で移住ライフを楽しもう!
宇都宮市は街おこしを積極的に行っていることもあり、住みやすい環境整備や日常も楽しめるような文化やイベントが数多くあります。
単身でも子育てしている夫婦でも快適に過ごせる魅力が宇都宮市にはあり、特に育児サービスや医療福祉が充実していことから、子育て世代にはおすすめな移住先です。
住むだけでなく、あなただけの楽しみ方を見つけ、宇都宮市で移住ライフを楽しんでみてくださいね!
- 宇都宮市 移住・定住相談窓口
- 電話 028-632-5038