北陸地方で人気の移住先10選!市の特徴やメリットを紹介
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石川県羽咋市
日本海に面した北陸地方は、移住先として注目を集めているエリアです。2015年の北陸新完成開通により、東京からのアクセスが一気に良くなったことで注目されています。
元々関西との交流も盛んであることから、関西方面からのアクセスも良好。山や海に囲まれていることから、おいしい食べ物も豊富にあり、移住後の食事も楽しみのひとつです。
今回はそんな北陸地方の中でも、おすすめの移住先を紹介します。
文/田仲ダイ
北陸地方で人気の移住先10選
1.石川県白山市
石川県白山市
<豊かな自然と共生する自立と循環の都市(まち)白山市>
2005年(平成17年)の大合併により誕生した白山市は、石川県最大の広さを誇るまちです。名峰白山を有しており、その恩恵は計り知れません。きれいな水に山の幸といった食べ物だけでなく、登山にキャンプ、バーベキュー、冬にはスキーやスノーボードなどのアクティビティが充実しています。
金沢市と隣接しているため、都市部からのアクセスも良好。子育て支援医療給付金制度により、子どもたちの医療費は18歳まで無料です。子ども連れには嬉しい制度ですね。
住みやすさは、東洋経済新報社調べの「住みよさランキング2021」で6位に入っていることが保証しています。2019年には、なんと1位を獲得しており、移住したあとの暮らしも安心できるのではないでしょうか。
白山市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/ISHIKAWA/hakusan
2.富山県氷見市
富山県氷見市
<人と自然がなごむ 交流都市 ひみ>
能登半島の付け根に位置するまち氷見市。「世界で最も美しい湾クラブ」に属した富山湾を有し、海越しに雄大な立山連峰を観ることができる自然豊かなまちです。氷見漁港直送のブリや白エビなどの魚介類や氷見うどん、氷見牛とおいしい食事を味わえます。
漫画家の藤子不二雄Ⓐ氏の出身地でもあり、街中にはハットリくんをはじめとしたキャラクターのモニュメントがたくさん!懐かしく楽しい気分になりますよ。
氷見市は、金沢方面・富山方面・能登方面が交わる場所に位置しているため、北陸内の有名な観光地や温泉街に行くには、ちょうどいい場所でもあります。日帰りでも行ける距離なので、休日のプチ旅行もおすすめです。
「家庭で子育て応援金」や「子ども医療費助成」と子育て世代を支える制度だけではなく「氷見市IJU応援センター」が移住生活の助けになってくれるので、安心して生活できます。
氷見市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/TOYAMA/himi
3.富山県南砺市
富山県南砺市
<さきがけて 緑の里から 世界へ>
南砺市は富山県の南西部に位置し、2004年(平成16年)の大合併により誕生したまちです。約8割が森林と、豊かな自然に恵まれています。ユネスコの世界文化遺産に登録されている、五箇山の国指定史跡「相倉合掌造り集落」や「菅沼合掌造り集落」などの日本が世界に誇る観光名所です。
富山市と金沢市の中間に位置し、アクセスも良好。どちらも車で1時間もあれば到着します。市内の一部は特別豪雪地帯に指定されるほどの降雪地帯ですが、嫌なことばかりではありません。降雪地帯のため、道幅も広く作られており、運転しやすい道路になっています。
市内にはスキー場が3つもあり、レジャーを楽しむことができるまちです。
南砺市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/TOYAMA/nanto
4.新潟県上越市
新潟県上越市
<海に山に大地に 学びと出会いが織りなす 共生・創造都市 上越>
新潟県の南西部に位置する上越市は、高田市と直江津市が合併してできたまちです。自然豊かな山間地と、大型ショッピングセンターをはじめとした都市機能が共存しています。
戦国武将・上杉謙信が居城した春日山城跡は、上越市内有数の観光スポット。高田地区は、高田城を中心とした城下町としても栄えて、高田城址公園の美しい風景は「日本三大夜桜」の一つに選ばれています。
市内の大部分を特別豪雪地帯に指定されており、「日本スキーの発祥地」としても有名です。また、日本最古の映画館といわれている高田世界館もあるなど、さまざまな歴史的文化を感じることができます。
ISO14000認証を取得や、全審議会委員の男女比50%を目指し、ジェンダー・クオータ制を日本で初めて導入するなど、革新的な取り組みをしています。子育て支援についても、子育て支援サイト「上越市子育て応援ステーション」を開設。イベント情報や各種制度などの、子育てに関する情報を発信しています。
上越市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/NIIGATA/joetsu
南砺市 基本情報
5.石川県羽咋市
石川県羽咋市
<市民とともに創ります。健やかで心豊かに、自然と共生するまち-はくい>
石川県羽咋市は、能登半島の入口にあたる部分に位置し「能登半島の玄関口」と呼ばれているまちです。海と山に囲まれ、能登半島の他地域と共に世界農業遺産「能登の里山里海」に認定されるほど豊かな自然に恵まれています。
「千里浜なぎさドライブウェイ」は、日本国内で唯一の「波打ち際を自動車で走行できる砂浜」として人気を集めています。釣りやキャンプといったレジャーもできますが、海岸線に沈む夕日は住んでいる人ならではの特権と言えるでしょう。
市内の中心市街地には、病院や図書館、コンビニ、スーパーなどの施設が集まっているので、日常生活に困ることはありません。金沢市まで車で40分程度と都市部にも近いため、ほどよい田舎暮らしを楽しめます。
また、羽咋市は日本トップクラスの学力を誇るまちでもあります。さらには、待機児童がゼロで子どもの医療費が18歳まで無料。放課後児童クラブや児童センターもあるなど、共働き家庭でも安心して暮らせるまちです。
羽咋市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/ISHIKAWA/hakui
6.福井県大野市
福井県大野市
<自然と人が調和しともに創り育てる 名水のまち大野>
大野市は、福井県の内陸にあり、石川県と岐阜県に面しています。日本百名山の「荒島岳」をはじめとした美しい山々に囲まれ、約9割を森林が占める自然豊かなまちです。
降雪地帯でもあり、その恩恵を受けた水は「水の聖地大野」としての文化を育んできました。まちの至るところから出る湧き水は「御清水」と呼ばれ、名水百選に選ばれています。
まち並みは「北陸の小京都」とも呼ばれ、かつての城下町としての雰囲気を色濃く残しています。絶景ポイントは復興天守「越前大野城」。秋から冬にかけて、大野盆地が雲海に包まれたとき「天空の城」としての顔を見せ、幻想的な雰囲気を感じさせてくれます。
移住者向けの制度として売却や賃借できる空き家の情報を提供する「空き家情報バンク制度」があります。
大野市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/FUKUI/ono
7.石川県加賀市
石川県加賀市
<大聖寺川・動橋川の流域はひとつ 私たちがつくる 水と森のふるさと>
石川県の南西部に位置する加賀市。山代温泉・山中温泉・片山津温泉の3つの温泉を有する加賀温泉郷としても有名です。九谷焼や山中漆器といった伝統工芸が盛んなまちとしても知られています。
橋立漁港には日本海の新鮮な魚介が水揚げされ、新鮮な海の幸を活かしたグルメも魅力です。今では、ズワイガニを味わうため、全国から食通が集まっています。
大規模テーマパーク「芝政ワールド」は世界最大級の浮き輪スライダーのあるプールやジェットコースター、オートキャンプ場と丸1日楽しめる施設が揃っています。子どもを連れて遊ぶには、不自由ない場所でしょう。
また、加賀市では移住希望者へのサービスとして「暮らし体験の家」を提供しています。最長1週間も無料で滞在できるため、移住を検討する際には、実際に住んで確かめることも可能。移住コーディネーターもいるため、移住後にやりたい事や探している仕事があれば、紹介してもらえます。
加賀市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/ISHIKAWA/kaga
8.新潟県柏崎市
新潟県柏崎市
<好きです輝く柏崎 復興そして新たな飛躍へ ~さらなる未来に向かって~>
新潟県の海岸線沿いの中央に位置する柏崎市。稲作が盛んで、市街地から離れると田園風景が広がっている緑豊かなまちです。降雪地帯としても知られ、雪解け水は山の栄養をたっぷりと含み、その豊富な沢水で育った農産物も魅力の一つ。海の幸・山の幸・米など食べ物がおいしいことで有名です。
柏崎市は山間地でありながら、海や市街地へのアクセス抜群。古くから交通の要衝として栄え、その利便性により豊かな経済と伝統文化を築きました。中心部である柏崎駅や東柏崎駅、茨目駅周辺では、スーパーやドラッグストア、病院、小学校など子育て世帯に必要なものがそろっています。
夏には市内に15もある海水浴場へ出かけるのも良いでしょう。水質・水辺の美しさに加え、地元ライフセーバーが常駐しているため安全です。また、柏崎市はマリンスポーツが盛んなことでも有名です。小学生から社会人まで多くの水球チームが活動を行っています。
柏崎市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/NIIGATA/kashiwazaki
9.新潟県新潟市
新潟県新潟市
<田園とみなとまちが恵みあい、共に育つまち>
日本海運の拠点として栄える歴史ある「みなとまち」新潟市。港に空港、新幹線、高速道路といった都市機能やファッションビルやスタジアムなどのスポットを持つ一方、海や川などの豊かな自然環境にも恵まれているバランスの良いまちです。
本州日本海側唯一の政令指定都市でもあり、日本海側に沈む美しい夕日やコシヒカリをはじめとする美味しいお米、新鮮な海の幸といった景色や食が楽しめます。
雪国のイメージがあるかもしれませんが、海岸平野部は積雪が少なく、最深積雪平均値は36cm。生活や都市機能、冬場の運転にも支障はありません。
新潟市では子育て世代を始め、あらゆる世代の方の安心・安全な暮らしが守られています。人口1万人あたりの保育所数は、政令指定都市の中で第1位。子育てがしやすく女性が働きやすいまちでもあります。
新潟市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/NIIGATA/niigata
10.福井県福井市
福井県福井市
<人、街、自然、文化の「交・響・楽・彩ふくい」>
福井県の中心に位置する福井市は、西には越前海岸、東には緑豊かな山間地と自然に恵まれたまちです。関西方面からのアクセスも良く、特急電車なら米原から約1時間、京都からは約1時間半という近さ。
越前海岸は豊かな海の幸をもたらしてくれるだけでなく、海水浴や釣りなどのレジャースポットとしても楽しめます。「日本さくら名所100選」に選定されている足羽川の桜並木と足羽山公園があり、桜が咲く季節に訪れれば、満開の桜を眺めながら春を満喫できますよ。
文部科学省の調査によると、全国学力・学習状況調査に加え、全国体力・運動能力・運動習慣調査でも全国上位となっています。学力・体力とも全国トップクラスの成績を誇っているので、子育ての面でも安心でしょう。また、東京圏から移住される方には移住支援金サポートを行っており、東京からの移住を考えている方には、ぜひ利用してほしいサービスです。
福井市は幸福度を測る調査でも上位にランクイン。その事実が県民の暮らしに対する満足度の高さを証明しています。
福井市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/FUKUI/fukui
北陸地方で海の幸を満喫しよう
日本海に面した北陸地方は、北陸新幹線開通により東京からのアクセスが良くなったことで移住先として注目されている地域です。日本海の海の幸だけでなく、白山連峰や立山連峰といった山々の恩恵を受けた「水」も魅力的です。
食べ物がおいしいだけでなく、海や山でのレジャーも楽しみのひとつ。温泉もあるため、週末での温泉旅行も気軽にできます。学力が高いまちや子育て医療制度があるまちも多く、子育て面での不安もありません。
おいしい海の幸を味わいながら田舎暮らしを楽しみたい方には、おすすめの移住先と言えるでしょう。