長野県移住モデル地区 自然豊かな原村の魅力と移住支援制度とは? 100万円の補助金も
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原村の田園風景
八ヶ岳高原の麓に広がる長野県の原村は、「日本で最も美しい村」連合に加盟している美しい村で、都会からの移住地として人気。
東京からJR特急あずさや車で約2時間半。名古屋からはJR特急しなのや車で約3時間とアクセス良好なことから、二拠点生活にも最適な村です。
原村は「長野県移住モデル地区」にも指定され、移住者の受け入れ体制が整っているのが魅力。
そんな原村の住みやすい理由や移住支援策の内容、原村での移住ライフの魅力など、原村に移住を考える上で把握しておきたいポイントについて紹介します。
文/斎 信夫
原村の魅力と移住モデル地区とは?
八ヶ岳と牛
長野県は、豊かな自然環境に加え立地も抜群に良いことから「移住したい都道府県ランキング(※)」では15年連続1位を誇っている移住人気県。
なかでも、原村は「住みたい村ランキングTOP10(※)」に何度かランクインし、2015年の調査では全国で4位。(※ 宝島社発行「田舎暮らしの本」調べ)
その人気の理由は、八ヶ岳や北アルプス・南アルプスなどがどこからでも見渡せる美しい景観の地であることと、アクセスの良さが大きな理由ですが、それだけではありません。
山に囲まれた長野県の中でも、原村は村全体が山や谷が比較的少ない緩やかな高原地帯で、住みやすい環境であること、そして、村とは思えない生活環境の良さや、福祉医療の充実も人気の理由です。
また、原村は地域住民と行政が一体となり、積極的に移住者の溶け込み支援を行う「長野県移住モデル地区」に指定されていることも移住者にとっては大変魅力的と言えます。
長野県移住モデル地区認定の要件は次の3つ。
- 移住者の溶け込み支援を官民一体となって積極的に行っていること
- 積極的に移住者との交流を図る意欲があること
- 相談やアドバイスのできる人材がいること
この3つの要件を全て満たした原村の人気の秘密を具体的に紹介しましょう。
移住モデル地区 原村の住みやすさの理由は?
農村風景と様々な世代の家族
「日本で最も美しい村」連合に加盟!自然が最大の魅力
原村は、八ヶ岳と諏訪湖の間に広がる標高900m〜1,300mの高原に位置しています。一年を通じて降水量は少なく湿度も低い気候。冬の寒さは厳しいとはいえ、雪の量はさほど多くないのも、雪に慣れていない移住者には魅力です。
そして最大の魅力は自然環境。2015年(平成27年)には、「八ケ岳の裾野に広がる豊かな自然と農地が調和した農村景観」などが地域資源として認定され「日本で最も美しい村」連合に加盟しました。
「日本で最も美しい村」連合は、日本の農山漁村の景観や環境・文化・伝統食などを守り、地域資源を生かしながら美しい村として自立をめざす運動を展開する組織です。原村は、美しい村づくりを進めるために、村全体で自然環境の維持に取り組んでいます。
このような大自然に囲まれた原村での生活は、何ものにも代え難い幸せな時間を与えてくれることでしょう。
村とは思えない生活環境の良さ
原村は、村とは思えない生活環境の良さも魅力です。公共下水道の普及率は長野県内でもトップクラス。総合病院の「諏訪中央病院」「富士見高原病院」までは村のどこからでも車で10分以内でアクセス可能。村内には医院(歯科含む)も6軒、原村図書館もあります。
保育園・幼稚園も1カ所ずつ、小学校・中学校ともに1校ずつ。待機児童もなく、子どもには恵まれた環境です。
村内にはAコープ、たてしな自由農園といった買い物スポットがあり、車で15〜30分程度で茅野市、諏訪市、北杜市にアクセス可。西友やザ・ビッグ、地元スーパーのツルヤ、デリシアなどにお買い物に行くことができ、日々の生活に困ることはありません。
また、綺麗な空気と水で育った高原野菜の販売所も近くにあり、いつでも新鮮でおいしい野菜が食べられるのも魅力です。
高齢者が元気!全国でも有数の福祉・健康の村
長野県は元々、男性の平均寿命や高齢者就業率などが全国で1位と、高齢者が元気な地域です。なかでも、原村は長野県の中でもトップクラスで、高齢者が元気に働いています。その理由は、村ぐるみで福祉医療の充実を進め、住民が健康に生活できる好循環ができているから。シニア世代になった時でも幸せに暮らせるというのは安心ですね。
18歳までの子どもや66歳以上の高齢者、ひとり親家族の自己負担分の医療費を給付する制度や各種検診の無料化など、住民が健康で暮らせるような医療体制が整っています。
高齢者だけではありません。「子どもは社会の宝」との考えのもとに、保育料が半額、または無料になる制度も用意されています。
移住モデル地区、原村の移住支援制度をチェック
山と家のイメージ
100万円まで補助!住まいに関する移住支援制度
・原村空家有効活用促進補助金交付事業
原村では、空家住宅に関する補助制度が2021年(令和3年)に創設されました 。移住・定住希望者が空家を購入、リフォームを行う場合、その経費の一部を補助。補助限度額は、購入時で100万円、リフォームで50万円です。
・空き家情報の提供
原村にある空き家を有効活用し、村への定住促進を図るため、「原村-移住推進ポータルサイト」「長野県-楽園信州空き家バンク」「LIFULL HOME’S-空き家バンク」で空き家の情報を提供しています。
・原村移住体験住宅
原村への移住を検討中の方向けに“田舎暮らし体験” を応援する「移住体験住宅」を提供しています。利用日数は3日〜7日まで。利用料は一律10,000円(家賃・光熱水道費・管理費込み)と安価なため、お試し移住してみたい方には嬉しい制度ですね。
【新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2022年(令和4年)5月現在受入れを休止しています】
また、原村の住民で構成するボランティアグループ「原村田舎暮らし案内人」が、原村暮らしの魅力を伝えたり、移住全般のアドバイスを行ったりしています。案内人の中には移住経験者も!移住者サポートについては「美しい原村暮らし」のサイトでわかりやすくまとめられていますので、活用してみてくださいね。
原村で起業したい方に嬉しい制度
・原村起業チャレンジ補助金
地域経済の活性化を図るため、原村で開業をしようとする方、または開業して間もない方の事業計画のうち、優秀な計画を審査により認定し、事業経費の一部を補助するものです。計画の優秀度に応じて最大50万円以内で補助されます。
「原村の特産物を販売したい!」「何か新しい原村の名物を創り出したい!」「原村でしかできない事業を興したい!」という移住者、アイデアをお持ちの方はぜひ応募してみてはいかがでしょう。
今年度の受付締切は、2022年(令和4年)9月30日(金)です。
充実の医療費負担軽減策と子育て支援
・医療費特別給付金
満18歳までの子どもや高齢者等の医療費(自己負担分)を、申請により給付するものです。また、医療費が高額になったときは、高額療養費制度を利用すれば負担を減らすことができます。
・保育料の負担軽減
3歳未満児の保育料は同時入所に限らず第2子を半額、第3子以降を無料とするものです。(3〜5歳の児童は国制度により保育料が無償化されています。)
・小中学校通学費補助
村内小中学校に通学する遠距離の児童・生徒の保護者に対し、通学費負担を軽減する目的で補助金を交付するものです。
・学童クラブ・原っこ広場
小学生児童の放課後の居場所として「学童クラブ」と「原っこ広場」があり、夕方6時まで友だちと遊んだり勉強できるので、共働き家庭でも安心して働けます。
ほかにも、子育て相談員を専門に配置するなど、子育て支援の環境が整備されています。
高原リゾートで自然を満喫しながら移住ライフ
八ケ岳自然文化園
原村は、八ヶ岳と諏訪湖の間に広がる高原にあり、真夏でも涼しくさわやかな気候なのが魅力。約60軒ものペンションが営業していて、多くの観光客が避暑に訪れます。また、スキー場も近くに数カ所あり、ウィンタースポーツも盛ん。
快適に暮らせるための環境や支援制度が充実しているだけではなく、この自然環境も日々の生活を豊かにしてくれます。
原村周辺には観光スポットがいっぱい
原村には、八ヶ岳中央高原、八ヶ岳自然文化園、八ヶ岳農場、八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)、八ヶ岳小さな絵本美術館、まるやち湖などの観光スポットがあります。
また、車で約1時間以内の範囲には、全国的にも有名な観光地である蓼科高原、車山高原、白樺湖、諏訪湖、諏訪大社などがあり、上諏訪温泉、白樺湖温泉といった温泉地も。週末はちょっとドライブして、高原リゾートや温泉でのんびり過ごしたり、アクティビティを楽しむのはいかがでしょう。
8月には「原村よいしょまつり」というイベントも開催。多くの出店や、まが玉作りワークショップなどで楽しむことができます。
高原野菜が美味しい!
高原野菜
原村は、高原特有の冷涼な気候と高い晴天率から日照時間が長く、昼夜の寒暖差が濃い旨味と甘みのあるおいしい高原野菜を生み出します。また原村は、日本一のセロリ生産地として有名で、ブロッコリーやレタス、ホウレン草などの高原野菜も全国トップレベルの産地です。
村内には「たてしな自由農園 原村店」という高原野菜が集まる直売所があり、地元客はもちろん、観光客でいつも賑わっています。隣接の「808Kitchen & Table」では、旬の美味しい地場農産物や果物を使ったメニューを提供。高原野菜の美味しさを存分に感じることができます。
いつでも美味しい高原野菜を楽しめるのは、原村移住者の特権ですね。
星降る里 原村
原村星まつりで撮影された天の川
原村は、余計な明かりが少ない高原の村で、星を鑑賞するのに適したスポットとして天文好きの間では有名です。「星降る里 原村」とも言われています。見上げれば満天の星に出会うことができる環境は、特に星が好きな天文愛好家にとっておすすめの移住地です。
毎年8月には、標高1,300mの八ヶ岳自然文化園で「サマーホリデー in原村星まつり」が3日2晩、昼夜を通して開かれます。
全国から天文ファンが、自前の巨大望遠鏡を持ち寄り、一般の参加者もその望遠鏡をのぞかせてもらえます。天文に関するさまざまなワークショップも開催。天文好きはもちろん、家族連れで楽しめる「星降る里 原村」を体感できる原村の一大イベントです。
大自然に囲まれた移住モデル地区 原村で移住ライフを満喫!
原村は、移住者の受け入れ体制が充実の「長野県移住モデル地区」に指定。村とは思えないほどの住みやすい生活環境の良さと大自然が魅力。
100万円まで補助される住まいに関する移住支援制度に加え、50万円まで補助される起業チャレンジ補助金の制度など、特に金銭面でのサポートが充実。様々な子育て支援策も用意され、子育て世代にもおすすめの移住先です。
大自然の中で快適な移住ライフを、長野県原村で満喫してみませんか?
原村についての基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/NAGANO/hara