
【地方創生×結婚支援】長野・宮田村の「移住婚」応募100名突破暮らしやすさ全国屈指の村へ――結婚と移住を同時にかなえる新モデル
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結婚と移住。人生の大きな二つの選択を、無理なく同時に進められたら——。 長野県・宮田村(みやだむら)では、公的な結婚支援と移住支援を一体化した 「移住婚」 により、そんな願いを現実のものにしてきました。2023年4月の受け入れ開始から 2025年11月25日時点で応募者は109名 に到達。地方創生の新しいアプローチとして注目が高まっています。
本記事では「移住婚」の仕組みと、舞台となる 長野県宮田村 の暮らしやすさ、担当者からのメッセージ、応募の流れまでをやさしく解説します。 「結婚を機に新しい土地で暮らしたい」「自然と利便のバランスを重視したい」方は、ぜひ参考にしてください。
「移住婚」とは?——公的支援で“出会い”から“定住”まで伴走
移住婚 は、一般社団法人日本婚活支援協会と自治体が連携し、独身の方に対して 結婚相手の紹介と移住支援をワンストップ で提供する全国初の公的結婚支援モデル(2020年8月本格スタート)。単なるマッチングにとどまらず、 住まい・仕事・子育て・地域コミュニティ まで切れ目なく支える設計が特長です。
少子化・地方の人口減少・未婚率の上昇という課題に対し、結婚支援と定住促進を同時に進める実践として、 「結婚を起点に地域を元気にする」 取り組みが各地で関心を集めています。
移住婚 公式WEB(日本婚活支援協会) https://konkatu.or.jp/ijukon2020/
受け入れ自治体:長野県宮田村の魅力——「便利」と「自然」のちょうどいい間合い
宮田村は長野県南部、南アルプスと中央アルプスに抱かれた 自然豊かな里 。晴天率が高く、降雪は比較的少なめ。住宅・学校・医療・金融・商業施設が 半径約2.5km圏内 にコンパクトにまとまり、日常の移動負担が小さいのが大きな魅力です。
村内の移動は短時間で完結し、保育や教育、買い物、医療が手の届く距離にそろうため、 子育て世帯や二人暮らし にも心強い環境。アルプスの稜線や美しい朝夕の空を日常の背景に、 「背伸びしない暮らし」 を叶えやすい場所として、都市部の移住希望者からの関心が高まっています。
宮田村公式サイト https://www.vill.miyada.nagano.jp/
応募100名突破——なぜ今、宮田村の「移住婚」に人が集まるのか
2023年4月の受け入れ開始から2年弱で 応募者109名 に到達。背景には、制度の分かりやすさと伴走型のサポートがあります。 結婚後の生活を見据えた 住まい探し・仕事探し・子育て環境の相談 を同じ窓口で一貫して扱えるため、不安を抱えやすい移住初期のハードルが下がります。
さらに、村のサイズ感ゆえに 顔の見える距離感 で相談できることも安心材料に。担当者へ気軽に連絡でき、困りごとに迅速にアクセスできる—— 「暮らしの手触り感」 が、移住の背中をやさしく押しています。
対象・費用・参加スタイル——まずは気軽に相談から
移住婚の対象は 結婚を機に地方移住を希望する独身者(おおむね20~50歳) 。参加費は 登録料・利用料ともに無料 です(受け入れ自治体により条件が異なる場合あり)。
- 結婚相手の紹介と、移住後の暮らし設計を同時並行で相談
- 住まい・仕事・子育て・地域デビューまでをワンストップで伴走
- 費用負担なし(登録・利用とも無料)で始めやすい
はじめの一歩は オンライン相談や資料請求 からでOK。希望条件や不安点を言語化していく過程を、専任スタッフが丁寧にサポートします。
『移住婚』応募申込フォーム https://pro.form-mailer.jp/lp/91d54103219449
担当者の言葉——「背伸びしない暮らし」を、村ぐるみで支える
宮田村みらい創造課・移住担当の 貝瀬さん は、「困ったらすぐ聞ける距離感」を大切にしていると語ります。制度説明だけでなく、 日々の暮らしの小さな不安 にも耳を傾け、必要な機関へつなげることで安心を醸成。見学だけの来訪も歓迎で、 「あなたのペース」 を尊重する姿勢が印象的です。
宮田村結婚相談所・結婚支援担当の 小原さん は、連絡の頻度や方法も含め 無理のない関わり方 を提案。「うまく話せない」不安も含め、気持ちに寄り添いながら伴走してくれる心強い存在です。
暮らしの具体:住まい・仕事・子育てをどう整える?
住まいは、村内不動産や近隣市町村も視野に入れた 複線的な提案 が可能。仕事は、地域の企業・商店・医療福祉・観光関連に加え、 テレワークを組み合わせた働き方 も増えています。子育て面では、保育や学校、医療機関が生活圏内にそろい、時間のゆとりが生まれやすいのが特長です。
- 居住:村内中心部のコンパクトな生活圏で移動負担を軽減
- 就業:地域就職+テレワーク併用でキャリアの継続性を確保
- 子育て:保育・教育・医療の近接配置で安心の生活導線
これらを総合的に設計できるのが、移住婚の強み。結婚・住まい・働き方・子育てが ばらばらにならずに前へ進む から、無理なく定住計画を描けます。
まずは情報収集から——自治体・事務局の窓口
制度の詳細や最新情報、見学の相談は下記窓口へ。自治体と事務局の双方に開かれているため、 「制度のこと」「出会いのこと」 を同時に聞けます。
宮田村役場(みらい創造課 企画係)
https://www.vill.miyada.nagano.jp/
〒399-4392 長野県上伊那郡宮田村98番地/TEL:0265-85-3181(担当:貝瀬)
宮田村結婚相談所(宮田村社会福祉協議会) TEL:0265-85-5010(担当:小原)
令和8年度 受け入れ自治体募集・資料請求(事務局)
https://konkatu.or.jp/press_release2025_0924/
よくある不安と解消のヒント
「本当に出会える?」「仕事は続けられる?」「子育て環境は?」——移住と結婚には不安がつきものです。 宮田村の移住婚は、最初の相談から定住後の暮らしまで 同じチームが継続的に伴走 するため、情報の断絶が起こりにくいのが特長。見学や体験の機会も柔軟に調整できます。
まずは 応募フォーム から希望や悩みを共有し、 オンライン面談 で方向性をすり合わせるところから。無理のないペースで進めることで、カップルとしても地域の一員としても、 自然体のスタート が切れます。
団体紹介:一般社団法人日本婚活支援協会
2010年設立。全国で婚活イベント・セミナーを展開し、自治体と連携して 結婚支援×地方創生 を融合した「移住婚」プロジェクトを推進。 関係人口の創出・定住促進・地域の担い手育成 など、結婚を軸に地域課題の解決に取り組んでいます。
日本婚活支援協会(公式) https://konkatu.or.jp
〒107-0061 東京都港区北青山3-8-8/代表理事:後藤 幸喜
まとめ——「ふたりの暮らし」を地域と一緒に育てる
結婚と移住は、人生の大仕事。だからこそ、 伴走者の存在 が心強いものです。宮田村の「移住婚」は、出会いから住まい、仕事、子育て、地域とのつながりまで、 ワンストップで背中を押してくれる仕組み 。自然と便利さのバランスが良い環境で、 無理のない生活設計 を始めてみませんか。
まずは気軽に情報収集から。あなたのペースで、一歩目を。





