兵庫県丹波篠山市が住みやすさランキング上位に選ばれる理由とは?移住支援策まとめも丹波篠山市の魅力について紹介します
- 【福井県坂井市】結婚×移住で育む家族のカタチ
- 【福井県坂井市】自治体主催の婚活イベント(移住促進&マッチングツアー)参加レポ
- 北海道根室市イベント『北海道移住セミナー「食と自然の宝庫#ねむろ暮らし」』が開催!
桜並木と青空
「そうだ、山に行こう」というキャッチフレーズのある兵庫県丹波篠山市は、兵庫県の中東部に位置する都市で、その住みやすさや豊かな自然が魅力の街です。
旧丹波国として昔から京都への交通の要衝であり、街並みやお祭りなどに京都の文化が色こく反映されている地域です。
JR福知山線や舞鶴若狭道の整備により京阪神へのアクセスがより便利になり、大阪まで1時間、伊丹までは1時間かからない通勤圏となっています。
そんな丹波篠山市の住みやすい理由や、取り組まれている移住支援策の内容など、丹波篠山市に移住を考える上で把握しておきたいポイントについて紹介します。
兵庫県丹波篠山市ってどんな街?
篠山城
丹波篠山市は四方を山に囲まれ、市の中心部は篠山盆地の中心でもあります。そのため気候は盆地らしく激しい寒暖差が特徴で、夏は暑く、冬は寒い点が特徴です。
盆地特有の寒暖差を活かして丹波篠山黒大豆の生産も盛んに行われており、300年も続く伝統的な特産品があります。
それだけでなく、日本六古窯のひとつに数えられる丹波焼の故郷であり、平安時代から続く焼き物のまち。毎年8月に行われるデカンショ祭りは全国的にも有名です。
では、そんな魅力あふれる丹波篠山市の人気の秘密を具体的に見ていきましょう!
兵庫県丹波篠山市の住みやすさの理由は?
丹波富士 高城山
里山に囲まれつつ、京阪神へのアクセスも便利
丹波篠山市は全体の面積の半分以上を森林が占めており、四方を山に囲まれた盆地であることからのどかな風景が広がります。また20世紀最後に市政施行された市であり、4つの町が合併してできたため一様な文化でないことも特徴です。
東西南北どこを見ても山の景色でありながら、そこから1時間あまりで神戸や大阪、2時間足らずで京都までアクセスが可能。関西圏であれば無理なく通勤できます。
もちろん通勤だけでなく、たまのお出かけにも最適です。普段はのんびり過ごしつつ、街に出るのも苦労しないハイブリッドなエリアと言えるでしょう。
ハザードマップをはじめ、防災対策が強固
近年全国各地で地震や台風などの天災が相次ぎ、日本全国で災害に襲われるリスクがあります。もちろん丹波篠山市も例外ではなく、日頃から備えることが大切です。
丹波篠山市は日頃からの防災対策に加え、ハザードマップが公開されています。内陸のまちであるため津波の心配はあまり要りませんが、盆地故に土砂災害や洪水は対岸の火事ではありません。
天災はいつ降りかかってくるか読めないもの。ハザードマップで避難場所などを確認しておき、いざという時の心づもりをしておきましょう。
病院・クリニックが多くあり、ケガなどあっても心強い
家族団らん
お試し滞在支援金
移住を目的として市内の宿泊施設・お試し住宅に宿泊するとき、短期長期それぞれ支援金を受け取れます。
短期型(1泊以上):宿泊費の1/2(1泊あたり上限3,000円、同行者のいる場合は5,000円)
長期型(1ヶ月以上):住宅の月額利用料の1/2(上限30,000円)に滞在する月数をかけた額
加えて移動支援金があり、往復の半額(上限3,000円)が受け取れます。
子育てサポート制度
市は「子育てするなら丹波篠山がいちばん!」を目指し、妊娠から出産、育児まで丹波篠山市独自の支援に取り組んでいます。
・子育て世代包括支援センター「ふたば」
安心して妊娠期を過ごし、出産から子育てまで切れ目ない支援のため総合相談窓口「ふたば」を開設し、子育てに関する相談に保健師・助産師が対応してくれます。
「ふたば」では、全ての妊婦さんと面接し、必要なサービスを紹介するなどニーズに合わせて継続して子育てを応援しています。
・定住促進重点地区子育て応援補助金
定住促進重点地区(畑・日置・後川・雲部・福住・村雲・大芋・西紀北地区)に在住する子どもの保護者を対象に補助金を給付します。
①未就学児(保育園・認定こども園・幼稚園に在園する子を除く)小学1年生、4年生、中学生、高校生の子ども1人当たり3万円
②保育園・認定こども園・幼稚園に在園する0〜2歳の子どもの保育料相当額
(上限あり)を助成
※助成は①、②どちらかのみ。
他にもさまざまな活動をしているので、classoのホームページをご確認ください。
移住にともなう住まいのサポート
丹波篠山市では住宅新築・改修の補助や空き家活用支援など、住まいのサポートが充実しています。
・若者定住支援 住宅補助金【定住重点促進地区型】
定住促進重点地区(畑・日置・後川・雲部・福住・村雲・大芋・西紀北地区)で新たに住宅を新築・改修・購入して移住・定住しようとする配偶者(婚姻の予定者を含む)がある40歳以下の方または中学生以下の扶養親族がある方を対象に補助金を給付します。
条件と金額は以下のとおりです。
・対象経費が100万円以上300万円未満の改修工事または住宅購入:定額10万円
・対象経費が300万円以上500万円未満の改修工事または住宅購入:定額20万円
・対象経費が500万円以上700万円未満の改修工事または住宅購入:定額30万円
・対象経費が700万円以上900万円未満の改修工事または住宅購入:定額40万円
・対象経費が900万円以上改修工事または住宅購入:定額50万円
・対象経費が1000万円新築工事:定額50万円
・住宅リフォーム助成
自らが住んでいる市内の持ち家を市内事業者(市内に本社・本店をもつ事業所)を用いてリフォームする方を対象に助成金を給付します。
・助成対象となる工事経費の20%以内で上限10万円
(丹波篠山産材を使用する場合は仕入れ額の50%で上限2万円を加算)
※応募者多数の場合は抽選となる場合があります。
・空き家バンク活用住宅改修補助金
売買・賃貸借契約が成立している空き家バンク登録物件を改修する空き家バンク利用登録者に、対象経費の1/2以内(上限50万円)を補助します。
他にもさまざまな活動をしているので、classoのホームページをチェックしてみましょう。
住むだけでなく、丹波篠山ライフを楽しもう!
丹波黒大豆の畑
丹波篠山市は快適に暮らすための環境や支援制度が充実しているほか、生活を彩る文化も豊富です。夏の風物詩であるデカンショ祭を筆頭に、丹波篠山市民に根付くものをご紹介します。
日本六古窯のひとつ・丹波焼に触れる
別名丹波立杭焼。平安時代から続く焼き物で、およそ850年の歴史があります。桃山時代までは穴窯が用いられていたものの、17世紀初頭から登り窯や蹴りろくろが導入され、伝統を今に伝えます。
初めはかめや壺が主でしたが、江戸時代初頭から茶器が発展し、江戸時代後期には名工が競い合うことで丹波焼の名前をより強固なものにしてきました。
丹波焼は窯が開かれてからずっと生活雑器を生産してき、人工の釉薬などは用いないことにより素朴な見た目が評価されています。
篠山で300年続く伝統・丹波篠山黒大豆を食べる
正月を彩るおせちに欠かせない食材である丹波黒大豆。古くより篠山地域で栽培され、幕府に献上されたほか、年貢を大豆で納めた記録も残っているほどです。
一番の特徴と言えばその大きさ。一般的な大豆は30グラム程度ですが、丹波篠山黒大豆は80グラムほどと世界でも珍しいほどの大粒です。
さらに煮ても皮がやぶれにくく、漆黒のツヤや香りにもちもちした食感が魅力。最近では洋菓子に使用されるなど、用途が広がっています。
全国にも知られる「デカンショ」を体感
デカンショは毎年8月に行われる西日本最大級の民謡の祭典。江戸時代から続くデカンショ節に合わせて踊るデカンショ踊りが見ものです。
2015年には、文化庁により日本遺産最初の18件のうちの一つとしてデカンショ節が登録されました。
デカンショの語源には諸説あり、デカンショ節は江戸時代から歌われてきた篠山地方の盆踊り唄「みつ節」がルーツであると伝わります。みつ節は年中続く厳しい農作業に明け暮れた人にとってかけがえのない楽しみであり、夜明けまで歌や踊りが止まることはなかったといいます。
住みやすく日常も楽しめる兵庫県丹波篠山市で移住ライフを楽しもう!
丹波の黒大豆枝豆畑
丹波篠山市は街おこしを積極的に行っていることもあり、住みやすい環境整備や日常も楽しめるような文化やイベントが数多くあります。
単身でも子育てしている夫婦でも快適に過ごせる魅力が丹波篠山市にはあり、特に育児サービスや住宅への支援が充実していることから、子育て世代にはおすすめな移住先です。
住むだけでなく、あなただけの楽しみ方を見つけ、丹波篠山市で移住ライフを楽しんでみてくださいね!
丹波篠山市についての基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/HYOGO/tambasasayama