北関東地方で人気の移住先10選!市の特徴やメリットを紹介
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関東の北部にある茨城県・群馬県・栃木県の3県は「北関東地方」と呼ばれ、自然豊かでありながら首都圏への通勤も可能というアクセスの良さもあり、移住先として人気の高いエリアです。今回はそんな北関東地方の中でも、特に注目されている市町村を紹介します。
文/さとちん
北関東地方で人気の移住先10選
【目次】
1.栃木県宇都宮市
<住めば愉快だ宇都宮 くらしいきいき まちキラキラ つながる人 ・ 夢のみや うつのみや>
北関東で最も大きな都市といわれている栃木県宇都宮市。東京までは東北新幹線で50分、湘南新宿ラインやJR高崎線、上野東京ラインも利用可能。車の場合も東北自動車道の宇都宮ICが近く、首都圏へのアクセスも便利です。
市街地には百貨店やショッピングモールもあり、華やかで賑わっている反面、市の北部には小高い山が連なり田畑が広がっています。耕地面積は関東地方第1位で、新鮮な野菜や果物を手ごろな価格で手に入れることができます。餃子にかかせないニラの生産量も多く、宇都宮では餃子が好んで食べられていて、「餃子のまち」としても知られています。
東京圏から移住すると最大100万円が支給される「宇都宮市移住支援金」、最大12万円の補助をする「ようこそ宇都宮へ フレッシュマン・若年夫婦・子育て世帯等家賃補助制度」などのほか、ZOOMでの相談や移住支援アプリで情報を収集することもでき、若い世代が利用しやすい移住支援が多く用意されています。
宇都宮市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/TOCHIGI/utsunomiya
2.茨城県笠間市
<四季折々の表情をみせる里山と田園、歴史ある神社・仏閣、笠間焼・音楽・美術館などの芸術と産業、充実した医療・福祉施設、多くの方が訪れる笠間市は、生涯をとおした充実した暮らしを、あなたに提供します。>
茨城県のほぼ中央に位置する笠間市。日本三大稲荷の笠間稲荷神社の門前町として古くから栄えていきました。「笠間栗」に代表される豊富な農作物、江戸時代中期に誕生した関東地方最古の焼き物「笠間焼」など、豊かな自然と歴史と文化が息づくまちです。
陶芸作家や芸術家が多く住み、茨城県でも屈指の芸術スポット。陶芸家や陶芸家を目指す使途を支援する「笠間焼産地後継者育成補助金、移住支援金」といった、ユニークな支援もあります。他にも農業支援や起業支援があり、移住してからの仕事探しを自治体がフォローします。教育機関や医療・福祉施設も充実。子どもから高齢者まで、安心して生活できます。
JR常磐線・水戸線利用で都内まで約1時間10分と通勤も可能です。
笠間市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/IBARAKI/kasama
3.群馬県みなかみ町
<森を育み生命を運ぶ、利根川源流の町「みなかみ町」 水と森・歴史と文化に息づく利根川源流の町 みなかみ>
群馬県の最北部、新潟県との県境にあるみなかみ町。水上温泉郷や猿ヶ京温泉など温泉が多数あり、町民は格安で入れる温泉施設も。自然が豊かで登山やスキー、利根川のラフティングなど、アウトドアスポーツを楽しむことができます。
上毛高原駅から東京駅まで上越新幹線で66分、大宮駅までなら40分です。「みなかみ町新幹線通勤費補助金」を利用して、新幹線通勤も可能。職場はそのまま、休日は自然に囲まれた環境で温泉三昧の生活ができると、移住する人が増えています。
幼稚園保育料無料、入学支援金支給、教育補助員の配置等など子育て支援も充実。自然の中で子どもを育てたい若い家族に人気です。
みなかみ町 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/GUNMA/minakami
4.茨城県常陸太田市
<自然・歴史を活かし、人・地域がかがやく協働のまち 常陸太田市>
茨城県の北部にあり、県最大の面積をもつ常陸太田市。竜神川をせき止めて作られた竜神ダムのダム湖の上には、歩行者専用吊り橋「竜神大吊橋」が架けられ、紅葉の名所として有名です。茨城が全国に誇るブランド品種「常陸秋そば」は、常陸太田市の在来種から育成されたもので、茨城県北部の特産品となっています。
2021年10月23日、常陸太田市内を国道461号線の北沢トンネルが開通。車で茨城県内を東西に移動するのが便利になります。
東京23区に在住、もしくは東京圏在住で23区に通勤していた人が移住すると、最大100万円の支援金が支給されます。他にもテレワーク移住奨励金などもあり、おむつ購入費の助成や高校生まで医療福祉費受給者対象など、子育て支援にも力を入れているので、若い世代から注目されているエリアです。
常陸太田市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/IBARAKI/hitachiota
5.群馬県渋川市
<日本のまんなか 水と緑といで湯の街 渋川市 やすらぎとふれあいに満ちた“ほっと”なまち>
群馬県のほぼ中央に位置する渋川市。日本列島の中心にあることから「日本のまんなかへそのまち」を名乗っています。古くから宿場町として栄え、現在も上越線から吾妻線へ分岐する、県の要衝として発展。渋川駅にはすべての特急列車が停車します。都心からは約1時間30分。
関東の奥座敷としても有名な伊香保温泉があり、観光業が盛んです。赤城山・榛名山といった山々に囲まれ、多くのトレッキングコースの中には、子どもも楽しめるコースもあるので、家族でアクティブに過ごすことができます。
子育て支援も手厚く、不妊治療費・不育症治療への補助があり、渋川市に1年以上居住し、婚姻後1年以上経過した夫婦には、不妊治療にかかる費用の1/2が助成されます。
渋川市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/GUNMA/shibukawa
6.栃木県鹿沼市
<人と自然が調和した“元気なまち・かぬま”>
栃木県の中部に位置し、宇都宮市・日光市に隣接する鹿沼市。7割が森林で、関東随一の清流といわれる大芦川や大小20ほどの滝がある豊かな自然に恵まれた市です。東京からは100km圏内と、車や電車でのアクセスも優れています。
「鹿沼秋祭り」は、見事な彫刻が施された20台以上の屋台がまちを練り歩く、鹿沼今宮神社の例大祭で、ユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財に登録されています。
全国有数のイチゴの産地としても有名で、2016年11月に「いちご市」を宣言。市内にはいちごのバス停やいちごのポストなど、かわいい「いちごスポット」がたくさんあります。
移住のための支援制度も充実。滞在型体験宿泊が可能なおためしの家「いちごいち家(え)」や、いちご農家を目指す人に、2年間のいちご新規就農研修と、研修終了後就農する際に最大300万円の支援する「いちご就農支援制度」など、ユニークなものが多いのも魅力です。
鹿沼市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/TOCHIGI/kanuma
7.茨城県境町
<水と緑とふれあいの町 さかい>
茨城県の西南部に位置する境町は、東京都心から50~60kmと近いエリアにあり、関東大都市圏に属しています。東京までは東武伊勢崎線「東武動物公園駅」で約40分、車でも首都圏中央連絡自動車道「境古河IC」から約1時間と、アクセスの良いエリアです。
月額52,000円の子育て・新婚世帯向け新築マンション「アイレットハウス」や、子どもを遊ばせながら仕事ができるテレワーク施設「S-WORK+KIDS」など、若い世代への移住支援が充実しています。子育て支援日本一を目指し、全国で初めて、小中学生は無料で受けられる先進的な英語教育を実施。毎日、英語にふれあうことで、すべての子どもが英語を話せるまちを目指しています。
境町 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/IBARAKI/sakai
8.栃木県日光市
<四季の彩りに風薫るひかりの郷-自然と歴史と産業が響き合う こころ豊かな輝く未来へ-日光市>
日光東照宮や中禅寺湖、日光湯元温泉など、世界的にも有名な観光スポットが点在する日光市。まわりを山々に囲まれた自然豊かな場所でありながら、日光市の7割の人が居住する今市エリアでは、ショッピングセンターや学校、病院が揃っていて、生活に不自由を感じることはありません。
東京からのアクセスも良く、田舎過ぎず、都会過ぎない、ほどよい生活が送れるまちとして人気の移住先です。
子育て支援には特に市が力を入れていて、保育園の待機児童ゼロ、0児保育、延長保育、放課後児童クラブが充実と、親が働きやすい環境が整っています。ともに45歳以下の夫婦は、家賃補助も受けられます。
様々なアクティビティも体験でき、おしゃれなカフェなども多いことから、ワーケーションや二地域居住の場所としても、注目されています。
日光市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/TOCHIGI/nikkou
9.群馬県桐生市
<伝統と創造、粋なまち桐生>
群馬県の南東部にあり、栃木県との県境に位置する桐生市。古くから絹織物のまちとして発展してきました。市内には多くの産業遺産が残っています。
人口は10万人以上でショッピングセンターも有し、生活に便利でありながら、里山の残る田舎暮らしも楽しめるまちです。
世界をリードする人材育成を目的とした特別教育プログラムや、群馬大学の大学院生が中学生に科学の面白さを教える「サイエンスドクター」など、桐生市独自の教育プログラムが実践されていて、子育て環境が充実しています。
定年退職した元気なシニア世代への創業支援や住協提供などの支援も行っていて、第二の人生を楽しむための移住先としても人気があります。
【前橋市 基本情報】 桐生市周辺の自治体
https://tabisumu.jp/municipality/GUNMA/maebashi
【太田市 基本情報】 桐生市周辺の自治体
https://tabisumu.jp/municipality/GUNMA/ota
10.栃木県足利市
<歴史と文化を育み ひとが輝く都市(まち) あしかが>
栃木県の南西部にある足利市。足利氏ゆかりのお寺が多く、京都市や鎌倉市に景観が煮ていることから、「東の京都」、「北の鎌倉」とも呼ばれています。花のテーマパーク「あしかがフラワーパーク」の大藤は、世界的にも有名な絶景スポット。
渡良瀬川を挟んで、東武伊勢崎線「足利市駅」のある利便の良い新市街と、JR両毛線「足利駅」がある、名刹やかつての花街風情が残る旧市街の、2つのエリアがあります。東京からは電車で70分ほど。北関東自動車道足利ICが完成し、車でのアクセスも便利になりました。
多くの企業や工場があり、就業サポートも充実しています。子育て世代には、妊娠中から出産後の子育て期間中まで、きめ細やかなサポートが用意されています。
足利市 基本情報
https://tabisumu.jp/municipality/TOCHIGI/ashikaga
都会暮らしと田舎暮らし両方楽しめる北関東
南関東に分類される、東京・神奈川・千葉・埼玉と比べると、北関東はちょっと田舎のイメージがありますが、市街地はショッピングモールや医療も充実していて都会。しかも、交通網が発達しているので、都心部までも1~2時間で行けることも魅力です。
住居費や生活費も都会に比べると格安で、仕事はそのまま、浮いた分のお給料は趣味や貯蓄にまわして、余裕のある生活を送ることも!自然の中でのびのびと子育てできるのも魅力です。都会と田舎の両方を楽しみたい人には、おすすめの移住先です。