
観光×移住で五島へ|統合サイト「五島の島ぐらし」公開観光客を関係人口、そして移住者へ。五島市が新サイトをリニューアル
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「旅行で好きになった島に、いつか住んでみたい」――そんな想いを後押しするニュースです。長崎県五島市が、観光サイト 「五島の島たび」 と連携した移住定住コンテンツ 「五島の島ぐらし」 をリニューアルオープン。旅の延長線上に“暮らし”の情報が並ぶ設計で、観光客を関係人口、そして移住へとスムーズに導きます。
現行の移住定住サイト「五島やけんよか!」は観光サイト内へ統合され、新コンテンツとして公開されました。写真や実例を多用した構成で、島の空気感や生活の“解像度”が一気に上がるつくりです。
「五島の島ぐらし」新サイト(観光サイト内) https://goto.nagasaki-tabinet.com/iju/index.html
リニューアルの狙い|観光と移住をシームレスに
五島市では、観光をきっかけに移住に至るケースが少なくありません。そこで「旅の情報」と「暮らしの情報」を同一ドメインで接続し、検索から回遊、そして申込みまでの導線を最短化。旅の計画中に自然と移住情報に触れられるため、関心(観光)→親しみ(関係人口化・中長期滞在)→愛着(移住)のステップを迷わず進めます。
- 公開日:2025年10月21日(火)
- 新コンテンツ名:「五島の島ぐらし」(観光サイト「五島の島たび」内)
- ポイント:写真主体の設計/体験・仕事・住まい・制度を横断/旅程づくりとの連携
これにより、観光サイトの高い集客力を活かしつつ、移住希望者の情報収集・意思決定を後押し。SEO運用や効果測定の面でも、継続的に改善が見込める体制へと進化しました。
サイトの見どころ|“旅の延長”で暮らしが見えてくる
新サイトは、島で暮らす自分をリアルに想像できるよう、写真とテキストのリズムが心地よいレイアウト。観光スポット記事から迷いなく移住情報へ遷移できるのが特徴です。今後は ワーケーション や 二地域居住 など、中長期滞在向けコンテンツの拡充も予定されています。
- 暮らしの実例:家賃・通勤・買い物・教育など、等身大の生活情報
- 働き方の選択肢:地元就業、創業、リモートワーク、島内複業のヒント
- 住まい探し:賃貸・購入・空き家活用、短期滞在拠点の探し方
観光記事で気になった集落やビーチから、近隣の暮らし情報へジャンプ。旅の「好き」を暮らしの「できる」に変換する導線が徹底されています。
背景にある課題と解決|“知って、行けて、住める”サイトへ
これまで移住情報は市役所サイトの1コンテンツとして運営されてきましたが、SEOや効果測定の自由度が乏しく、発信の“伸びしろ”を活かし切れない課題がありました。そこで観光サイト内へ移設し、運営・分析・改善のサイクルを加速。月間ユーザー数が多い観光サイトの導線に移住情報を重ねることで、相乗効果を狙います。
五島市は、観光から移住検討につなげる地域の実情に即し、サイト構造そのものを最適化。自治体の枠を超えた運用体制で、情報の見つけやすさ・使いやすさを追求しています。
「全国初」を掲げる取り組み|サブディレクトリ型の統合
多くの自治体で観光と移住は別サイト運営が一般的。その壁を超え、五島市は観光サイトの サブディレクトリ に移住コンテンツを設置しました。ユーザーは別サイトへ移動する煩雑さなく、同じデザインと言語体系の中で情報を比較・検討できます。都市部の利用者にとっても、モバイルでの回遊体験が快適です。
ロゴ「五島の島ぐらし」は、水彩タッチと手書き文字で島のやわらかさを表現。五島の象徴である 椿 や 鬼岳 のモチーフが、日々の暮らしに寄り添うデザインとして生まれ変わりました。
五島市ってどんなまち?|“暮らす島”としての素顔
長崎県の西方に浮かぶ 五島列島 。最南端に位置する 五島市 は、最大の島・ 福江島 を中心に、久賀島・奈留島など10の有人島と53の無人島で構成されます。羽田から最短約3時間、伊丹から約2時間(乗継含む目安)と、都市圏からのアクセスも想像以上にスムーズ。週末に下見、連休に中期滞在——そんな移住準備もしやすい環境です。
市街地には複数のスーパーやドラッグストア、総合病院・診療所が整い、保育所や小中学校も多数。美しい海と山に囲まれながら、日常の利便と安心を確保できる “暮らしやすい離島” として選ばれています。
データでみる移住の実績|若い世代の定着も進む
五島市の人口は 33,288人(令和7年8月末時点) 。直近5年間で約 1,200人 を受け入れ、半数以上が30代までの若い世代。定着率は 約8割 と高水準です。新しい事業や雇用が生まれ続ける土壌が、若年層の挑戦と暮らしを支えています。
テレワークや複業と相性の良い環境も魅力。移住前のスキルを島で活かす人、海・農・観光の現場で新しいキャリアを拓く人など、働き方は多様化しています。
こう使うと便利!|観光→中長期滞在→移住のステップ
まずは観光記事で「気になるエリア」をチェック。次に「五島の島ぐらし」で住まいと仕事の選択肢を洗い出し、中長期滞在(ワーケーションや二地域居住)で暮らしを試す——この一連の流れが同じサイト内で完結します。旅の延長で“暮らしの試着”ができるのは、統合サイトならではの強みです。
よくある質問|初めての島暮らしの不安に寄り添う
「物価や家賃は?」「医療体制は?」「子育て環境は?」——移住前に知っておきたい情報は、生活者目線で分かりやすく整理。具体的な制度や相談窓口、現地見学のコツなど、検討の“つまずき”を先回りして解消します。まずは新サイトで一次情報を集め、気になるテーマは個別相談で深掘りしていくのがおすすめです。
まとめ|“旅するように暮らす”を、五島で叶える
観光で惹かれ、何度も通ううちに「この島で暮らしたい」と思う——そんな心の動きに寄り添うのが、新しい 「五島の島ぐらし」 。観光と移住が一つのサイトでつながった今、情報探索から体験、移住までの距離は一段と近づきました。次の休みに、まずは“島ぐらしの入口”をのぞいてみませんか。
「五島の島ぐらし」新サイトはこちら https://goto.nagasaki-tabinet.com/iju/index.html





