
有田焼のまちで文化をつなぐ地域おこし協力隊募集焱の博記念堂を拠点にアートでまちを動かすしごと
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400年以上の歴史を持つ「有田焼」の産地として知られる佐賀県有田町。町なかには窯元やギャラリー、歴史ある町並みが点在し、毎年多くの人が訪れる「有田陶器市」でも有名です。
そんな“有田焼のまち”で、文化芸術を起点に地域を盛り上げる新たな仲間として、地域おこし協力隊が募集されています。活動の拠点となるのは、本格的なホールと展示スペースを備えた文化施設 「焱(ほのお)の博記念堂」 。ここを舞台に、アートイベントやプロジェクトを企画・運営しながら、地域の魅力を掘り起こしていくポジションです。
「地方で暮らしながら、文化やアートに関わる仕事がしたい」「地域の人たちと一緒に、新しいチャレンジを形にしていきたい」――そんな思いを持つ方に、ぜひチェックしてほしい募集です。
有田町ってどんなまち?
有田町は、佐賀県西部に位置する人口約2万人弱のまちです。日本で初めて磁器が焼かれた場所とされ、17世紀には世界各地へ輸出される「伊万里・有田焼」として発展してきました。今もなお、町内には窯元や工房、歴史的な建物が点在し、歩くだけで“ものづくりの気配”を感じられます。
毎年ゴールデンウィークに開催される「有田陶器市」には、全国から焼き物ファンが集まり、町全体がにぎわいに包まれます。一方で、日常の有田は山や川に囲まれた穏やかな空気が流れ、暮らしやすい地方都市としての一面も持っています。
そんな歴史と暮らしが共存する有田町で、「文化芸術」をキーワードに新しいにぎわいを生み出していくのが、今回の地域おこし協力隊のミッションです。
活動拠点「焱の博記念堂」とは?
活動の主なフィールドとなる 焱の博記念堂 は、「歴史と文化の森公園」内に整備された文化施設です。本格的な文化ホールやコンベンションホール、展示スペースなどを備え、コンサートや演劇、展覧会、シンポジウムなど様々なイベントの会場として活用されています。
有田焼をはじめとする地域の文化資源を発信する拠点であると同時に、町内外の人が集まり交流する“まちのサロン”のような役割も期待されている場所です。今回募集する協力隊は、この施設を軸に、地域のアーティストや住民、事業者、来訪者をつなぐハブのような存在として活動していきます。
焱の博記念堂 公式サイト https://kinendou.com/
地域おこし協力隊のミッション
今回の募集は、有田町の地域おこし協力隊として、文化芸術を軸にしたプロジェクトを企画・運営していく人材を迎え入れるものです。任用期間は原則1年ごとの更新で最長3年。町と相談しながら、3年間のロードマップに沿って少しずつ活動の幅を広げていきます。
ミッションの柱となるのは、次のような取り組みです。
- 有田焼をはじめとした地域の芸術・文化資源をリサーチし、魅力を“見える化”すること
- 住民・アーティスト・地元事業者など多様なプレーヤーと協働し、新しい企画やプロジェクトを生み出すこと
- 展示やイベント、情報発信などを通じて、有田町の新しい価値や楽しみ方を提案していくこと
いきなり大きなイベントを任されるというよりは、まずは施設や地域のことを知るところからスタートし、小さな試みを積み重ねながら、徐々に自分らしい企画へと広げていくイメージです。
具体的な活動内容と働き方
募集要項では、地域おこし協力隊の主な業務として、次のような内容が想定されています。
・焱の博記念堂で実施する自主事業の企画・運営(展覧会、トークイベント、ワークショップなど)
・貸館利用に関する営業や相談対応、当日の運営補助
・施設全体の運営に関わる事務作業や技術的なサポート
・協力隊として、自ら企画したイベントやプロジェクトの立ち上げ など
勤務形態は、有田町の会計年度任用職員(パートタイム)としての採用です。週35時間勤務(午前8時30分〜午後4時30分、休憩1時間)を基本とし、原則週休2日制。平日は火曜日が休館日のため、施設運営に合わせたシフトとなります。
文化施設の仕事の特性上、イベントによっては土日や夜間に業務が発生する場合もありますが、その場合は振替休日を取得するなど、勤務時間の調整が行われます。
募集人数・待遇と暮らしのサポート
募集人数は 2名 を予定。報酬は月額220,748円(昇給・賞与あり)で、会計年度任用職員として厚生年金や共済組合への加入、通勤手当の支給など、公務員に準じた待遇が用意されています。
移住にあたって不安になりやすい「住まい」と「活動費」についても、サポート体制が整えられています。
・住居は有田町が契約し、家賃を町が負担(物件選びは本人が行い、引っ越し費用や光熱費等は自己負担)
・活動に必要な公用車を貸与(通勤・私用では使用不可)
・研修費や出張旅費は町が負担
・自主事業に活用できる補助金制度あり
・一定の条件のもとで副業も可能
「地方に移住していきなりゼロから…」というよりも、自治体が伴走しながら新しいチャレンジを支えてくれる環境が整備されている点は、大きな安心材料と言えそうです。
こんな方におすすめです
募集案内では、歓迎する人物像として次のようなイメージが示されています。
- 文化芸術イベントやワークショップの企画運営に関心がある、または経験がある方
- アートやクラフトが好きで、有田焼をはじめとした地域のものづくりに興味がある方
- 行政・住民・学生・観光客など、多様な関係者とコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めるのが得意な方
- 自分で計画を立て、最後までやり遂げる力があり、地方の活性化に本気で取り組んでみたい方
特別な肩書きや華やかな経歴が必須というわけではありません。「地域の現場に入り込み、対話を重ねながら一緒に形をつくっていく」ことを楽しめるかどうかが、何よりも大事なポイントです。
地方で“文化を仕事にする”一歩に
都市部で文化芸術の仕事に関わっていると、「もっと地域に根ざした活動をしてみたい」と感じることはありませんか。一方で、地方に目を向けると、「文化をきっかけに地域を元気にしたい」という声は多いものの、企画を担える人材が足りていない現場も少なくありません。
有田町の地域おこし協力隊は、まさにそのギャップを埋める役割を担うポジションです。400年以上続く有田焼の歴史と、焱の博記念堂という文化拠点、そして挑戦を歓迎する地域の人たち。そのすべてを巻き込みながら、新しいプロジェクトに挑戦できるのは、この募集ならではの魅力と言えるでしょう。
有田町・地域おこし協力隊 募集情報(詳細) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000163097.html
募集の詳細や応募方法、最新のスケジュールについては、上記の募集情報ページや有田町の公式サイトで確認できます。気になる方は、まずは募集要項をじっくり読み、どのような企画に挑戦してみたいかをイメージしてみてください。
「伝統×アート×地域」をキーワードに、新しいキャリアと暮らし方を模索したい方にとって、有田町での地域おこし協力隊は大きなチャンスになるはずです。自分の経験や感性を活かしながら、文化の力でまちを動かしてみませんか。





