宮古島バブルで移住者急増!沖縄離島暮らしの実情は?移住支援策まとめもとにかく海を求めて移住したい!という移住者におすすめの移住先

宮古島は、沖縄本島から南西に約300kmのところに位置し、宮古島、池間島、来間島、伊良部島、下地島、大神島の6つの島で構成されています。人口は約5万5千人で、その多くは宮古島市の平良地区に居住。

宮古空港と下地島空港の2つの空港があり、羽田、関西、中部、福岡、神戸の各空港と直行便で結ばれ、2〜3時間で行き来できます。宮古〜那覇間は約50分、本島とのアクセスも良好です。

海のきれいさは沖縄の離島の中でも抜群で、とにかく海を求めて移住したい!観光やマリンスポーツに関わる仕事をしたい!という移住者におすすめの移住先です。

そんな宮古島の住みやすさの理由や、移住支援策など、宮古島に移住を考える上で把握しておきたいポイントについて紹介します。


文/斎 信夫

宮古島ってどんなところ?

宮古島は沖縄の中でも特に人気の離島で、2015年(平成27年)、宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」の開通と、2019年(平成31年)の下地島空港の開港で、その人気に拍車がかかりました。観光客は2倍以上に急増し、有効求人倍率は1.8倍を超え、「宮古島バブル」と呼ばれるほどの好景気に。

その後、新型コロナウイルスの影響を受け観光客数は減少しましたが、ポストコロナ時代を見据え、インバウンドに依存した体制からの脱却を図るなど、宮古島の観光業は今後も成長が見込まれています。その証拠に2021年(令和3年)には、「ホテル・トリフィート宮古島リゾート」「ホテルロベルトソンハーバー」といった新しいホテルが続々オープンしています。

なにより宮古島の魅力は透明度の高い海。それがある限り、宮古島の人気はこの先もずっと変わらないでしょう。

観光業が主な産業の宮古島は、移住先としても人気で、宮古島バブルの頃は、住居が足りなくなるほど。そんな、宮古島が移住先として人気の秘密を、具体的に見ていきましょう。


宮古島の住みやすさの理由は?


自然豊かな環境の中でスローライフ

宮古島は、亜熱帯海洋性気候に属し、一年を通じて温暖な気候です。年間平均気温は約23℃前後で、平均湿度は80%ほど。夏は30℃度前後にはなりますが、海からの風が暑さを和らげてくれます。本州内陸部のように40℃近くになることはなく、意外と過ごしやすいのが特徴。

石垣島と違い、宮古島はほぼ全域が平地で川がなく、山の土砂が海に流れ込むことがないため、海の透明度も高く、ダイビングにも最適。海がきれいで時間がゆったりと流れていく宮古島での生活に憧れて移住する人は年々増えています。

34年間マイナス続きだった人口増加率は2020年(令和2年)にはプラスに転じ、2015年(平成27年)調査時と比べ1,776人増となっています。(2020年国勢調査より) 

「沖縄県への移住意向に関する調査(沖縄振興開発金融公庫、2017年)」では「スローライフ」「自然環境」が上位。特に移住の理由に「スローライフな生活がしたい」を挙げる人は54.2%とトップ。気候のよい大自然に囲まれた地で、時間を気にせずのんびり暮らしたいというスローライフ派には、まさに宮古島はうってつけ。

また、宮古島市に限ってはスーパーなどの商業施設、病院などの生活に必要な施設が充実。沖縄の離島の中でも比較的生活しやすいのが特徴です。



観光客を相手にした仕事が多く、職には困らない

自然が豊かでも職が無ければ生活していくことができませんが、その点でも宮古島なら安心。

宮古公共職業安定所が2021年(令和3年)12月に発表した「2021年10月雇用の動き」によると、有効求人倍率は1.31倍で、6ヶ月連続で前年を上回っています。特に、宿泊業・飲食サービス業は126.3%増。これは、緊急事態宣言の解除に伴い、観光関連産業を中心とした新規求人が大幅に増加した結果です。

また、宮古島ではホテルの新規オープンが続いており、開業3年以内のホテル(2022年時点)はなんと10軒もあります。2022年も、1月から5月にかけて「ホテルサンタバーバラ宮古島」「アルカディアリゾート宮古島」など4軒がオープンの予定。

宮古島に住みながらホテルスタッフなどの観光業に携わりたいという方は、もう宮古島に行くしかない!



子育ての支援制度が充実

沖縄には、助け合い、相互扶助を表す「ゆいまーる」という言葉があり、その精神がウチナーンチュ(沖縄人)には息づいています。子育てに関しても、地域の人みんなで助け合いながらという気持ちが強い土地柄で、宮古島市は、特に子育ての支援制度が充実。

元々医療費の自己負担額が不要となる「こども医療費助成制度」というのがあり、助成対象が通院の場合は就学前まででしたが、2022年(令和4年)4月診療分より、通院・入院ともに対象年齢が「0歳から中学校卒業まで」と拡充されました。

また、2015年(平成27年)からは「子ども・子育て支援新制度」がスタート。「太陽の子・もやいプラン」と題し、保育所待機児童の削減、子育てしやすい職場づくり支援といった数々の取り組みがなされています。



宮古島の移住支援制度は?新規就農やワーホリも

30万円まで支給!保育士に嬉しい補助金交付制度

宮古島市では、子育て支援に力を入れているということと、保育士不足の解消を目的に、保育士資格を有する移住者向けの支援制度が用意されています。

宮古島市保育士就労渡航費等補助金交付事業

保育士資格を有する人が宮古島市に転入し、認可保育施設などに就労した場合に補助金が交付される制度です。沖縄県外から転入の場合は、30万円以内、沖縄本土など、沖縄県内から転入の場合でも25万円以内の交付額となります。

子育て支援センター

移住者向けの支援制度ではありませんが、宮古島市内4か所に子育て支援センターが設置され、子育て情報の交換や相談、子どもが自由に遊べる場を提供しています。

このほかにも、さまざまな子育て支援のサービスがあります。宮古島市のホームページでチェックしてみてくださいね。



宮古島で農業の担い手になろう

就農準備支援と定着支援

宮古島で生きていく覚悟を持ち、一定の就農準備が整った新規就農希望者を、事業などにより支援していくサポート体制が用意されています。キャッチコピーは「集まれパリ(畑)people」! 

農業関係機関と指導農業士などが連携しながら、各種事業を活用して就農準備と営農定着を支援しています。具体的には、新規就農サポート講座の開催や長期研修プログラムの実施など。

宮古島で、特産品のマンゴー、ゴーヤ、冬瓜、オクラ、南瓜などを育ててみたい!という移住者はぜひ一度、宮古島市農林水産部に問い合わせてみてくださいね。



マリンレジャー業界でワーキングホリデー体験

ふるさとワーキングホリデー

働いて収入を得ながら一定期間(2週間から1か月程度)滞在し、地域の人たちと交流しつつ、沖縄での暮らしを体験してもらう取り組みです。

地域により受入企業が決まっていますが、宮古島では、「mic21」というダイビングショップで働くことができます。(2022年3月現在) マリンスポーツが好きで沖縄が好き!という方必見ですよ。



宮古島で大自然に囲まれた離島ライフを満喫!

宮古島の一番の魅力は「海」ですが、それだけではありません。宮古島に移住したら、こんな楽しみ方ができるという情報を最後にご紹介します。宮古島での移住ライフをイメージしながらお読みくださいね。



きれいな宮古ブルーの海に癒やされる

宮古島には、橋で行ける離島がいくつかありますが、中でもおすすめは、無料で渡れる橋としては日本最長の伊良部大橋の先にある伊良部島と下地島。特に下地島空港の17エンドと呼ばれる滑走路の先端付近から見る海はまさに息をのむ美しさ。美しいグラデーションの宮古ブルーが堪能でき、ずっと眺めていても飽きません。

きっと、「宮古島に移住してきて良かった!」としみじみ思うことでしょう。車でちょっと走るだけで、絶景の海に出会えるのは、まさに宮古島移住者の特権。



「何もしない」を楽しむ

宮古島に移住したら、最初は絶景やおいしいものを求めてあちこちお出かけするかもしれませんが、あえて「何もしない」という選択肢を選んでみるのもいいかも。

沖縄特有のゆる〜い空気感を肌で感じながら一日何もせずボーっとしていると、日頃の仕事の疲れも吹っ飛びます。ビーチで海を眺めながらボーっとするもヨシ、高級リゾートホテルのラウンジでボーっとするもヨシ。

あなただけの「何もしない」楽しみ方を見つけたら、もうあなたは沖縄移住上級者、ウチナーンチュの仲間入りです。


宮古島の名物グルメはコレ!

亜熱帯海洋性気候で育てられたフルーツや野菜、新鮮な海鮮物、島のブランド牛 宮古牛など、おいしい食材が豊富にあるのも宮古島の魅力です。観光の島だけに、島内にはそんな食材を使った飲食店がたくさんあります。

おすすめのグルメは、宮古島のフルーツを使ったパフェ。特に「マンゴーパフェ」はたまらないおいしさ。「ユートピアファーム宮古島」「楽園の果実」などが特に人気で、週末は観光客で賑わっています。

また、沖縄というと沖縄そばですが、「宮古そば」と呼ばれる宮古島のそばは、三枚肉やかまぼこを麺の下に隠す独特のスタイル。最近では隠さず出しているお店が大半のようですが「大和(だいわ)食堂」は昔ながらのスタイル。あと、宮古そばにタコ炒めとアーサ(海藻)をのせたそばが名物の「お食事処すむばり」もおすすめです。


離島リゾートで働き、生活できる贅沢!宮古島で移住ライフを満喫しよう

沖縄、宮古島での移住ライフ、イメージできましたでしょうか?

海や空気がきれいで、リゾート地としても人気の宮古島で職に就き、生活するのはすごく贅沢なこと。宮古島には子育て支援、就農支援などのサポート体制も整い、観光業の求人が多いのも魅力。

宮古島は、海が好きな方、観光業に興味のある方に特におすすめの移住先です。宮古島での移住ライフ、ぜひ検討してみてくださいね!



宮古島市 基本情報

https://tabisumu.jp/municipality/OKINAWA/miyakojima


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