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「ガーデンシティ恵庭」で知られる北海道恵庭市 自然と都市の調和がちょうどいい恵庭市の住みやすい理由や、どんな移住支援制度があるのかを紹介


北海道恵庭市は、のどかな田園風景と都会機能が調和した住みよい街です。

札幌市まで電車で25分、北海道の空の玄関口である新千歳空港までは13分とアクセスもよく、札幌近郊のベッドタウンとして注目されています。

そこでこの記事では、恵庭市の住みやすい理由や、どんな移住支援制度があるのかを紹介しています。

恵庭市への移住を検討する上で把握しておくべきポイントも解説しているため、ぜひ参考にしてください。


文/佐藤文美

恵庭市ってどんな街?

恵庭市は、花・水・緑に囲まれた豊かな自然環境を有し、かつ充実した都会機能を兼ね備えた道央の中核都市です。北海道の道庁所在地である札幌市と、新千歳空港のある千歳市の中間に位置しています。

恵まれた地理的条件や、交通の利便性などから少しずつ人口は増え続け、2019年(令和元年)に初めて7万人を突破しました。

「花のまち」としても知られており、個人の住宅の庭で本格的なガーデニングをしている家庭が多いことが特徴です。夏には、ガーデニングに力を入れている個人宅の庭を公開する「オープンガーデン」が開催され、庭を見学することができます。運良く庭主に会えれば、中に入れてもらえることもあります。


恵庭市の住みやすさの理由は?

恵庭市の住みやすさの理由は3つあります。それぞれの理由について、詳しく紹介します。


市街地がコンパクトに収まっていて、利便性が良い

恵庭市は、市街地の面積が市の面積の5%であり、そのほとんどがJR恵庭駅から約2km以内の範囲に収まってるコンパクトシティです。

都市機能がコンパクトに集約されていることから、とても利便性の良い街と言えます。市役所の近くに銀行や郵便局、コンビニなどが集まっているため、用事を全てまとめて終わらせることが可能です。

また、恵庭市民の移動手段は自動車が中心ですが、車がなくても自転車、エコバスなどの公共交通機関を利用して快適に生活できるよう「歩いて暮らせる街づくり」を推進しています。

エコバスは市内を循環するバス。停留所も多く、料金は一律大人200円、子ども100円で運行しています。恵庭市内にある3つのJRの駅(恵庭駅、恵み野駅、島松駅)を巡回してくれるため、車を持たないお年寄りや子どもの足として重宝されています。


札幌まで電車で25分、新千歳空港まで13分で行ける

恵庭市は、札幌と新千歳空港の中間に位置しています。そのため、ショッピングに行きたいときや空港を利用するときも、抜群のアクセスを誇ります。

ほどよい田舎に住みたいが、通勤や通学などでほぼ毎日札幌に行く人や、出張や旅行などで飛行機をよく利用する人には最適な場所といえるでしょう。

札幌と新千歳空港までのアクセスを、車と電車それぞれ表にしたので参考にしてください。

 

恵庭市内には大きなショッピングセンターはありませんが、隣接する北広島市・千歳市にはアウトレットがあります。また、札幌市清田区にあるコストコへは車で30分で行けるため、まとめ買いにも便利です。


自然いっぱいな森林地域と農業地域

恵庭市は、緑地面積が近郊の市町村よりも比較的多く、自然豊かな街です。総面積294.7k㎡のうち、半分に近い46%を森林が占めています。この数値は、北海道の市町村の中でも特に高い割合です。

恵庭市の西部には、支笏洞爺国立公園に連なる広大な森林地帯と自衛隊北海道大演習場があり、北東部には一面の農業地帯が広がっています。

さまざまな農産物が採れるため、道の駅「花ロードえにわ」にある農産物直売所「かのな」では、地元の新鮮野菜を安く手軽に手に入れることができます。

隠れたお花見の名所として知られる「恵庭渓谷」は、「白扇(はくせん)の滝」をふくむ3つの滝群やダム、湖もあり、美しい自然の姿を鑑賞できる景勝地として有名です。

新緑の季節や紅葉シーズンには、恵庭市内に限らず市外からもたくさんの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

恵庭市の移住支援制度をチェック

ここでは、移住希望者が恵庭市で受けられる移住支援制度やサポートを3つ紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。


オンラインによる移住相談会を随時実施

恵庭市では、移住を検討している人に向けて全国どこからでも参加可能なオンライン移住相談会を行っています。生活環境や生活費など恵庭市に関することはもちろん、移住に関する相談を気軽に行うことが可能です。


以下に、申込方法や相談受付時間などをまとめましたので参考にしてください。

・申込方法:申し込みフォームより相談予約(希望日の3週間前まで)

・相談受付時間:平日10時〜16時

・費用:無料(通信費は自己負担)

・用意するもの:ネット環境に接続されたパソコン、タブレットまたはスマホ


また、恵庭市では移住者のためのイベント「恵庭移住交流会」も開催。移住後の生活をより楽しくするために、移住者たちが移住後の不安や悩みを共有し、地域の人とつながることを目的としたイベントです。

移住した後の孤立を防ぐための支援も充実していることがわかりますね。


移住支援金の支給制度がある

恵庭市には、東京圏から恵庭市へのUIJターンによる新規就業を支援する「恵庭市移住支援金」制度があります。

恵庭市に移住し、就業、起業またはテレワーク移住した方に支給されます。

交付額は、単身の場合は60万円、世帯の場合は100万円。東京23区内に5年以上在住または通勤していた人が恵庭市に移住し、かつ北海道が運営するマッチングサイトに掲載されている対象起業に就職、起業またはテレワーク移住した場合に支給されます。

また、恵庭市で開業を考えている人に向けて「恵庭市起業支援事業」制度もあります。開業年度の家賃や、開業に必要な広告宣伝費や改修費を対象に補助してくれます。

補助金の上限額は50万円(対象経費の2分の1)。恵庭市への移住・開業を検討している人は、事前に恵庭市まで問い合わせましょう。


オーダーメイドツアーで恵庭市内を案内してくれる

恵庭市では、移住を考えている人を対象に「オーダーメイドツアー」という支援を行っています。ジャンボタクシーを貸し切り、移住担当職員と共に希望に合わせたプランで恵庭市内を案内してくれます。

恵庭市までの交通費は自己負担となりますが、ツアーへの参加料は無料。3時間コースと6時間コースの2つのコースがあり、行程は移住希望者に合わせて内容を提案してくれます。

子育て環境をしっかり確認したい方に向けて「子育て環境見学コース」というモデルコースもあるので、子育て環境を入念に確認したい親御さんにぴったりです。保育園や幼稚園、小中学校の案内だけでなく、子育て支援センターや図書館などの見学もプランに含まれています。

移住した後とのギャップをなくすためにも、オーダーメイドツアーに参加して実際に自分の目で恵庭市での暮らしを見てみることをおすすめします。


住むだけでなく、恵庭ライフを楽しもう!

恵庭市は、自然が豊かで暮らしやすい街です。実際に94%もの市民が「住みやすい」と回答しています。

ここでは、恵庭市に移住したらどんな恵庭ライフを楽しむことができるかをご紹介します。


「ガーデンシティえにわ」の由来

恵庭市は「ガーデンシティえにわ」として花のある街づくりを掲げています。

ガーデニングシーズンの夏になると、自宅の庭を開放する「ガーデンオープン」や、個人ガーデナーの庭を回る「ガーデンツアー」などの取り組みも行われています。

では、なぜ恵庭市は「ガーデンシティ」と呼ばれるようになったのでしょうか。

それは、花の苗の生産が道内有数であるからです。

実は、札幌市にある有名な観光スポット「大通公園」の花のほとんどが恵庭産です。

また、もう一つの理由としては、恵庭の住民が近所の人たちと楽しみながら花を飾っている間にその活動が徐々に広まり、マスコミに取り上げられて賞をもらうようになったことが挙げられます。ガーデニング好きの輪が広がっていき、街の象徴になるなんてとても素敵ですよね。


森を楽しむ「フォレストアドベンチャー恵庭」

「フォレストアドベンチャー恵庭」は、2018年春に新規オープンした北海道初の自然共生型アウトドアパークです。

「ルルマップ自然公園ふれらんど」内にある雄大な森の中で、スリリングな空中散歩や本格的なアスレチックなどを楽しめます。

アドベンチャーコース、キャノピーコース、キッズコースと難易度の異なる3つのコースが用意されており、身長90cmの子どもからご年配の方まで、幅広い年代の方が利用可能。

冬には、積雪で一面銀世界に染まった森の中を滑空するジップラインも体験できます。ほかにも、スノーシューツアーや実弾を使用しないサバイバルゲーム「レーザータグ」など、大人も子どもも夢中になって楽しめるアクティビティが満載。家族で恵庭市に移住したら、ぜひ親子で訪れて本気で体を動かしてみてはいかがでしょうか。


恵庭のランドマーク「サッポロビール北海道工場」

恵庭市内には、約36万でへクタールもの敷地を有する「サッポロビール北海道工場」があります。おいしいビールを製造するためには、おいしい水が欠かせません。

先述の通り、恵庭市の西部には広大な森林地帯がありますが、この森林地帯が源となってもたらされる水が、まさに自然が与えてくれた恵みの水と言えます。サッポロビール北海道工場は、恵庭市のおいしい水を得るために立地されました。

工場は、予約すれば誰でも見学が可能です。専任ガイドが、原料のこだわりから仕込み・発酵・パッケージまでのビール造りの過程を案内してくれます。さらに、見学後にはできたての「サッポロ生ビール黒ラベル」と北海道限定「サッポロクラシック」を試飲できます。

サッポロビールとともにジンギスカンを味わえるレストランもあるため、道外から来た友人、知人も招待してぜひ北海道の味覚を堪能してください。


住みやすく日常も楽しめる恵庭市で移住ライフを楽しもう!

恵庭市は、その名の通り自然豊かな街です。庭や公園に咲く色鮮やかな花々、豊かな緑、森林からもたらされるきれいな水があり、日常生活の中で自然を近くに感じることができます。

さらに、札幌と新千歳空港の中間に位置しているため、アクセスにも恵まれている住みよい街です。

移住を考えている人に向けてオンラインによる移住相談会やオーダーメイドツアーを実施していたり、移住支援金制度もあったりなど、移住希望者への支援にも力を入れています。

ぜひ恵庭市での移住ライフを検討してみてはいかがでしょうか。


恵庭市 基本情報

https://tabisumu.jp/municipality/HOKKAIDO/eniwa


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