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埼玉県鳩山町が街の幸福度ランキング1位に選ばれる理由とは!?魅力あふれる町 鳩山町の幸福の秘密とは?

鳩山町は埼玉県の中央に位置し、人口約14,000人の小さな町。昭和40年代後半に大規模開発され発展した鳩山ニュータウンや昔懐かしいのどかな里山の景観が魅力です。

そんな自然豊かな鳩山町から東京へは、通勤圏内というアクセスの良さで、仕事と自然の中での生活を両立できます。 

子育て世代への支援体制が整っていたり、高齢者への健康意識が高かったりと、子どもから高齢者まで安心して住める環境が整っていることも大きな特徴です 

今回は、鳩山町の住みやすい理由や、取り組まれている移住支援策の内容など、鳩山町に移住を考える上で把握しておきたいポイントについて紹介します。


文/柴田洋之

鳩山町ってどんなまち?

鳩山町は、東京から約1時間という立地にありながら、自然豊かな環境の中に閑静な住宅街が立ち並ぶ住み心地が良い町です。

大東建託株式会社が2021年12月に発表した「いい部屋ネット街の幸福度&住み続けたい街ランキング街の幸福度自治体ランキング」では全国1位を獲得。

交通死亡事故や犯罪率が県内でもトップクラスに低く、治安の良さや子育てのしやすさ、健康で長生きできるための活動があるなど、町民の約7割が幸福と感じている幸福度の高い町です。

そんな魅力あふれる鳩山町の幸福の秘密を具体的に見ていきましょう!

 

鳩山町民の幸福度が高い理由とは?

待機児童ゼロを実現!子育て支援策が充実


鳩山町は子育て世代への支援策が充実しており、平成16年度以降「待機児童ゼロ」を継続中です。町内には私立の保育園が2園、放課後に児童を預かる学童保育所が3ヶ所開設されています。 

子どもが病気やケガをしたときに預けられるサービスも行っており、対象が小学校6年生までと幅広く、働くママやパパを応援。ひばり保育園に併設された「ひばり子育て支援センター」や「つどいの広場ぽっぽ」、「子育て世代包括支援センターぴっぴ」は地域の子育て支援の拠点として、子育て中の親子の交流や子育てに関する悩みや相談事業などを実施しています。 

それらの活動の結果、鳩山町は県内でも一番早く地域子育て応援タウンに認定されるなど、子育て世代におすすめの移住先の一つです。

 町民の足「デマンドタクシー」など交通機関が充実

鳩山町内に駅はありませんが、町内各地を結ぶ「路線バス」、町内全域と町外にある大型病院や商業施設、鉄道駅への移動が便利な「デマンドタクシー(はとタク)」などが運行しています。 

デマンドタクシー(はとタク)は乗合型のタクシーで、自宅など指定する場所まで迎えに来てもらい、目的地まで直接送り届けてくれる便利なサービス。町民であれば利用者登録すると誰でも利用でき、料金も200円~600円とお手軽。買い物などちょっとしたお出かけにも便利で、車の運転に不安がある人など町民の足として重宝されています。 

町内には大型食料品スーパーが2カ所あったり、近隣には大型ショッピングモールがあるなどお買い物には困ることはありません。

 「埼玉県65歳健康寿命」が男女とも3年連続県内第1位!

鳩山町では健康づくりに力を入れており、埼玉県の健康指標である「埼玉県65歳健康寿命」で男女とも3年連続第1位を獲得しています。

その栄光の秘訣は町内の4会場で原則週1回ずつ、体操を中心とした「地域健康教室」の実施です。町内ボランティアが健康づくりサポーターとして運営しており、和気あいあいとした雰囲気作りにより、リピーター多数の教室になっています。

体の健康だけでなく、参加者同士のコミュニケーションによる心の健康にも役立ち、心身の健康づくりに重要な役割を果たしています。

 

「交通死亡事故ゼロ継続日数」が県内第1位!

鳩山町では、平成21年2月2日に発生した痛ましい交通死亡事故を教訓に、交通安全啓発活動に積極的に取り組み、令和3年5月30日に「交通死亡事故ゼロ4500日」を達成しました。

今後も、町では町民の皆様をはじめ、西入間交通安全協会鳩山支部や関係機関等の皆様と連携した交通安全啓発等の取り組みを実施していき、交通死亡事故ゼロ継続の記録を5000日、6000日と更新していくことを目指しています。 

埼玉・関東の中心!観光地・都心へのアクセス良好

埼玉県中央部・比企丘陵の南端に位置する鳩山町は、首都50km圏内に位置しています。豊かな自然に囲まれながらも、東武東上線で高坂駅から池袋駅まで50分、関越自動車道の坂戸西スマートICまで車で10分と、アクセス面も抜群です。

観光地へ行くにも、都心に行くにも便利な立地で、お出かけしやすいまちです。

 鳩山町の幸福度を高めるための取り組みをチェック

鳩山町では、幸福度を高めるために様々な取り組みを行っています。ここでは、子育て、住まい、仕事に関する制度について見てみましょう。

 

子育てのあらゆる場面をサポート

・子育て支援拠点が充実

“孤育て”を防ぐため、町内3か所に子育て支援拠点を設置し、妊娠や子育てについての悩み相談やサポートを行っています。ママ友を作ったり、子ども同士が遊びの中で成長したりと、親子の交流できる場ともなっています。 

・出産育児一時金

国民健康保険の被保険者が出産(妊娠12週以上死産、流産も含む)したときに、42万円(産科医療補償制度未加入の医療機関等での出産の場合は40万4千円)が支給されます。 

・子ども医療費助成制度

中学3年生までの子どもがケガや病気で診療を受けた場合の医療費無料化や、子ども医療費の窓口払いの廃止を実施しています。万が一子どもが病気やケガを負ったとしても、経済的な負担がないため、安心して暮らせますね。 

・こんにちは赤ちゃん訪問

すべての新生児・生後4カ月までの乳児とその家族を対象に保健師・管理栄養士または助産師が訪問してくれます。 

・乳幼児の健康診査

乳児検診、1歳6カ月検診、2歳児歯科検診、3歳児検診を実施しています。 

これら以外にも子育てに関する施策が分かりやすくまとめられたホームページ「子育てはとネット」が開設されているため、子育て関連の支援情報を調べる際はぜひ活用してみてくださいね。

 

住まい・仕事に関する支援制度

・鳩山町空き家バンク

鳩山町空き家バンク」制度は空き家の売買・賃貸などを希望する所有者と、町内への定住を目的として空き家の利用を希望する人をマッチングさせるシステムです。鳩山町コミュニティ・マルシェ内で受付してされています。

 ・まちおこしカフェ

手作りの工芸品や洋服、お菓子などを出品したり、シェアキッチンを使って1DAYシェフをしたり、自分の特技や趣味をスモールビジネスにできる「まちおこしカフェ」が鳩山町コミュニティ・マルシェ内にあります。

このまちおこしカフェをきっかけに実際に起業する方もいるなど、チャレンジする人を応援しています。

 ・シェア・オフィス

鳩山町コミュニティ・マルシェ内では仕事や学習の場を提供し、新たな起業を支援する目的でシェアオフィスが設置されています。全部で7室あり、1ヵ月間の継続利用も可能です。

複合機や貸出し用ノートパソコンも用意されていて、半日300円から借りることができます。

 これらの支援制度の詳細はぜひ鳩山町コミュニティ・マルシェのホームページをチェックしてみてください。

 

緑豊かな山村で農ある暮らしをサポート

大豆が特産品である鳩山町では自然豊かな土地の利を活かし、田んぼや畑などさまざまな農業の形にチャレンジできます。

そんな鳩山町では農業の担い手を応援するための新規就農者支援に力を入れています。

 

・鳩山町明日の農業担い手育成塾 

原則として18歳以上60歳未満で基本的な農業知識を持ち、研修修了後に鳩山町内で就農する意思がある人を対象にした農業経営技術研修です。

2年間の研修中には有機農法による水稲・野菜などの種まき・育苗から収穫、出荷調整までを学べます。

移住を機に農業に挑戦してみたい人には、ぜひ活用してもらいたい制度です。

 住むだけでなく、鳩山町を楽しもう!

 

鳩山町民の幸福度が高い理由には、暮らすための環境や支援制度が充実しているほか、人生を豊かにする文化や歴史ロマンも豊富です。ここでは、住むだけではなく鳩山町ライフの楽しみ方や文化などをご紹介します。

子育て世代のクリエイター移住者が増加中

鳩山町では、近年子育て世代のクリエイター移住者が増加中。彫刻やアクセサリーを作っている芸術家やフリーのデザイナー兼ライター、喫茶店を開く人など多くのクリエイターや自営を目指す人が移住しています。

待機児童ゼロという子育てしやすい環境はもちろん、生活の場は人が適度に集まる町で、制作は人里離れた森の中の工房で集中。東京からも通える距離感の中で、子育てと制作のメリハリをつけた生活ができる鳩山町の環境がクリエイターの方々にとって魅力になっています。

小さな町だからこそ、東京よりも人と人とのつながりを感じ、助け合いながら子育てができることが鳩山町の特徴です。

未来と宇宙に出会えるまち

有名な観光地が少ない鳩山町ですが、町のシンボル的存在としてJAXA(宇宙航空研究開発機構)の「地球観測センター」があります。この施設は、地球観測事業の重要な拠点であり、設置されている巨大なパラボラアンテナで宇宙にある地球観測衛星からのデータを受信しています。送られてきたデータを解析し、地球環境保護など、さまざまな研究に役立てています。

平日には見学(事前予約)を受け入れており、「地球観測展示室」では、地球観測の意味や仕組みを体験しながら理解できます。

古代ロマンを感じる窯業遺跡群

鳩山町には南比企窯跡群と呼ばれる東日本最大級の窯跡群があります。鳩山町周辺では良質の粘土がたくさん採れる環境もあり、6世紀初頭から10世紀前半頃まで「須恵器」と呼ばれる土器が盛んに焼かれていました。

鳩山町では町の文化遺産として南比企窯跡群の保存・活用を図るとともに、国指定史跡化に向けての取り組みを行っています。

取り組みの一つとして古代の焼成方法の一つである窯を再現した「復元古代窯」を作成し、文化の普及に力を入れています。

日本の心がのこる鳩山町で幸せを感じる移住ライフを!

鳩山町はのどかな里山の中で人とのつながりが感じられ、地域全体で子育てや高齢者を見守ろうとする温かい心が残るまち。

自然豊かな環境の中でのびのびとした子育てをしながら、クリエイティブな仕事に集中したいという人達には特におすすめな移住先です。

あなただけの理想の暮らし方を見つけ、鳩山町で移住ライフを楽しんでみてくださいね!


鳩山町 基本情報

https://tabisumu.jp/municipality/SAITAMA/hatoyama


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