那覇市はリゾートと都会の便利さを併せもつ移住先!移住支援策まとめも明るくおおらかな県民性のウチナーンチュ(沖縄人)が温かく迎え入れてくれる町:那覇市
- 那覇市ってどんな街?
- 那覇市の住みやすさの理由は?
- 年中温暖な気候で生活に便利な施設が充実
- 地域みんなで子どもを育てるゆいまーる精神
- 那覇空港発着の航空便が充実!東京への出張も楽に
- 那覇市の移住支援制度は?住居事情もチェック!
- 子育てしやすい環境と嬉しい医療費助成制度
- 就職に関するサポート体制が充実
- 本土より安いのが魅力!那覇市の賃貸物件
- 毎日がリゾート気分!那覇市の楽しみ方いろいろ
- オン・オフの切り替えがしやすいのが魅力
- 沖縄の市場を巡り、ウチナーンチュの優しさに触れる
- 沖縄で唯一の鉄道、ゆいレールでショートトリップ
- リゾートと都会の便利さを併せもつ那覇市で移住ライフを満喫!
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那覇市は沖縄県の県庁所在地で、沖縄で最も大きく都会的な街です。世界遺産首里城をはじめ観光スポットも多く、年中温暖な気候から移住者にとって住みやすいのが魅力。
那覇空港は、全国各地の主要都市と結ばれ、LCCの就航も多く便利なほか、那覇市は沖縄県の中でも、本土との行き来が一番しやすいところに位置しています。
明るくおおらかな県民性のウチナーンチュ(沖縄人)が温かく迎え入れてくれる那覇市は、観光客だけではなく移住者にも人気です。
そんな那覇市の住みやすさの理由や、移住支援策、住居事情など、那覇市に移住を考える上で把握しておきたいポイントについて紹介します。
文/斎 信夫
那覇市ってどんな街?
那覇市は、 人口約32万人を有する沖縄の政治・
経済・文化の中心地で、 都会的な雰囲気に満ちあふれています。沖縄で唯一の鉄道ゆいレールが走り、バス路線も充実。沖縄は車社会ですが、那覇市に限っては車がなくても困りません。
特徴は、きれいな空気と年中温暖な気候。美しい海が望めるビーチにもすぐに行けて、都会でありながら気軽にリゾート気分に浸れることも魅力です。
「テレワークになったら住んでみたい街ランキング調査( AlbaLink調査、2021年 )」では、那覇市が第1位。観光地というだけではなく、仕事をする場所としての人気の高さもうかがえます。
では、那覇市の魅力を、移住者目線で具体的に見ていきましょう!
那覇市の住みやすさの理由は?
那覇市は観光地としては文句なしのリゾート地ですが、実際の暮らしやすさはどうなのでしょうか。具体的に見ていきましょう。
年中温暖な気候で生活に便利な施設が充実
那覇市の 年間平均気温は23℃前後で、南国ならではの温暖な気候。真夏は連日30℃を超えますが、意外にも35℃を超えることは滅多になく、東京の方が気温の高い日も。真冬は最低気温が15℃前後と10℃を切ることはあまりなく、寒さが苦手の方にもおすすめです 。
那覇市内には沖縄で唯一の百貨店「デパートリウボウ」「那覇オーパ」「サンエー那覇メインプレイス」といった大型商業施設があり、「ユニオン」という地元資本のスーパーは24時間営業なので便利です。
図書館、ホールなどの文化施設や 大型病院も多く 医療体制も万全。2025年には 新那覇市立病院(仮称)も完成します。
地域みんなで子どもを育てるゆいまーる精神
沖縄には「ゆいまーる」という言葉があります。「ゆい」は、協働を意味する「結」、「まーる」は順番を意味する「回る」。つまり、「相互扶助」をみんなで順番にということ。沖縄の助け合い精神を表すもので、その精神がウチナーンチュには息づいています。
子育てに関しても、地域の人みんなで助け合いながら行うという気持ちが強く、子育て支援のための施設が充実。那覇市内には、子育て相談、育児講座などを実施する「地域子育て支援センター」、仕事が休めないときなどに援助をお願いできる「那覇市ファミリーサポートセンター」、「ら・ら・ら・ステーション」などがあります。
また、市内10箇所の児童館などに子育てアドバイザーが常駐と、安心して子育てできる環境が整っています。
那覇空港発着の航空便が充実!東京への出張も楽に
「東京都民が移住・二拠点居住したいエリアランキング調査(リクルート住まいカンパニー、2021年)」では、那覇市が「移住したいエリア」で8位、「二拠点居住したいエリア」で5位にランクイン。
都会生活に慣れた方にとっては、移住先でも都会の便利さを重視する傾向にあります。また、新しい生活スタイルである「二拠点居住」したいところとして那覇市が人気な理由としては、そのアクセスの良さもあるでしょう。
那覇空港は、多くの主要都市と結ばれ、東京、成田へも直行便で3時間前後のため、仕事で急に東京出張が決まった!といった際もひとっ飛び。寒い冬だけ那覇市に拠点を移しての生活というのもいいですね。
那覇市の移住支援制度は?住居事情もチェック!
元々移住先として人気の沖縄県は、一部の離島を除き移住者向けの支援制度が用意されていない自治体が多く、那覇市も特別な支援制度はありません。しかし、県民向けの子育て支援制度や施設はとても充実しています。
子育てしやすい環境と嬉しい医療費助成制度
・ こども医療費助成制度
子どもの保健の向上と健やかな育成に寄与することを目的に、保護者が支払った医療費の一部を那覇市が助成する制度です。特に未就学児は、通院・入院の窓口無料化が図られています。
・ 子育て世代包括支援センター「ら・ら・ら・ステーション」
妊娠期から就学前までの子育てを応援する施設です。専門の母子保健コーディネーターらが、子育てに関するあらゆる相談に対応してくれます。慣れない移住先での子育てを全面的にサポート。
このほかにも、さまざまな子育て支援のサービスがあります。 那覇市のホームページ でチェックしてみてくださいね。
就職に関するサポート体制が充実
・ グッジョブセンターおきなわ
完全失業率が本土に比べると比較的高い沖縄県では、官民挙げての就職に関するサポート体制が充実。 「グッジョブセンターおきなわ」では、沖縄県や労働者団体、経営者団体などが一体となって就職を支援してくれます。
・ UIターン事業ナビサイト りっか沖縄
県民だけではなく、Iターンを目指す移住者にも就職情報を提供するのが「りっか沖縄」。希望職種を登録しておくと、それに合った沖縄の企業とマッチングしてくれるので、試しに登録してみてはいかがでしょう。
・ なはし創業・就職サポートセンター
那覇市での起業、創業を支援する施設です。育った地の料理を沖縄の人に食べてもらいたい!海が好きなのでダイビングショップを経営したい!などといった相談にも応えてくれますよ。
本土より安いのが魅力!那覇市の賃貸物件
移住者にとってなにより嬉しいのは、沖縄は賃貸マンションの家賃が本土より安いということ。特に東京と比べると驚きの安さです。
2022年(令和4年)3月現在の那覇市の家賃相場は、1DK 5.14万円、1LDK 6.57万円、2LDKでも8.44万円。(ホームメイト掲載物件より算出)。
ただし、分譲マンションとなると、ここ数年は価格の上昇が続き、本土の地方都市とあまり変わりません。那覇市中心部の新築タワーマンションなどは東京とそう変わらない価格です。2022年(令和4年)3月現在の中古の相場は、80平米で約3500万円といったところ。(HOME4U掲載物件より算出)
毎日がリゾート気分!那覇市の楽しみ方いろいろ
那覇市の魅力は、国内有数のリゾート地沖縄に位置することから、リゾート気分が満喫できることです。独特の沖縄グルメや琉球文化、そしてきれいな海。これらが移住ライフをより豊かなものにしてくれます。最後にそんな沖縄・那覇市の楽しみ方をご紹介します。
オン・オフの切り替えがしやすいのが魅力
すぐ近くに海やリゾート施設があることから、仕事モードと遊びモードの切り替えがしやすいのが魅力。仕事に疲れた時は、波の上ビーチできれいな海を眺めながらのんびりと過ごせます。より海がきれいな糸満市、南城市へも車で30〜40分でアクセス可能!心も身体もリフレッシュできますよ。
また那覇市内には、シティーホテルが数多くあります。県民限定の割引制度を使い、お得な料金で宿泊することも可能。週末は旅行者気分でホテルに泊まり、プールで楽しむのもいいですね。那覇市移住者の特権です。
沖縄の市場を巡り、ウチナーンチュの優しさに触れる
那覇市内には、昔ながらの市場がいくつかあります。沖縄のあらゆる食材が揃う「那覇市第一牧志公設市場(※)」は観光客にも人気です。「栄町市場」は夜になると飲み屋街にガラリと変わりディープな雰囲気に。手軽に沖縄グルメを楽しむなら2つの市場の中間あたりにある「国際通り屋台村」がおすすめです。
沖縄の言葉で「マチグヮー」と呼ばれるそんな市場を、はしごしてみるのも面白いでしょう。一度会ったら皆兄弟という意味の「イチャリバチョーデー」という言葉があるように、沖縄の人、ウチナーンチュはとても人懐っこく、旅行者でも移住者でも優しく接してくれます。
地元の人とおしゃべりすると、仕事にプラスになりそうな情報や新たなビジネスのヒントをもらえるかもしれませんよ。
※現在建替え中につき、2023年4月頃までは仮設店舗にて営業。
沖縄で唯一の鉄道、ゆいレールでショートトリップ
沖縄は、車がないと生活できないと思っていませんか? そんなことはありません。那覇市に限っては車がなくても大丈夫。那覇空港から隣接の浦添市まで、沖縄都市モノレール「ゆいレール」が走っています。
奥武山公園駅を降りればスポーツ施設が充実の大きな公園があり、美栄橋駅近くには離島への玄関口泊ふ頭が。市場巡りなら牧志駅、安里駅が便利です。おもろまち駅には免税店の「Tギャラリア」が。首里駅周辺は坂道が多く町歩きも面白いところ。
普段使いにも便利なゆいレールですが、休日は沿線を巡るショートトリップもおすすめ。観光客気分で楽しみましょう。
リゾートと都会の便利さを併せもつ那覇市で移住ライフを満喫!
沖縄、那覇市への移住ライフ、イメージできたでしょうか?
少し足を延ばせばリゾートを感じられる場所に位置し、併せて便利な都会生活を送ることができる那覇市。自然に囲まれて生活したいけど、都会の便利さも捨てがたい!という方にまさにうってつけの移住先です。
子育て施設や育児支援も充実し、ウチナーンチュの優しさに触れながら子育てできるのも魅力。就職サポートも充実し、起業しやすい環境も整っています。
そして、オフタイムにはきれいな海とゆる〜い空気が仕事の疲れを癒やしてくれます。那覇市には、ほかでは得られない魅力がいっぱい! ぜひ那覇市での移住ライフを満喫してみてくださいね!