
常陸太田市が地域おこし協力隊を募集 農業・林業・畜産で地域の担い手へ梨・林業・繁殖牛の3分野で、地域に根ざす新しい働き方を募集
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茨城県常陸太田市で、令和8年度の「地域おこし協力隊」の募集が始まっています。
今回募集されているのは、農業(梨)、林業、畜産(繁殖牛)の3分野です。いずれも地域の基幹産業に関わる仕事で、ただ働くだけではなく、将来の担い手として地域に根づいていくことが期待されています。
地方移住を考えるとき、「どこで暮らすか」だけでなく「どんな仕事を軸に生活をつくるか」は大きなポイントになります。常陸太田市の今回の募集は、仕事と地域との関わりを同時に築いていきたい人にとって、現実的な選択肢のひとつになりそうです。
常陸太田市が募集する3つのミッション
募集人数は、農業(梨)の担い手1人、林業の担い手1人、畜産(繁殖牛)の担い手1人の計3人です。
それぞれ研修先が設定されており、活動期間中は現場で実務を学びながら、将来的な定着や独立、事業承継を見据えて経験を積んでいく形になります。
応募期限は令和8年5月7日(木)。応募方法は電子メール、郵送、持参のいずれかです。電子メールで提出する場合は、事前に公式ページの注意事項を確認しておくと安心です。
梨づくりを学び、将来の独立就農を目指す農業ミッション
農業分野では、JA常陸 常陸太田梨部会を研修先として、梨の担い手を1人募集しています。
常陸太田市は「幸水」「豊水」「恵水」などで知られる梨の産地です。一方で、市内の梨農家では高齢化が進んでおり、産地を支える次世代の担い手確保が課題になっています。
このミッションでは、任期中に梨の栽培管理技術を学ぶだけでなく、地域の暮らしや人とのつながりも含めて経験を重ね、将来的には独立就農を目指していきます。果樹農業は農地の確保や棚の整備、苗木・農機具の購入など初期準備も多いため、任期中から生産者や行政と相談しながら資金計画を考えていく点も特徴です。
農業で地域に根を下ろしたい人にとっては、技術と生活基盤の両方を見据えながら進められる募集といえます。
森林資源の豊かなまちで技術を身につける林業ミッション
林業分野では、常陸太田市森林組合を研修先として1人を募集しています。
常陸太田市は林野率76.1%、私有人工林面積8,761haという、豊かな森林資源に恵まれた地域です。市では森林環境譲与税も活用しながら、森林整備や木材利用の促進、担い手支援に取り組んでいます。
活動では、森林整備などの実務を通じて必要な技術を身につけ、将来的には市の林業を担う存在になることが期待されています。自然の中で体を動かす仕事に関心がある人や、地域資源を守り育てる仕事に就きたい人にとって、実践的な経験を積みやすい内容です。
移住後の仕事として林業を考えたとき、未経験からどう入るかが不安になりがちですが、研修先が明確な募集は一歩を踏み出しやすい材料になります。
事業承継も視野に入れた畜産ミッション
畜産分野では、株式会社ファーム赤土を研修先として、繁殖牛の担い手を1人募集しています。
常陸太田市の北部地域では畜産業が行われており、茨城県の銘柄牛「常陸牛」を支える生産基盤のひとつになっています。市内には繁殖雌牛を飼養し、子牛を生産する農家が21軒ありますが、こちらも後継者不足が課題です。
畜産は畜舎や機械、土地など設備投資の負担が大きく、新規参入のハードルが高い分野です。その一方で、後継者がいないために廃業を考える農家もあり、第三者による事業承継が重要になっています。
このミッションでは、繁殖牛の飼養管理技術を学びながら、地域との関係づくりを進め、将来的には地域の畜産を支える担い手になることが期待されています。畜産に関心はあるが、いきなり独立は難しいと感じている人にとっては、現場から段階的に学べる機会になりそうです。
応募前に現地を見たい人は、事前見学やオンライン相談も可能
今回の募集では、各ミッションについて理解を深めるための事前見学会が随時実施されています。
「いきなり応募するのは不安」「実際の現場や地域の雰囲気を知ってから考えたい」という人にとって、見学の機会があるのは大きな安心材料です。オンライン相談にも対応しているため、まずは話を聞いてみたいという段階でも相談しやすくなっています。
見学先は、農業(梨)がJA常陸 常陸太田梨部会、林業が常陸太田市森林組合、畜産(繁殖牛)が株式会社ファーム赤土です。
常陸太田市での挑戦は、仕事選びと暮らし選びをつなげる一歩に
地域おこし協力隊の募集は全国各地にありますが、今回の常陸太田市のように、農業・林業・畜産という地域の基幹産業にしっかり結びついた募集は、移住後の暮らしを具体的に描きやすいのが魅力です。
単に「地方で暮らしてみたい」という思いだけでは、移住後の生活は長続きしにくいこともあります。その点、常陸太田市の募集は、地域に必要とされる仕事に関わりながら、自分自身の将来設計も考えられる内容になっています。
地方で新しい働き方を探している人、地域産業の現場で手に職をつけたい人、将来的に独立や事業承継も視野に入れたい人は、まずは公式ページを確認し、見学や相談から始めてみてはいかがでしょうか。
応募はこちらから(公式HP)
https://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/jozuru-life/news/page010957.html
お問い合わせ先募集に関すること:常陸太田市企画部少子化・人口減少対策課
TEL:0294-72-3111(内線346)
MAIL:kikaku3@city.hitachiota.lg.jp
農業(梨)の担い手に関すること:常陸太田市農政部販売流通対策課
TEL:0294-72-3111(内線661)
MAIL:sss@city.hitachiota.lg.jp
林業の担い手に関すること:常陸太田市農政部農政課林政係
TEL:0294-72-3111(内線617)
MAIL:nosei3@city.hitachiota.lg.jp
畜産(繁殖牛)の担い手に関すること:常陸太田市農政部農政課農業振興係
TEL:0294-72-3111(内線615)
MAIL:nosei1@city.hitachiota.lg.jp





