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兵庫県養父市が「近畿住みたい田舎」ランキング1位に選ばれる理由とは?養父市の魅力や住みやすさを紹介します!

養父市(やぶし)は兵庫県北部但馬地域の中央に位置します。2019 年版「住みたい田舎」ベストランキングでは、近畿エリア総合第1位(小さなまちランキング全国第6位)にランクインしました。

雄大で美しい自然に囲まれた住みよい街です。養父市の魅力は豊かな自然はもちろんですが、県内トップクラスの支援制度にあります。

そんな移住者に大人気の養父市の魅力や住みやすさを紹介します!


文/柄澤亮汰

養父市ってどんな街?

養父市の人口は24,288人、面積は422.78k㎡で、兵庫県の5.0%、但馬地域の19.8%を占めています。

養父市は神戸から車で2時間以内、大阪からも約2時間の距離です。気候は日本海側特有の多雨多湿で、冬季は大陸からの季節風が強く積雪も多い地域ですが、四季の移ろいを感じながら田舎暮らしを満喫できます。

市内各所でお祭りや花火大会など多数の伝統行事が1年を通して行われることも魅力の一つ。

冬はウィンタースポーツが特に盛んで、関西屈指の4つのスキー場を有し、シーズンになると県内外から多くのスキーヤーが訪れます。


 養父市の住みやすさの理由は?



養父市ではいくつもの教育支援制度があるほか、就労サポートも充実しているため、ファミリーも単身者も暮らしやすいことが特徴です。

ここでは暮らしに役立つ具体的な制度についてご紹介します。


 生まれてから大学まで!養父市の教育支援

養父市は子どもの成長に応じて一貫した支援を行っています。その支援体制は兵庫県内でもトップクラスの充実度。

医療費以外にも、給食費の負担軽減や通学費の補助、大学等に進学する若者への支援など安心して子育てができる環境が整っています。


 ①小学校

・給食費負担軽減事業(小学生および中学生の子どものいる家庭の第2子以降の給食費が半額)

・インフルエンザ予防接種費用助成事業(13歳未満の子どもを対象に1回当たり2,000円を助成)

・学童保育事業(全小学校区に学童クラブを設置)


②中学校

・遠距離通学児童・生徒通学費補助事業(バス代、自転車通学費などを補助)

・高校生通学費補助金交付事業(定期乗車券購入費用の一部を補助)

・こども医療費助成事業(0歳から中学3年生までの医療費を全額助成)


③高等学校

・但馬農業高校下宿支援事業(通学が困難で市内に下宿する場合下宿の費用の一部を補助)

・若者未来応援奨学金事業(大学等に進学する者に対し、1か月当たり50,000円の奨学金を貸与。貸与期間終了後にUターンした場合、条件を満たせば奨学金の返済を猶予・免除。要件等あり。)

・若者キャリアアップ支援金事業(通信大学等の入学金、年間授業料の合計額の2分の1の支援金を給付する。要件等あり。※上限10万円)


子どもへの支援が充実しており、安心して子育てをしたり子ども自身が学業に励める環境が整っています。


起業も農業も安心して始められる!養父市の就労サポート体制

移住を考える際に、「住みたいけど仕事があるのか不安」と感じている方も多いはず。働くといっても、会社に就職したり、農業を始めたり、自分で起業したりなどさまざまです。

養父市では、起業を考えている人や新たに農業を始めたい人にさまざまな支援制度を設けています。


①起業者支援制度

  • 起業者支援補助制度(上限50万円)
  • 企業支援センター(起業に係る相談受付、各種申請手続などを支援)
  • ふるさと起業支援事業(最大200万円支援)


②就農・就職支援制度

  • 青年就農給付金(県が認める研修期間や農業者のもとで研修を受ける方の所得を確保するための給付金を年間150 万円を最長2年間給付)
  • 青年就農給付金(経営が不安定な就農直後の所得を確保するための給付金年間150万円を最長5年間給付)
  • 事業資金の借り入れに要する利子補給金


家探しも安心!入居奨励金ほか、手厚い補助金あり

移住するには、まず家探しが必要です。

憧れの古民家に住みたい!手ごろな賃貸住宅に住みたい!理想のマイホームを新築したい!そんな移住希望者のライフスタイルに応じたさまざまな住宅支援制度を用意して、あなたの田舎暮らしを応援しています。


①古民家などを利用したい

【やぶの空き家活用支援事業】

空き家を購入または賃借し、水回りの改修や雨漏り補修等の空き家の機能回復および設備改善のための工事を行う場合、対象経費の2分の1(上限150万円)を補助します。


【空き家情報登録制度「空き家バンク」】

市内の空き家を利用(賃貸または購入)したい方に対し、空き家バンクに登録された物件の情報提供を行います。


【やぶ暮らし住宅支援制度】

空き家購入奨励金(延床面積が75平方メートル以上で、300万円(土地の取得費用を含む)以上の費用を要して空き家を購入した場合、空き家購入奨励金(上限30万円)を交付します。


②家を借りたい

【民間賃貸住宅入居奨励金】

賃借料の月額が40,000円以上の民間賃貸住宅等に入居した場合、月額10,000円を上限に最大24か月間、奨励金を交付します。


【市営住宅への入居】

市内には、市営住宅29棟383戸が整備され、空き住戸が生じた場合、随時入居者を募集しています。また、若者向けにリノベーションした市営住宅も整備しており、夫婦(婚姻予定者を含む)の年齢の合計が70以下の場合、入居する資格があります。


③家を建てたい

【やぶ暮らし住宅支援制度 新築奨励金】

延床面積が75平方メートル以上の専用住宅を新築した場合、新築奨励金(上限40万円)を交付します。


このようにライフスタイルに合った住居の選択とサポート体制が整っています。

また、UIターン者世帯には各種奨励金にプラスして最大30万円の加算があるなど移住者には嬉しい内容が満載です。

年齢要件等があるため、気になる支援制度は自治体のHPを確認してみてください。


養父市の移住支援制度をチェック

 さらに、他の自治体から養父市へ移住する際に役立つ制度も用意されています。


すぐに農業を始められる!空き家とセットで農地購入

近年、田舎の空き家に移住・定住を希望する人の中には、家庭菜園ができる程度に農業を始めたいという方が増えています。 

これまで、新たに就農する場合には10アール以上の農地の取得が必要でしたが、養父市では空き家に付属する農地をセットで購入する場合に限り、1アールから可能とし農地を取得しやすい環境を整備。田舎に移り住み家庭菜園を育てながら農業を始めてみるのもよいでしょう。

市内にある農産物直売所で生産した農産物を販売することも可能。使い方次第でいつでも農のある暮らしが始められますよ。


暮らし、仕事、子育てなんでも相談できるサポートセンター

養父市への移住を検討・興味がある人に、仕事、住まい、暮らしなどの相談や問い合わせに対応する活動をしています。

センターでは、子育て相談や子育て広場、日曜日等の学童一時預かり事業を行っているほか、起業・創業を志す方の交流スペースもあります。

また、体験・交流イベントや講習会も定期的に開催。いきなりではなく、何度か移住候補地に足を運び、地域の人に出会うこともできます。先に移住や就農したOB宅や農場を訪問したり、体験談を聞くことも可能。 現在、5組の移住者が倶楽部に所属し、移住検討者へ向けた情報発信を行っています。

養父市に興味があるけれど少しハードルが高い!という方は、一度交流イベントなどに参加してみてはいかがでしょうか?


子育て世代に嬉しい幼児教育・保育の無料化

養父市では、認定こども園・保育所にかかる費用を無料化して子育て世帯を応援しています。また、令和3年4月から、すでに保育料が無償化されている3歳児から5歳児に加え、0歳児から2歳児の保育料も無償化になりました。

特別な手続きは必要なく、サポートを受けられます。


【対象となる費用】

保育料、給食費、送迎バス負担金、延長保育料、預かり保育利用料(「新たな保育の必要性」に該当する1号認定児のみ対象)。

市内の認定こども園・保育所の数は全部で12園(認定こども園11、保育所1カ所)あり、もちろん待機児童はゼロ。こどもたちがのびのびと育つ環境が整っています。


住むだけでなく、養父市ライフを楽しもう!

養父市では、暮らしに役立つ支援制度だけでなく、暮らしを彩る要素もたくさんあります。

ここでは、養父市の暮らしをさらに充実させられるポイントをご紹介します。


雄大な自然を満喫しよう!

【ハチ高原】

一年中アウトドアを楽しめる魅力の高原リゾート。

鉢伏山の中腹に広がる標高800〜900mの高原リゾート・ハチ高原は、西日本有数のアウトドアエリアです。

登山、ハイキングやパラグライダー、冬はスキー、スノーボードなど、1年を通じてさまざまなスポーツが楽しめます。


ハチ高原

https://www.yabu-kankou.jp/sightseeing/hachi-kogenハチ高原 | やぶ市観光協会


養父市が誇るブランド牛 但馬牛

【平山牛舗】

日本三大和牛(神戸牛、松坂牛、近江牛)の中でも、一番厳しい審査基準をクリアした但馬牛が、神戸牛を名乗ることができます。

2009年アメリカのメディアにも海外メディアにも世界で最も高価な9種類の食べ物として取り上げられました。

世界で認められる但馬牛のお肉取扱高は、但馬で“地域No.1”です。


平山牛舗

https://tajimagyu.jp/


季節の祭り、伝統の祭りを楽しもう!

養父市では1年を通してイベント・季節の祭り・伝統の祭りが開催されています。

特に4月に行われる「お走り祭り」は但馬に春を告げる奇祭として約1800年の伝統があり、国の無形文化財に指定されています。


イベントカレンダー

https://www.yabu-kankou.jp/event


住みやすく日常も楽しめる養父市で移住ライフを楽しもう!

養父市は市民を大切にしており、こどもから大人まで安心して暮らす支援制度が整っています。

移住支援も充実しているため、住まいや仕事もライフスタイルに合った選択をすることができます。

のびのびとした自然環境の中で、あなたに合った田舎暮らしを始めてみませんか。


養父市 基本情報

https://tabisumu.jp/municipality/HYOGO/yabu


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